2026年10月30日金曜日

横浜山手の西洋館ハロウィン2026

 10/27には、横浜山手地区で開催中の西洋館ハロウィン2026に出かけました。
ここは江戸末期の外国人居留地として、また明治初期に生糸や絹の貿易港として栄えた横浜に欧米の宣教師、外交官、軍人、貿易商人が港のそばの高台に建てて居住した屋敷9軒が残され保存されています(個々には下記のチラシ その2に記載)。その高台一帯は歩いて20分程の海沿いの細長い区域で建屋はまとめて山手西洋館と呼ばれています。また、区域の北端の一部が港の見える丘公園にもなっています。
毎年ハロウィン(10/31)の2~3週間前のこの時期にハロウィンでの魔女たちの集まる夜会パーティやディナーテーブルをイメージした室内外の装飾が披露されます。いずれもいまは日本人の装飾デザイナーに各建物の保存会が装飾作品の制作を委託して一般市民に無料で公開しています。
また、最寄り駅のJR京浜東北線石川町駅前通りでは、夕方車の進入禁止になり仮装した子供や若者でにぎわう場所でもあります。この日もえらく混雑していました。
私もここ10年ほどは度々この時期にここを訪ね、前庭の秋バラと西洋風の建物のたたずまいを撮影してきています。
この日は、13,500歩コースと結構歩いてきました。

因みに、2025年10月と2023年10月には、下記のような記事を当ブログにアップしていました。

・2025年10月30日には   山手西洋館のハロウィン飾り2025

・2023年10月19日には   横浜山手西洋館でのハロウィンウォークと秋バラ


山手イタリヤ山庭園の一角にある外交官の家。前庭のバラが見頃でした。

山手イタリヤ山庭園にあるプラフ18番館の窓辺から。黄葉前のイチョsウと枯れ木装飾の取り合わせです。

外交官の家と前庭の全景。この地区の代表的なショットです。昨年は令和の大改修中でしたが蘇りました。

外交官の家の裏庭のバラ園から

外交官の家遠景。一時期はだいぶ傷んでいましたが、大規模な改修がなされ見栄えします。



 外交官の家門前から
一時期フィンランド領事館でもあったべーリック邸のディナーテーブル装飾から

横浜市イギリス館前庭にて。元のイギリス領事館跡です。


イギリス館の窓辺の装飾から。ホウキに乗る魔女のイメージでしょうか。

イギリス館の夜会テーブル装飾から

イギリス館の居間装飾から

イギリス館前庭バラ園から。丁度見頃でした。 
イギリス館前庭バラ園から。秋の蝶です(秋の季語でもあります)。

イギリス館入口の装飾から

イタリア山庭園では塀にとまる晩秋のトンボ(秋茜:あきあかね)を見かけました。この時期になると弱々しく見えます。背景右奥はMM21地区のランドマークタワーです。

イギリス館前庭から その2 

イギリス館入口の装飾から その2

イギリス館前庭から その3

西洋館ハロウィン2026のチラシから
西洋館ハロウィン2026のチラシから その2
保存されている西洋館は山手4地区に9軒あります。山でいうとアメリカ山、イタリア山、フランス山があり教会、民間施設、軍施設などわずかずつ名残が保存されています。

2026年10月28日水曜日

舞鶴からのサツマイモ

 10/23には、舞鶴への帰省から横浜に戻ると早々に舞鶴在住の姉から美味しそうな産直のサツマイモ(甘藷)が宅急便で送られてきました。姉の友だちの旦那さんが自営の畑でつくられた手作りの産品だとのこと。ここでとれた季節の旬の野菜をいつも送ってもらい感謝です。
秋の夜長に、今年の夏の不順な天候の中で舞鶴の水で育った甘藷をじっくりと味わおうと思っています。
ここで、一句、

獲れたてが郷里(くに)から届く甘藷かな




2026年10月27日火曜日

インターネット句会のこと その2 ー1年間の使い心地ー

 ここ1年余り、属する神奈川県現代俳句協会傘下の句会のひとつであるインターネット句会に参加しています。
夏雲システム(注)という、篤志家によって運営されている便利で使い勝手の良いシステムが使われています。IT企業の社員の方がボランティアで運営されている句会運営支援サイトです。料金もかからず無料で使えます。日本で唯一のシステムで、俳句愛好者にとっては大変有難い立派な社会貢献活動と感心しています。
機能の概要は以下の(注)の通りです。ネット上の句会設定から参加者による投句、無記名の投句一覧(清記表といいます)の提示、参加者による選句(特選1句、並線○句を選びます)、講評(選定理由などコメントします)、点盛(通常、特選2点、並選1点で句ごとに点数をカウントします)、その選句・講評結果の公表まで、一連の句会の段取り(ステップ)をこのサイトがワンストップでカバーしています。スマホ、パソコンからも利用可能で、移動先でも句会参加が問題なくできます。
伝統的に対面が原則だった句会ですが、コロナ禍を契機に、オフィスでのリモートワークの普及もあって、やむなくインターネットを使ったオンライン句会が一気に広まりました。
しかし、最近はオンライン句会の限界も指摘され始め、従来からの対面型のオフライン句会を補完する役割と見られ始めているようです。
先日も句会の後の懇親会で、これが話題となり、対面型の句会がフルマラソンとすると、オンライン句会は、フルマラソンの様々な問題を補う「ハーフマラソン」というところで、とってかわるのではなくお互い状況に応じて補い合うもの、対面句会を補助するもの、かもしれないというのが結論でした。
その場で先生からも、最近はオンライン句会は増えていない、むしろ対面型に変わるケースもある、とのことでした。オンライン句会が便利なのは、遠隔地からの句会に参加するメンバ、日程的に合わずその時間に参加できないメンバあるいは年齢や体調不良などで句会会場まで足を運ぶのに不自由なメンバ、忙しい現役世代、若い世代のメンバ、にとっては、オンライン句会であれば同じ条件で参加でき、オンライン句会は非常に有効な方法であることは間違いありません。
ただ、ここ1年間月一回のオンライン句会に参加して感じるのは、メンバの人となり、存在感、人物感が湧かない、というところです。このオンライン句会も20名のメンバが参加していますが、顔見知りなのは、たまたま他の句会で知り合った1人だけで、他の方々とは、出句や講評の内容を文字ではやり取りするわけですが、直接にはお会いしたこともお話したこともない 、というはがゆい、まどろっこしい状況が続いています。よく言われる、オンラインでは雑談、無駄話、サイドトーク、イフォーマルコミュニケーションが不足するとうい現象が、オンラインばかり長く続くと段々と現れてくるようです。オンラインでは、強く言わないし悪くもいわない、また無駄口もたたかない、という一般的な傾向で、形式的なやり取りになり勝ちで、新しいアイデア、思いつき、ちょっと変わった話が出にくい傾向があるそうです。
これを補うために、オンライン会議システムとして広く使われているZoomミーティングを夏雲システムと組み合わせて使うこともあるようですが、やはりハーフマラソンで対面には及びません。
最近では、一時期リモートワークに舵を切った企業での出社回帰(RTO:Return to Office といわれます)、在宅勤務推奨ルールの見直し、などが増えているそうです。
このように、趣味の世界の句会でもオンラインとオフラインのせめぎ合い、組み合わせによる補完、などが模索され始めているように、オンライン句会を1年間余り使ってみてあらためて感じさせられました。




(注)夏雲システムについて
2025年7月には俳句句会運営サイトとして広く普及している 夏雲システム について当ブログに以下のような記事をアップしていました。

インターネット句会のこと

2026年10月24日土曜日

三渓園藤棚下の投句箱のことー仲秋の三渓園再訪ー

日付が少々前後しますが、 10/16には、三渓園俳句大会に応募するために三渓園を再訪しました。今年は10/19が投句締切とされ、三渓園の風物を詠んだ俳句を園内の投句箱に投函することとなっています。子供から大人まで応募可能で小中学生の作品を表彰する部門もあります。(注1)
私が三渓園を訪れるようになって10年程たちますが、当初から園入口近くの大池の傍にある藤棚の下に置かれた鳥の巣箱のような木製の投句箱が気になっていました。なかなか風流な企画だなと印象に残っていました。
それから年月を経て、3年前から俳句を始め色々と経緯があって昨年暮れにたまたま横浜俳話会に入会することになりました。その事業内容の中に三渓園俳句大会の協賛が入っており因縁を感じたところでした。聞くと、俳句大会の裏方として募集から審査、表彰まで大会運営を主体的に行っており、多くの会員がボランティアで運営に協力しているとのこと。俳句大会ポスターにも「協賛 横浜俳話会」と入っています。
こんなこともあって、私は直接運営に係る立場ではありませんが、今年から俳句大会に応募することにした次第です。今回は三渓園に係る拙句4句をこの投句箱に投函してきました。まだまだ出来栄えに自信はありませんが、投句したからには結果を楽しみにしています。
帰路、折角でしたので、仲秋の三渓園を一巡してきました。紅葉にはまだ早く、雁、鴨などの渡り鳥は大池に幾つか辿り着いている、といった時期でした。
この日は、9,500歩コースでした。

ところで話は変わりますが、コロナ禍の中で2021年8月から始めたこの散歩ブログが、この記事で800件目の投稿になりました。始めて6年3か月経ちますが月13件ペースでなんとかこれまで続いたことに自分ながら驚いています。ブログの取材や撮影が出かける動機にもなり間接的に健康の維持には良さそうです。もうしばらくは気儘に続けてみようかと思っています。

(注1)三渓園俳句大会について
応募要領は下記の三渓園のホームページに公表されています。

https://www.sankeien.or.jp/contest/#haiku

(注2)横浜俳話会について
下記に関連する記事を先日2026年10月19日に当ブログにアップしていました。

横浜俳話会の俳句大会


《 三渓園俳句大会の投句函と大会会場の鶴翔閣 》

三渓園俳句大会の投句箱。大池側の藤棚の下に置かれています。専用の投句用紙の束も備えられています。通常郵送やネット経由など複数の投句の手段が提供されますが、この大会ではこの投句箱からのみになります。ここで詠んだ句をここに投函するという吟行や席題で詠む伝統的な方法が維持されています。
外苑の大池畔の高浜虚子句碑。「鴨の觜(はし)よりたらたらと春の泥」と刻まれています。昭和8年(1933年)3月にここで詠んだ句とのこと。虚子は三渓園の鶴翔閣でよく句会を開いていたそうです。

鶴翔閣。元所有者の生糸商人原三渓の居住宅でした。
毎年2月には観梅俳句大会の会場になります。


《 仲秋の三渓園あれこれ 》

横笛庵。茶室です。
路傍の小さなナンキンハゼも紅葉がはじまっています。
大池に注ぐ渓流です
大規模修繕中の旧矢箆原家住宅(やのはらけ)。再来年末まで工事が続きます。原三渓が白川郷の生れだったこともあって白川郷から移築されています。

ノコンギク(野紺菊、野菊)

10月末からの菊花展の準備が進んでいます。10/31~11/23に写真右側の小屋やテントで行われます。

修繕中の旧矢箆原家住宅その2_全景。屋根の茅葺が終わったようです。


大池に浮かぶ巴舟(ともえぶね)

睡蓮池の傍のドウダンツツジ。これから紅葉が始まる段階です。 

修繕中の旧矢箆原家住宅その3_門柱から

外苑の三渓園天満宮
路端のツワブキも満開です。

大池側の湿地の半夏生(はんげしょう)。6月に葉のつけ根半分が化粧をしたように白くなります。2024年7月14日には三渓園の半夏生を観て以下のような記事を当ブログにアップしていました。

半夏生の季節


臨春閣入口

内苑の御門

臨春閣本邸(右)。中央奥が聴秋閣、左が亭樹。

内苑の臨春閣遠景

白雲邸。原三渓の隠居所として夫人とともに暮らした数寄屋風建築とのこと。

旧燈明寺三重塔と大池。留鳥のアオサギの他にチラホラと渡ってきた冬鳥を見かけます。

2026年10月22日木曜日

東舞鶴湾 前島の散車ー前島埠頭の変化?ー

 10/22の朝には、40年ほど前に東舞鶴湾岸を埋立てでできた前島を宿泊ホテルの自転車で一巡してきました。いつもの「散車」コースです。
前島の埠頭東岸には新日本海フェリーが運営する小樽-舞鶴便のフェリーポート、埠頭内部では一般市民向けの保育園、野球場、テニスコートなどが整備されています。
今回感じたのは、この前島が、本来の埠頭としても機能しているように見えました。これまで余り見かけなかった幾つかの貨物船や浚渫船などの工事船舶が北岸と西岸に接岸し、埠頭内でも荷揚げや積み替え作業が行われています。
港での物流の中継や港湾工事業務の一環としての埠頭ビジネスでも前島のさらなる活況ぶりも見たいところです。同時に市民に人気の釣り場としての利用ははもちろん続いてほしいところですが。
今回の帰省では、ホテルはビジネス客、観光客ともに活況のようで、私が延泊を予約しようとしても満室というケースをいくつか目の当たりにしました。結構なことと思いました。

因みに、昨年2025年10月末にもここを訪ねた時の記事を、当ブログに以下のようにアップしていました。

秋の舞鶴帰省と墓じまい

この日は、5,800歩コースでした。



前島埠頭西岸に接岸中の浚渫船(しゅんせつ)

自衛隊の艦船の湾内での停泊数もこのところ確実に増えています。今回の滞在中にはたまたま主要艦船は揃って出航中で不在でした。これまではこのように沖合に停泊することはなかったですが、埠頭の接岸場所の不足でしょうか、徐々に沖合停泊が増えてきました。

浚渫船の横ではゆったりと釣客も。エサはヌカとオキアミで、狙いは「なんでも」とのこと。ヌカというとついボラ釣りを思い浮かべます。沖合の艦艇の奥に見えるのはJMU(ジャパンマリーンユナイテッド)の舞鶴事業所です。10年ほど前からJMUは造船からは撤退し艦船修理や陸上機械の製造を担うと聞いていますが、昨今の国の造船力強化で変わるかもしれません。造船事業の復活を願うところです。

前島の南側にある入口から寺川越しに見た東舞鶴湾岸

東舞鶴湾の遊覧船。背景は海上自衛隊教育隊の建物です。
2025年12月には、この遊覧船で舞鶴東港のクルージングをあらためて経験し当ブログに下記のような記事をアップしていました。

東舞鶴の見所スポット半日巡り


横浜山手の西洋館ハロウィン2026

 10/27には、横浜山手地区で開催中の西洋館ハロウィン2026に出かけました。 ここは江戸末期の外国人居留地として、また明治初期に生糸や絹の貿易港として栄えた横浜に欧米の宣教師、外交官、軍人、貿易商人が港のそばの高台に建てて居住した屋敷9軒が残され保存されています(個々には下記...