10/11には茨城県の守谷で行われた「創立25周年記念フォトクラブ写遊写真展」と特別企画として行われたトークショー「知られざる写真家の世界〜竹内敏信の弟子たちが語る〜」に参加してきました。守谷市 市民交流プラザ・ギャラリーで行われ、つくばエクスプレスで守谷まで行き、関東鉄道常総線で北西にひと駅行った新守谷駅から25分程寒い雨の中歩きました。
写遊は25年続くクラブだけに風景写真ではレベルの高いクラブで、「思い出の一枚」、「橋」を第一、第二テーマにして58点が展示され、力のこもった作品でひとつひとつじっくり観させてらいました。
トークショーでは、前半は、22年に亡くなられた風景写真家竹内敏信の写真歴を、主に日本写真芸術専門学校 で竹内ゼミで勉強したり、助手をされたお弟子さん5名(40歳代のように見えました)がたどるという企画でした。師匠である竹内敏信の撮影実話の紹介(注)や代表作についての解説がありました。後半はいまは中堅写真家として活躍中のお弟子さん達が自分の追求するテーマへの拘りと作品についての紹介がありました。
竹内敏信については名前を聞いたことがある程度でしたが、お弟子さんたちから身近に指導を受けた様子がうかがえ、多くの作品をみて、骨太な風景写真の大家として、日本人流の風景写真の捉え方を再認識した次第です。
フォトクラブ写遊は、竹内敏信のお弟子さん(酒井梨恵さん)が指導講師を務められていることから、いわば「竹内敏信の弟子、孫弟子の写真展」のようなところで、作風が共通していることを感じました。トークショーの種清先生と上記の酒井さんは私の属する写真クラブの先生でもあり、今回この企画を教えていただきました。ある意味では、我々の写真クラブも竹内敏信の作風の影響を間接的ながら受けているかもしれません。
また、竹内敏信はテーマを持ち続けることを尊重されたそうで、お弟子さんたちも「モンゴル」、「金魚」、「ベルリンや北ドイツの風景や歴史的建造物」、「城下町・戦跡」、信州飯田遠山郷や屋久島の「山岳風景」、「街角」などをテーマを追求されており良い作品を撮られていました。
この日はやや遠い散歩でしたが、沢山の写真を観ることができ大いに参考になりました。
この日は、10,800歩コースでした。
守谷市 市民交流プラザの会場入口
・ 特に「桜」は彼の代表的な被写体で、日本人の心を写す象徴として撮り続けた
竹内敏信は、風景写真を通じて「日本人の自然観」や「心の原風景」を表現し続けた写真界の巨匠です。その作品は、ただ美しいだけでなく、深い精神性と文化的背景を感じさせるものばかりです。 (関連HPから引用・編集)
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