2/1には、横浜中華街の春節祭を観てきました。中華街の目抜き通りの空中に舞う赤いランタンの龍の飾り「百節龍」、青森のねぶたのような干支や中国故事に因んだイルミネーションオブジェなどが並ぶので「春節燈火」とも言われます。
今年も中華街大通りと関帝廟通りを一巡してきました。週末でもあってか大変賑わっていました。
ここ何年かこの季節にはこのイベントを観てきましたが、今年は中華街地区内のランタンやイルミネーションの数は抑えて周辺の市街地(横浜駅、戸塚駅、みなとみらい地区(MM21)のランドマークタワービルなど)に置いて、中華街に集客するように方針を変えているようにみえます。ここ数年の傾向のようです。また、中華街の店舗も新陳代謝が進んでいるようで老舗の聘珍楼や龍鳳酒家なども閉店して別の店に変わっていました。最近は中華料理店のほかに占所の出店が多く若い女性には人気があるようです。
帰りには、華僑の間で信仰されている関帝廟と媽祖廟(まそびょう)にも寄りました。いつもながらの金色を多用した極彩色ですが、中国では、金色は、皇帝の色、天の権威、富・繁栄・成功、邪気を祓う力の象徴として重宝されていることに、いつもながら日本とは真逆で彼我の差を感じます。
この日は、8,800歩コースでした。
因みに、3年前の2023年2月5日にもここを訪ね、当ブログに下記のような記事をアップしていました。同様に2022年から毎年訪れていて「春節」で当ブログの検索窓から記事を検索できます。確かに写真になりやすいイベントです。
横浜港夜景と中華街春節
中華街大通りの百節龍1
山下町公園の天馬像。今年の干支です。
関帝廟中門のランタンをくぐって本殿へ
百節龍1を真下から
金蟾(きんせん:蟾はヒキガエルの意)。
金貨を背負って特殊詐欺撲滅を訴えて
います。ご時世です。私はいつもは「銭蛙」
といっています。(注1)
百節龍1の尻尾から
関帝廟の狛犬雄。小銭を
抱えています。
関帝廟通りの百節龍2山下町公園の東屋 會芳亭(かいほうてい)
と狛犬。かつてこの場所にあった劇場兼料亭
「會芳楼」という由緒ある施設の名前に因んで、
2000年の公園整備時に建てられたとのこと。
百節龍1の中景。緑の玉「龍珠
(りゅうじゅ)(注2)を追っています。
1862年に建立された商人の守護神とのこと。
関帝廟門入口の中門。金色を多用した極彩色の
装飾は、 中国では権威・富・正義の象徴との
こと。簡素、質素を好む日本とは大違いです。脇道の市場通りの賑わいから
台湾系の華僑が主に崇拝する媽祖廟(まそびょう)
本殿。2006年に建立された海の守護女神だ
そうです。
媽祖廟入口の天門
中華料理店のレジなどでよくみかける金貨や金塊をくわえた蛙(ヒキガエル)の像。別名では、 多くは前脚が2本、後脚が1本の三本脚であることから「三脚蟾蜍(さんきゃくせんじょ)」ともいわれる。
金蟾は、富と財運をもたらす霊獣とされ、中国の以下のような道教伝説に由来する。
仙人に諭されて改心した妖怪の蛙が財宝を吐き出して人々に富を与える存在になり、その姿が「金貨をくわえた三本脚の蛙」として表現された。それから、金蟾は招財、商売繁盛、家運隆盛のシンボルとなる。
口に金貨をくわえている金蟾は財を招き入れるように頭を店の中に向けることが多い。(関連HPから引用・編集)
(注2) 龍珠(りゅうじゅ)について
横浜中華街の春節祭で、百節龍が追いかけている緑の玉は、如意宝珠(にょいほうじゅ)、龍珠(りゅうじゅ)、夜明珠(やめいじゅ:特に光り輝く玉を指す)と呼ばれ、日本ではまとめて「龍の宝珠(ほうじゅ)」と説明されることが多い。
この玉は縁起のいい象徴で、
・知恵・真理・悟り
龍は天と地をつなぐ霊獣で、宝珠は「宇宙の真理」や「最高の知恵」を表す。
・富・繁栄・幸運
商売繁盛、五穀豊穣、財運上昇の象徴。
・願いを叶える力
「如意」という名の通り、思いのままに願いが成就する力を持つとされる。
の意味をもつ。(関連HPから引用・編集)
