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2026年5月31日日曜日

道端の紫陽花と最後の定時総会

 5/29には、関わるドローンのユーザ団体の定時総会が中央区の銀座ブロッサムであり参加してきました。新富町駅から歩いて3分程の区役所の前にあります。
会場に向う途中の街路樹の根元に植えられた紫陽花が丁度見頃でした。菖蒲園の菖蒲はよく手入れされ正装の姿という感じはしますが、路肩のそれは日々の厳しい世相にもまれた普段着の、ごく普通の本来の姿のように見えます。
この総会では、フォーマルな報告と決議の後に、その時にトピカルな 話題の講演会が数件行われるのが恒例です。
今年は水中ドローンと水上ドローンのメーカからの機体開発と運用実績の発表と災害を想定した過酷環境でのドローン飛行の国際コンペの実施報告(HEDC:Harsh Environment Drone Challenge)などが行われました。一般には、ドローンは地上150m以下の上空を飛ぶ飛行体と認識されていますが、これからは、マンホール、洞道や水道管などの地下埋設物の壁面の点検・監視、岸壁や船底の付着物の撤去と点検といった水中と、島嶼国である日本の離島への物資輸送などの水上輸送の業務にドローンが使われ、これまでの人手作業からロボットを使った自動作業に移行しようとしています。また、災害対策として深刻な被害を受けた場合を想定して被害状況の把握、救助、物資輸送などのために福島県の浪江町に大規模な飛行実験場が建設され(F-REI(福島国際研究教育機構)の福島ロボットテストフィールド(RTF)です)、HEDCはそこで行なわれています。
私がこの団体の創設からボランティアで関わり始めて14年になります。任意の業界団体から4年たって一般社団法人になり、団体名称も3回の改称を経てきました。当初からはドローン業界もまた業界を取り巻く環境も大きく変遷し(総会資料では会員数が発足時の46法人が昨年度末には256団体になっていました)、成長してきました。当時は夢中でしたが、今から振り返ると、いわば日本のドローン業界が草創期のもがきの時期にあった、その一端を垣間見たようにも思えます(最初は「ドローン」は一般的ではなく「小型無人航空機」、「UAV」(Unmanned Air Vehicle)、「RPAS」(Remotely Piloted Aircraft Systems) などと呼ばれていました)。
今回でこの団体の役員からは離れますが、微力ながらも長きに亘ってよい経験をさせてもらったと関係の方々に心から感謝するばかりです。まだなんとか元気なうちに退けてほっとしているところです。
この日は、総会、講演会の後に、懇親会そして近くの中華店での賑やかな二次会と、多くの会話が輻輳する有意義で、面白い、いつもながらの会でした。これからもこうあってほしいと思いました。
ここで、一句、

梅雨晴れ間肩の荷ひとつ風に置く
紫陽花や退任前に想いをり

この日は、7,800歩コースでした。最後まで盛り上がり、久々に帰りの横浜の地下鉄が終電のひとつ前になりヒヤヒヤしました。年甲斐もなく…と、家族からは厳しい目で見られています。


定期総会会場前の並木の下の紫陽花から。
丁度満開でした。





水中ドローンの装着した高圧洗浄機による
付着物除去(Full Depth社資料引用)
潜水夫の人手不足が事業機会とのこと(同上)

空と水中のドローンの比較(同上)

今年も総会会場の銀座ブロッサム(7階)。この
右手前には、この団体の東京事務所があります。
写真手前は三叉路の橋「三吉橋」です。三吉橋に
ついては1年前の2025年6月に前回のこの総会
出席時の様子を当ブログに下記のような記事を
アップしていました。ご参考まで。

新富町の三叉橋 「三吉橋」


2026年2月11日水曜日

産業用ドローンのイノベーションピッチ

2/10には、東京湾臨海地区で開催された「JDCイノベーションピッチ(注)」に参加してきました。ここ13年間かかわってきた日本ドローンコンソーシアム(JDC)主催の年一度の企画です。JR新橋駅でゆりかもめ線に乗り換えて東京テレポート駅から3分程の便利な場所で産総研臨海副都心センター別館の一室を借りての開催でした。参加者は60名ほどでした。
産業用ドローンの普及について、バッテリの高密度化、8時間超の滞空時間の長期化、空気より軽い超軽量素材、長距離ドローンエンジン、航空防除(農薬・肥料散布)、物流の普及策、ドローン用コネクタ開発、などが発表されました。
ピッチ後の懇親会では最高齢の参加者だったようで宴の中締めの役回りでした。最近こういうこともちょくちょくありそれぞれにそろそろそ引退を考える時期かと思っています。
この日は、少な目の6,200歩コースでした。

(注) ピッチ(pitch)について
ビジネスシーンで最近よく使われる「ピッチ」という言葉ですが、一言で言えば「相手を口説き落とし、短時間で行動(投資や契約)を促すためのプレゼン」を指します。
もともとは野球の「投げる(Pitch)」からきており、相手のミットに向けてアイデアをズバッと投げ込む、というニュアンスが含まれています。
ピッチの最大の特徴は、「短時間」で「相手にアクションを起こさせる」ことにあります。
・目的: 投資を受ける、契約を結ぶ、パートナーシップを得るなど。
・時間: 数十秒(エレベーターピッチ)から、長くても10分程度。
・内容: 「なぜ自分(自社)なのか」「どんな課題をどう解決するのか」「将来いくら稼げるのか」という、提案者の熱意とビジネスの可能性にフォーカスします。
(関連HPなどから引用・編集)


講演時間は10〜20分と速いペースで
進行します。
会場フロアからは南東側には東京ゲートブリッジ
(恐竜橋)が遠くに望めます。羽田空港が近いため
橋の「高さ」を低く抑える必要があり、一方で大型船
が通るため、橋脚の間隔を広く高く空ける必要が
ありました。その結果、 橋脚上に高く伸びる支柱が
必要な吊り橋にできず、この「トラス構造」の橋脚に
なったそうです。今更ながら当時の設計陣の
苦労がうかがえます。
別館外観画像
会場は産総研臨海副都心センター
別館12階でした。
開催チラシから

2025年8月27日水曜日

ドローン映画「ランド・オブ・バッド」から

 先日には、この夏に観ておきたいと思っていたドローンをテーマにした映画「ランド・オブ・バッド」を猛暑の中でしたが、横浜で観てきました。
この映画は、フィリピン沖の島に立てこもるテロリスト集団に拉致されたCIAエージェントの救出任務に、米軍特殊部隊デルタフォースの3人で編成されたチームが当たります。実在する戦闘ドローン「MQ-9リーパー」(注2)の支援を受けて、多くの抵抗と損害を受けながらもぎりぎり救出し脱出するという、半分リアルな戦争アクションでした。
知りたかったのは主人公の演じる「航空支援連絡官(JTAC:Joint Terminal Attack Controller/統合末端攻撃統制官)」の存在と役割です。この映画では、JTACは米空軍所属の下士官(軍曹)でしたが、米軍では空軍・海兵隊・海軍などがそれぞれ専門の訓練施設でJTACを養成しているとか。自衛隊からも要員を送り込んでいるそうです。
JTACは、「精密攻撃」の中で地上部隊とドローンによる近接航空支援をつなぐ重要な役割を担っていて、前線の眼であり、誤爆を防ぐ戦闘の声だそうです。映画でも、彼らの存在が戦術の要としてある作戦事例を通してリアルに描かれることに驚きました。(注1)
最近、ドローンをテーマにした映画が幾つか公開されています。ドローンにも興味のあるいち映画ファンとしては、これまでなんとかフォロウしてきています。思いつくところでは、以下があります。

・『ドローン・オブ・ウォー』。
戦場にいない兵士の遠隔操作による現代の戦争の倫理的ジレンマを描いた作品でした。
・『エンド・オブ・ステイツ』。群状に編隊飛行するドローンによる爆撃が物語の鍵を握るアクション映画。現実の戦争技術とのリンクも話題になりました。
・『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』。ドローン攻撃の是非を巡る軍事サスペンス。少女の命とテロリスト排除の間で揺れる決断が描かれていました。
『DRONE/ドローン』。連続殺人鬼の魂がドローンに乗り移るという異色ホラー映画でしたた。

進化するドローンは単なる無人航空機にとどまらず、地上前線のJTACとの連携(
戦場で航空機に対して「どこを、いつ、どう攻撃するか」を直接指示する近接航空支援とともに攻撃の最終的な許可と中止の判断をするクリアランスコールの役割ももちます)により、現場の人間の精密な判断力をもった”遠隔有人”航空機になろうとしているように思いました。ドローンの進化とともにドローン映画の進化も期待したいところです。
また、映画を通して、JTACとドローンの関係は、これからの人間と生成AIとの係わりを示しているようにも思いました。
この日は、映画と暑さもあって(言い訳ですが) 5,200歩コースでした。

(注1)映画「ランド・オブ・バッド」のあらすじ
舞台は、イスラム過激派の拠点となっている南アジア・スールー海の孤島。
米軍特殊部隊デルタフォースは、拉致されたCIAエージェントの救出任務に乗り出します。
その部隊に加わったのが、航空支援連絡官(JTAC)として初任務に臨むキニー軍曹(リアム・ヘムズワース)。
しかし、目的地到着直後に反政府ゲリラの襲撃を受け、部隊は壊滅寸前に。
孤立したキニーが頼れるのは、遠く離れた空軍基地からMQ-9リーパー無人機を操るベテラン操縦官(元空軍パイロット)、グリム大尉(ラッセル・クロウ)のみ。
通信とドローン映像を通じて、ふたりは「空の眼」で戦場を俯瞰しながら、脱出と任務遂行に挑みます。(映画.comから引用)

(注2)「MQ-9リーパー」の機能
中高度・長時間滞空型(MALE型)、固定翼形式の遠隔操縦形UCAV(Unmanned Combat Aerial Vehicle:無人戦闘航空機)。最大飛行高度は約 15,200メートル、通常の監視運用高度はおおよそ 6,000〜12,000メートル。これは地上からの視認や射程を避けつつ、センサ性能を活かせるバランスの取れた高度。昼夜、曇の有無を問わず高倍率ズームカメラにより中高度からでも人物や車両を識別できる。
 MQ-9にステルス性はなく、大型でプロペラ音もあるため中高度での運用を基本とし、地上からは肉眼で見えず、音も届きにくい空域で活動する。「隠密性」よりも「持続的な監視と精密攻撃能力」に重きを置いた設計となっている。20時間以上の滞空能力をもつ。操縦は空軍基地内の地上ステーションにて2名(操縦+センサ操作)で行われる。
「リーパー(Reaper)」は「刈り取る者(収穫者)」の意味から転じて「任務を完遂する者」「成果を収穫する者」の意味とともに、黒いローブをまとい大鎌を持った死の象徴としての「死神(Grim Reaper)」の意味も含まれるとされる。
日本では、2022年に鹿児島県の海上自衛隊鹿屋航空基地で米軍により運用されていたが、その後、沖縄・嘉手納基地へ移転し洋上監視任務などに活用。 今後の導入も計画されている。(関連HPから引用、編集) 

2025年7月29日火曜日

国際ドローン展2025

 7/23,24には、続く猛暑のなか有明地区にある東京ビッグサイトで開催中の第11回国際ドローン展(7/23~25)に参加してきました。関係する産業用ドローンの普及団体が共催しています。
この展示会は、「メンテナンス・レジリエンスTOKYO  2025」という綜合展の枠内に、プラントメンテナンスショー、インフラ検査・維持管理・更新展、非破壊評価総合展、建設防災・資材展、交通インフラ設備機器展など8つのインフラ保守系の専門展が合同で開催されます。
その中で、国際ドローン展はドローン(無人航空機)の産業利用に焦点をあてた国内最大級のB to Bの専門展示会です。開催履歴では11回目と比較的歴史が浅く、当初は、やや他の専門展との違いを感じることもありましたが、最近ではしっかりと馴染んできたようで、他の専門展でもドローンが展示されるケースが目立ち始めました。産業用ドローンも先行する農業に留まらず、建設、点検、測量、災害調査、海中探査、洞道・パイプ内監視など幅広い用途で各分野に浸透していることがうかがえます。
今年注目されるのは、昨今の地政学的なドローン規制の業界への影響、中国、韓国に加え、台湾企業の急激な存在感の拡大、グローバルなサプライチェーン再編、などを背景に、テザードローン(有線給電型)の用途拡大と24時間運用システム、垂直離着陸型飛行と高速の水平飛行を組み合わせたVTOL、エンジン駆動とバッテリ駆動のハイブリッド型ドローン、ドローンインアボックスによる無人化オペレーションなど、新技術の実装の加速、などがあり、各社色々と工夫しています。
また、7/24には、日本台湾ドローン産業連携ワークショップが行われました。夕方には台湾代表団の歓迎懇親会も企画され、会場近くの浅草 草津亭 有明店で久々に歓談できました。
7/23,24は、それぞれ9,800, 12,000歩コースでした。


先端開発を進める㈱Autonomyの展示ブース
から

HEDC(過酷環境ドローンチャレンジ)の
展示から。10月には福島浪江町のF-REIで
国際飛行コンペが行われます。

DJI社の車載無人オペレーションユニット

日本台湾ドローン産業連携ワークショップ

会場の東京ビッグサイト。ゆりかもめ線
東京ビッグサイト駅から。

2025年6月13日金曜日

新富町の三叉橋 「三吉橋」


 6/10には、関係する産業用ドローンのユーザ団体の定時総会が新富町の銀座ブロッサム中央会館であり、午後から雨天の中 出掛けました。
ここには団体の事務所も近くにあることから、これまで何度も通ってきましたが、中央区役所と銀座ブロッサムの間にある妙に幅広い陸橋「三吉橋」(みよし)に少々違和感は持っていたのですが、全体の形や造られた経過をあらためて見ることなく毎回通り過ぎてきました。
今回、たまたま、橋の袂に石碑があり、立ち止まってみたところ、三吉橋が、歴史のある、いわくつきの橋だったことを知りました。
もともと、ここには、江戸城築城期からの埋立地に開削された運河である築地川にかかる橋のひとつとして、築地と新富町を結ぶ「合引橋」(若い世代に人気の場所だったとか)が架かっていました。当時のこの川には築地への物流の船に加えて屋形舟も通う風流な場所だったようです。
しかし、関東大震災で一変し、震災の復興事業としてあらたに楓川・築地川連絡運河が開削され、これまで区役所前で折れ曲がったL字型の水路がT字型となったために新たに架けられたのが三吉橋だったとか。それも当時では珍しい三叉路のY字型の橋であったことを知らされました。(注) 地域の分断を回避するためとはいえ、T字型の水路に3つの一般的な橋を架けるより三叉橋が経済的だったのでしょうか。工事の難易度やコストは高まりそうですが、震災後の世相を盛り上げるためにあえて話題性を狙ったかもしれません。それは当たったようです。
その後、昭和37年(1962)に川は埋め立てられ首都高速が走り、当時の面影は想像するしかありませんが、この橋を通して、遅まきながら、江戸期からの風情や震災の頃の惨状をあらためて思い起こさせられました。
この日は、8,000歩コースでした。

(注)三吉橋について
三吉橋は、関東大震災の復興事業の一環として、昭和4年に架けられた橋です。震災前は「合引橋」が築地と新富町を結んでいましたが、復興の過程で新たな運河が開削され(築地川のL字型に屈曲した地点に、利便性のため隣の楓川と結ぶ水路(楓川・築地川連絡運河)が造られ、川がT字型の三叉の形となりました)、周辺地域の分断を避けるためにY字型の三叉橋として三吉橋が建設されました。当時、築地川が流れており、舟運が盛んでしたが、高度成長期に入ると川は埋め立てられ、昭和37年(1962)には首都高速道路が通る陸橋へと変わりました。現在の三吉橋は平成5年(1993)に改修され、架橋当時の鈴蘭燈を再現するなど、歴史を感じさせるデザインが施されています。
築地・銀座と新富町、八丁堀を結ぶこの橋には、震災復興の歴史や都市の変遷が刻まれています。形式は「三股型単純鋼板桁橋」とのこと。(「三吉橋」石碑等から引用・編集)


現在の三叉橋「三吉橋」。銀座ブロッサムから。
下を左右に走る首都高速。見えませんが右上端に
中央区役所があります。中央奥が新富町で、
手前先が八丁堀になります。(関連HPから引用)

現在の三吉橋陸橋。正面は中央区役所。
昭和4年(1929)の初代三吉橋。T字型の川の
上の架けられています。正面は当時の
中央区役所。右奥が銀座・築地、左手前が
新富町、右先が八丁堀です。手前下先が
連絡運河です。合引橋は左側の水路に架かって
いました。(京橋図書館所蔵写真を引用)

三吉橋の石碑から

三吉橋の在りし日を伝える石碑。
三島由紀夫も作品に書いているそうです。

2024年7月25日木曜日

東京ビッグサイトでの一日

 7/24には、猛暑の中、東京ビッグサイトの「国際ドローン展」(7/24〜26)の日本ドローンコンソーシアム(JDC)ブースの立会当番の一員として、久々に一日滞在してきました。JDCの活動には、発足以来ここ12年程係わってきています。
国際ドローン展の出展社は40社程で、コロナ禍後、ほぼその前の展示の活気に戻っているように感じました。内10社は大学・高専ブース枠で、今年から次代応援のために設定されました。
産業用ドローンの分野では、飛行距離、飛行時間、飛行速度(垂直離着陸・水平飛行ドローン(VTOL機)により高速化しています)、自律飛行制御のレベル(これまでの小脳機能レベルに大脳機能をも加えたレベルに移ろうとしています)、ペイロード拡張(ペイロードはドローンが運べる重量をさします)、航空管制システム(既存の有人機の航空管制システムとの協調が問題になってきました)、適用分野の拡がり(空中のほかに水中、マンホールや水道管内など狭小領域、非GPS環境での閉域利用も伸びています)、安全基準をクリアする機体認証制度の開始、2025年12月からのパイロットの国家資格制度の開始、などで大きな変化が毎年続いています。
この日には、JDCが国際ドローン展をはじめてから10回目になることのセレモニもありました。河野大臣のスピーチを聴く初めての機会でした。

この日は、11,800歩コースでした。


インドからの出展もみられます。

大学発ベンチャでいまは東証グロース上場に
成長した国産ドローンメーカACSLのブース

2024年2月20日火曜日

ドローン操縦資格試験の講習会

 2/19には、茨城県守谷市の常総運動公園の会議室と体育館で催されたドローン操縦の国家資格試験の学科講習と実技講習に参加してきました。この企画を主催する一般社団法人日本ドローンコンソーシアム(JDC)の運営に長年携わってきている関係で、JDCによるこのような新しい企画の催行を応援しながら、学科講習、実技講習を傍聴し、懇親会にも参加してきました。JDCは、産業用ドローンの普及促進団体で200社程の法人、大学で構成されています。今回首都圏で行われ、これを契機にこれと同じ形式で順次全国に展開する予定とのこと。
学科講習では前半に国交省の無人航空機安全課から制度施行の状況報告と取得促進策の説明がありました。また、実技講習では、実際の国家試験会場と同じ飛行コースがコーンやテープで設定され、スクエア飛行を講習参加者5人に実践してもらうことも含まれ、事前の天候、足元などの正常確認、指示の応答確認、声の大きさ、など講師から指摘されていました。操縦者は、操縦する腕、指先も疲れますが、始終大声を出しています。後で、操縦体験された方によると、人前で、また試験官の前で、大変に緊張したそうです。
50人ほどの参加者で、細部に亘る注意、指示、熱のこもったQ&Aなど、ピリピリした雰囲気で行われました。
このような講習の背景には、1昨年2023年12月の航空法改正で規定されたドローンの機体認証・操縦ライセンス制度に基づいた国家試験のライセンス取得が予想通りに進んでいない現状があります。これまでの民間資格制度からの移行期間の終了が2025年12月と迫る中で、ライセンス取得者を増やす施策のひとつで関係組織がこのような模擬試験講習を始めています。
懇親会会場の「テレネの木」は、地元農家からの野菜と常陸牛などを活かした家庭的なカフェで、地元の味を愉しめました。
会場と守谷駅の間には工業団地がつづき、大きなアサヒビールの工場ではスーパードライを生産しているそうです。秋葉原からつくばエクスプレス快速で30分と便利なところです。
こういう機会を利用して、ドローン操縦資格が自動車の運転免許証のように広く普及して、これまで鳥と虫しか利用できなかった低高度の空空間を人間が自由に活用できるようになることを願うばかりです。
この日は、6,400歩コースでした。


細部の指示が飛んでいます。
実技会場の全景です。

2023年10月16日月曜日

追分市民の森でのハチとコスモスとドローン

 曇天の続いた後の晴れ間に、旭区の追分市民の森に出かけました。ここは、見頃に来る機会がなく、これまで台風で幹が倒された後であったり、時期が過ぎていたりしてきました。
ここは、相鉄線三ツ境駅からバスで10分程の横浜西部病院の隣地にあり、この周辺には幾つかの市民の森が集まっています。
今年は、1週間遅れながらも、なんと丁度見頃の始まる時期に訪ねることができました。この日は珍しくハチが多く仕事中でしたので、いくつかピントの合った写真を撮ることができました。
ここは、横浜市が地元の農家から4つの区画(A~D区画)の土地を借りて、向日葵やコスモスなどの作付け、栽培を委託して、シーズンに市民に開放する、という方法で運営している場所です。農家は、自分の田畑を経営する傍らで、そのノウハウを活かして市からの委託事業をこなすことになります。栽培に失敗するリスクを減らせるのでしょうか。
他でもこの方法で運営しているところがあり、サカタの種子や日比谷花壇といった大手企業が参画する方法とは別に、規模の小さい場合には、これからのひとつの流れになるかもしれません。
たまたま、ドローンでコスモス畑を空撮している60歳くらいの方にも出くわしました。ドローン単体は3~10万円程で購入し、国交省の許可を得て、スマホとWiFiで操縦できるそうです。これからは、写真の世界でもドローン撮影は新しいひとつの分野になりそうです。因みに、無人航空機を「ドローン(オスの蜂)」と呼ぶようになったのは、プロペラが回る「ブーン」という音が、蜂が飛ぶ時の羽音に似ていることからというのが通説で、ハチとドローンもなにやら関係がありそうです。
この日10/12は、10,600歩コースでした。


D区画にはコスモスが植えられています。








D区画の全景


ドローンで空撮する方を見かけました。

2023年7月28日金曜日

猛暑の中の「国際ドローン展」

 7/26~28には、東京ビッグサイトで「第8回国際ドローン展」が開催されました。
ここ12年ほど組織運営に係わっています産業用ドローンのユーザ団体が共催していることもあり、猛暑の中でしたが、都内江東区有明地区にある会場(今回は東展示場でした)に出かけました。
コロナ禍中も、開催する形態を、出展をネット上で行うオンライン開催などを含め、様々に変えつつ、なんとか開催を続けてきました。
今年度は、居住者の密集する都市区域上空での目視外飛行(レベル4飛行といわれます)が、国交省への事前申請などの条件付きで認められた初年度になり、ドローン各社は、コロナ禍明けもあり、出展に力が入っていました。出展品も、マルチロータ形式の回転翼型ドローン(小型無人航空機)を中心に、シングルロータ形式のヘリコプター型ドローン、凧型のカイトプレーン、水中ドローンから垂直離着陸できる固定翼機(VTOL機、STOL機と呼ばれます)、最近話題の乗客を乗せる大型の空飛ぶクルマまで、機体も多様になり、応用分野も、農業での播種や農薬散布、建築・土木での点検、測量、空撮、環境モニタリングなど幅が広がり、実際のフィールドに適用した、現実的な展示が眼をひきました。
また、経済安全保障の面から国産ドローンが求められ、経産省も関わり急ピッチで開発された国産機「蒼天」が展示されていました。
これからの更なるビジネス拡大が期待でき、楽しみな分野です。
この日は、12,400歩コースでした。暑さもあり少々こたえました。


カイトプレーン

今どきのパソコン用TVチューナー -4代目の調達-

 先日7/28には、パソコン用USB接続テレビチューナーを新機種に交換しました。パソコン(PC)でテレビ(TV)を視るためにPCのUSB端子に接続する簡易なTV信号変換器です。ここ20年程、居間とは別に自分の書斎でもTVを視たり留守中に録画したりするために利用し重宝してきました。...