2025年10月12日日曜日

創立25周年記念フォトクラブ写遊写真展とトークショー

 10/11には茨城県の守谷で行われた「創立25周年記念フォトクラブ写遊写真展」と特別企画のトークショー「知られざる写真家の世界〜竹内敏信の弟子たちが語る〜」に参加してきました。守谷市 市民交流プラザ・市民ギャラリーで行われ、つくばエクスプレスで守谷まで行き、関東鉄道常総線で北西にひと駅行った新守谷駅から25分程寒い雨の中歩きました。
写遊は25年続くクラブだけに風景写真ではレベルの高いクラブで、今回は「思い出の一枚」、「橋」を第一、第二テーマにして58点が展示されており、力のこもった作品でひとつひとつじっくり観させてもらいました。
トークショーでは、前半は、22年に亡くなられた風景写真家竹内敏信の写真歴を、主に日本写真芸術専門学校の竹内ゼミで勉強したり、撮影助手をされたお弟子さん5名(40歳代のように見えました)がたどるという企画でした。師匠である竹内敏信の撮影逸話の紹介(注)や代表作についての解説がありました。後半ではいまは中堅写真家として活躍中のお弟子さん達が自分の追求するテーマへの拘りとご自身の作品の紹介がありました。
竹内敏信については私は名前を聞いたことがある程度でしたが、今回のトークショーを通じて、お弟子さんたちが師匠から身近に指導を受けた様子がうかがえ、また多くの作品をみて、骨太な風景写真の大家として、日本人流の風景写真の捉え方を再認識した次第です。
フォトクラブ写遊は、竹内敏信のお弟子さん(酒井梨恵さん)が二代目の指導講師を務められていることから、今回の企画はいわば「竹内敏信の弟子のトークショーと孫弟子の写真展」のようなところで、参加者の作風が共通していることを感じました。トークショーの種清先生と上記の酒井さんは私の属する写真クラブの先生でもあり、今回この企画を教えていただきました。ある意味では、我々の写真クラブも竹内敏信の作風の影響を間接的ながら受けているのかもしれません。残念ながら、私はこれまで明確に意識するレベルではありませんが。
また、竹内敏信はテーマを持ち続けることを尊重されたそうで、お弟子さんたちも「モンゴル」、「金魚」、「ベルリンや北ドイツの風景や歴史的建造物」、「城下町・戦跡」、信州飯田遠山郷や屋久島の「山岳風景」、「街角」などをテーマを追求されており良い作品を撮られていました。
この日はやや遠い散歩でしたが、沢山の写真を観ることができ大いに参考になりました。
この日は、10,800歩コースでした。


写真展とトークショーの会場

会場で配布された代表的な写真集
「天地(あめつち)」の紹介パンフ
レットから

同上その2

トークショーのチラシから

トークショーの準備中

配布された「写遊写真展作品図録」。
第二テーマ「橋」の作品から

守谷市 市民交流プラザの会場入口

(注)写真家・竹内敏信について
1.経歴
  - 愛知県庁勤務(砂防課など土木部門)を経て、1970年代に写真家へ転身
  - 2010年〜2022年:日本写真芸術専門学校 校長
  - 2022年東京都内で死去(享年78)
2. 写風(作風)
  - 初期は報道・ドキュメンタリー写真:
   ・伊勢湾の環境汚染を告発する「汚染海域」など、社会問題に切り込む作品を発表
  - 風景写真への転向
   ・1979年頃から「日本人の原風景」をテーマに、自然美を追求する風景写真にシフト
   ・ 特に「桜」は彼の代表的な被写体で、日本人の心を写す象徴として撮り続けた
  - 機材へのこだわり:
     ・当時は風景写真に不向きとされた35mm一眼レフを駆使し、機動力と感性を活かした撮影スタイルを確立
     ・後年は中判・大判カメラも使用し、表現の幅を広げた
3.主な業績・受賞歴
‐写真集『天地(あめつち) 2004年、日本写真協会賞年度賞を受賞
  - 写真展多数開催:
      ・「汚染海域」(1972年)、「花祭」(1984年)、「櫻」シリーズ(1991年以降)など
      ・ ヨーロッパやタスマニアなど海外取材も積極的に行い、国際的な展示も実施
   - 教育・後進育成:
      ・写真教室や講演活動を通じて、アマチュアからプロまで幅広く指導
      ・竹内敏信記念財団を設立し、作品保存と写真文化の継承に尽力
   - 主な著書・写真集
    『天地聲聞』『櫻』『欧羅巴』『熊野古道』『富士山』『日本の滝1000』など多数

竹内敏信は、風景写真を通じて「日本人の自然観」や「心の原風景」を表現し続けた写真界の巨匠です。その作品は、ただ美しいだけでなく、深い精神性と文化的背景を感じさせるものばかりです。  (関連HPから引用・編集)

0 件のコメント:

コメントを投稿

早春の取り合わせ風景―梅と菜の花のコラボー

 1/31には平塚の花菜ガーデンに久々に出かけました。この時期話題になる菜の花と梅の取り合わせをここで一見したいと思っての散歩コースの選択でした。菜の花と桜は同時期に咲くことが多いですが、梅と一緒に観るのは関東ではそう多くはありません。 結果的には正解で、白梅も菜の花も咲き始めた...