2026年2月11日水曜日

海沿いに咲く冬薔薇

 2/1には中華街の春節燈火を訪ねた帰りに、少し足を伸ばして横浜港に臨む山下公園のバラ園に立ち寄り海辺の冬薔薇を観てきました。俳句をする中ではよく見かける冬の季語です。
手持ちの歳時記によると、以下のように記されています。これまで余り気にすることもなく通り過ぎていましたが、あらためて直に観るとまさにその通り「寒さに耐える姿が健気」な光景でした。

薔薇は四季咲きのものが多く、冬になってもしばらく咲き続ける。霜に遭って赤い花弁が黒ずんだりするのは哀れだが、寒さに耐える姿が健気である。温室栽培の切り花も冬薔薇として詠む。

そこで、一句、

 冬薔薇上達願う筆洗
 冬装備紅もかじかむ浜の風

産業用ドローンのイノベーションピッチ

2/10には、東京湾臨海地区で開催された「JDCイノベーションピッチ(注)」に参加してきました。ここ13年間かかわってきた日本ドローンコンソーシアム(JDC)主催の年一度の企画です。JR新橋駅でゆりかもめ線に乗り換えて東京テレポート駅から3分程の便利な場所で産総研臨海副都心センター別館の一室を借りての開催で参加者は60名ほどでした。
産業用ドローンの普及について、バッテリの高密度化、8時間超の滞空時間の長期化、空気より軽い超軽量素材、長距離ドローンエンジン、航空防除(農薬・肥料散布)、物流の普及策、ドローン用コネクタ開発、などが発表されました。
ピッチ後の懇親会では最高齢の参加者だったようで宴の中締めの役回りでした。最近こういうこともちょくちょくありそれぞれにそろそろそ引退を考える時期かと思っています。
この日は、少な目の6,200歩コースでした。

(注) ピッチ(pitch)について
ビジネスシーンで最近よく使われる「ピッチ」という言葉ですが、一言で言えば「相手を口説き落とし、短時間で行動(投資や契約)を促すためのプレゼン」を指します。
もともとは野球の「投げる(Pitch)」からきており、相手のミットに向けてアイデアをズバッと投げ込む、というニュアンスが含まれています。
ピッチの最大の特徴は、「短時間」で「相手にアクションを起こさせる」ことにあります。
・目的: 投資を受ける、契約を結ぶ、パートナーシップを得るなど。
・時間: 数十秒(エレベーターピッチ)から、長くても10分程度。
・内容: 「なぜ自分(自社)なのか」「どんな課題をどう解決するのか」「将来いくら稼げるのか」という、提案者の熱意とビジネスの可能性にフォーカスします。
(関連HPなどから引用・編集)


講演時間は10〜20分と速いペースで
進行します。
会場フロアからは南東側には東京ゲートブリッジ
(恐竜橋)が遠くに望めます。羽田空港が近いため
橋の「高さ」を低く抑える必要があり、一方で
大型船が通るため、橋脚の間隔を広く空ける必要が
ありました。その結果、 高く伸びる支柱が必要な
吊り橋にできず、この「トラス構造」の橋脚に
なったそうです。今更ながら当時の設計陣の
苦労がうかがえます。
別館外観画像
会場は産総研臨海副都心センター
別館12階でした。
開催チラシから

2026年2月10日火曜日

神保町らくごカフェでの講談会

 2/6には、神保町にある らくごカフェで「神田愛山・宝井琴調~冬の会」を聴いてきました。お二人は兄弟弟子だそうで、定期的に二人会をされています。この日の演目は、以下の4題でした。
①「阿武松緑ノ助」琴調
②「般若のお作(上)」愛山
(仲入り)
③「般若のお作(下)」愛山
④「夜もすがら検校」琴調 
①は、阿武松緑之助(第六代横綱、おうのまつみどりのすけ)の立身出世譚です。伊勢の寒村で生まれた貧農の子 緑之助は大食漢で、十分に三食を食べるために相撲取りになることを決心し、江戸で身を立てます。苦労しながら徳を積み米を供出してもらうスポンサーを得て、横綱に昇進するという話でした。私財を投げ打って相撲界を助け、弟子を慈しみ、武士からも町人からも敬われたそうです。
②~③は、1年半会わなくても子供が生まれることの是非を題材にした浮気者の人情噺でした。
④江戸期後期、盲目で琵琶の名人の検校(けんぎょう)が請われて上京し好評を得た後に京都に帰る途中に同伴者が離脱し名もなき町人に助けられます。その後、京都の検校の居宅に町人が訪れ、品物でのお礼を断り琵琶を聴きたいという無欲さに検校も感心し、最後の演奏でお礼を町人に送るとして自分の琵琶を投げて壊します。心にはモノではなく心で返す、という余韻を残すよい噺でした。長谷川伸の原作だそうです。
また、会場の天井には落語家、講談師の座布団のカバーが貼り付けてあるのに気が付きました。
最後には珍しく琴調師匠と来客との写真タイムもあり、寄席とはまた違った和やかな場を後にしました。
この日は、5,600歩コースでした。

因みに、昨年2024年9月にもここを訪ね神田愛山独演会を聴いて、以下のような記事をアップしていました。

久々の神田愛山講談独演会


愛山師匠の高座。高座が聴衆より高いのは
演者が観客の顔を見ながらしゃべるため
だとか。50人席が満席でした。

らくごカフェの天井には落語家、講談師の
座布団のカバーが張り出されています。

琴調師匠と来客とのの写真タイム
琴調師匠と客のの写真タイム


地下鉄神保町駅階段には、元の都電の線路の
敷石に使われた花崗岩が残されています。
神保町交差点は都電の大きな分岐点
だったとか。

 

2026年2月7日土曜日

少々早目の池上梅園

 2/2には、この時期の梅が評判の池上梅園を初めて訪ねました。東京都大田区の池上本門寺境内の東側に隣接する庭園です。最寄りの東急池上線池上駅から歩くと北に30分程かかります。距離的には北側の都営新宿線終点の西馬込駅からの方が近いようですがいずれも歩いて行くにはやや不便なところです。
梅園は立派なもので高低差を生かしよく手入れされた大田区立の庭園で、所有者親族からの寄付を受けて区の花である梅の植樹、改装を経て1978年に開園したとか。梅園には、現在約30種の370本(白梅150本、紅梅220本)の梅の木が植わっているそうです。園内には、戦前の日本画家伊東深水の邸宅・アトリエ・画塾跡や政治家、文化人と所縁のある茶室などが残されています。
時期的には、ここの梅まつりが2/7~14の予定ですので、3~5分咲きでやや早目の訪問でした。それはそれで早咲きの風情もあり写真には格好な状態です。
帰りには前のバス通りに出て川崎駅西口に向かうバスに乗り帰路につきました。
この日は、10,500歩コースでした。





メジロも忙しそうに飛び回っていました。

枝垂れ梅も。

防寒用の藁囲いです。







きちんと手入れ、管理された梅園です。
池上梅園中景1。


池上梅園全景

2026年2月5日木曜日

初孫の酒粕

 2/5には、上大岡にある通いの酒屋「成田屋」さんで酒粕(板粕)1Kgを買い求めました。ここは店内に昔ながらの角打ちを残しいまも営業中の老舗店です。山形県酒田市にある酒蔵 東北銘醸の代表銘柄の清酒「初孫」を造った時の酒粕だそうです。今冬にはここで合わせて1.4Kgを買ったことになります。2/3は甘酒にして、1/3はそのまま焼いて夜な夜な食べます。店のお上さんの話では、別けて冷凍すると夏までもつそうです。
我が家では、親父の頃から続く冬の風物詩のひとつといったところです。
そこで、一句、

初孫の板粕焼く香春隣り
酒粕の完売を貼る冬帽子

因みに、2023年12月12日にも下記のような記事を当ブログにアップしていました。

甘酒の季節


清酒「初孫」の酒粕(板粕)

2026年2月4日水曜日

横浜中華街の春節祭2026ー百節龍ー

2/1には、横浜中華街の春節祭を観てきました。中華街の目抜き通りの空中に舞う赤いランタンの龍の飾り「百節龍」、青森のねぶたのような干支や中国故事に因んだイルミネーションオブジェなどが並ぶので「春節燈火」とも言われます。
今年も中華街大通りと関帝廟通りを一巡してきました。週末でもあってか大変賑わっていました。
ここ何年かこの季節にはこのイベントを観てきましたが、今年は中華街地区内のランタンやイルミネーションの数や規模は抑えて周辺の市街地(横浜駅、戸塚駅、関内駅、みなとみらい地区(MM21)のランドマークタワービルなど)に小ぶりなイルミネーションを置いて、中華街に集客するように方針を変えているようにみえます。ここ数年の傾向のようです。また、中華街の店舗も新陳代謝が進んでいるようで老舗の聘珍楼や龍鳳酒家なども閉店して別の店に変わっていました。最近は中華料理店のほかに「占館」という占所の出店が多く若い女性には人気があるようです。
帰りには、華僑の間で信仰されている関帝廟と媽祖廟(まそびょう)にも寄りました。いつもながらの金色を多用した極彩色ですが、中国では、金色は、皇帝の色、天の権威、富・繁栄・成功、邪気を祓う力の象徴として重宝されていることに、いつもながら日本とは真逆で彼我の差を感じます。
この日は、8,800歩コースでした。
因みに、3年前の2023年2月5日にもここを訪ね、当ブログに下記のような記事をアップしていました。同様に2022年から毎年訪れていて「春節」で当ブログ右上の検索窓から記事を検索できます。確かに写真になりやすいイベントです。

横浜港夜景と中華街春節


中華街大通りの百節龍1

山下町公園の天馬像。今年の干支です。

関帝廟中門のランタンをくぐって本殿へ

百節龍1を真下から

金蟾(きんせん:蟾はヒキガエルの意)。
金塊を背負って特殊詐欺撲滅を訴えて
います。ご時世です。私は
いつもは「銭蛙」
といっています。(注1)

百節龍1の尻尾から
関帝廟の狛犬雄。小銭を
抱えています。

関帝廟通りの百節龍2
山下町公園の東屋  會芳亭(かいほうてい)
と狛犬。かつてこの場所にあった劇場兼料亭
「會芳楼」という由緒ある施設の名前に因んで、
2000年の公園整備時に建てられたとのこと。

百節龍1の中景。緑の玉「龍珠
(りゅうじゅ)」(注2)を追っています。

(追加)中華街から少し離れた関内駅前の
伊勢佐木町入口でも小さな春節祭の
イルミネーションを見かけました。

(注1)金蟾(きんせん)について
中華料理店のレジなどでよくみかける金貨や金塊をくわえた蛙(ヒキガエル)の像。別名では、 多くは前脚が2本、後脚が1本の三本脚であることから「三脚蟾蜍(さんきゃくせんじょ)」ともいわれる。
金蟾は、富と財運をもたらす霊獣とされ、中国の以下のような道教伝説に由来する。
仙人に諭されて改心した妖怪の蛙が財宝を吐き出して人々に富を与える存在になり、その姿が「金貨をくわえた三本脚の蛙」として表現された。それから、金蟾は招財、商売繁盛、家運隆盛のシンボルとなる。
口に金貨をくわえている金蟾は財を招き入れるように頭を店の中に向けることが多い。(関連HPから引用・編集)

(注2) 龍珠(りゅうじゅ)について
横浜中華街の春節祭で、百節龍が追いかけている緑の玉は、如意宝珠(にょいほうじゅ)、龍珠(りゅうじゅ)、夜明珠(やめいじゅ:特に光り輝く玉を指す)と呼ばれ、日本ではまとめて「龍の宝珠(ほうじゅ)」と説明されることが多い。
この玉は縁起のいい象徴で、
・知恵・真理・悟り
  龍は天と地をつなぐ霊獣で、宝珠は「宇宙の真理」や「最高の知恵」を表す。
・富・繁栄・幸運
  商売繁盛、五穀豊穣、財運上昇の象徴。
・願いを叶える力
  「如意」という名の通り、思いのままに願いが成就する力を持つとされる。
の意味をもつ。(関連HPから引用・編集)

2026年1月31日土曜日

早春の取り合わせ風景―梅と菜の花のコラボー

 1/31には平塚の花菜ガーデンに久々に出かけました。この時期話題になる菜の花と梅の取り合わせをここで一見したいと思っての散歩コースの選択でした。菜の花と桜は同時期に咲くことが多いですが、梅と一緒に観るのは関東ではそう多くはありません。
結果的には正解で、白梅も菜の花も咲き始めた時期で規模はそう大きくはありませんが早春を目の当たりにしました。
花菜ガーデンには、平塚駅北口から秦野駅行の神奈中バスで20分ほど北上し降車すると10分程で到着します。入口前にはJA湘南の運営する地元農作物の大型直売所「あさつゆ広場」があり賑わっていて、私もいろいろと物色してきました。ここは明治期以来の農業試験場だったところで、2006年に試験場が伊勢原市に統合されたことで、その跡地を「農業と園芸」を楽しみながら学ぶ場所として2010年に市民に開放されました。地元ではバラの交配やコレクションでよく耳にします。
もうひとつ、ここはチェコの園芸家カレル・チャベックの園芸を理想としているそうで、中央に「チャベックの家と庭」をイメージして再現されたエリアがあります。彼の著作「園芸家12か月」(1929年頃出版)は世界で今も愛読されているとのこと。また彼はSF作家でもあり「ロボット」という言葉の創始者だそうです。
ここで、一句、

春隣梅と菜の花の揃い踏み

この日は、10,700歩コースでした。

因みに、3年前の秋20221011にここを訪ねて下記のような秋バラの記事を当ブログにアップしていました。

花菜ガーデンの秋バラ


白梅も菜の花も咲き始めたばかりで
よい取り合わせでした。

紅梅との揃い踏みです。








チューリプ畑(秋にはコスモス畑に変わります)。
出たばかりの芽を熱心に撮影する写真好きを見かけ
ました。背景右奥の高い頂は大山山系です。背景
  中央には雲の間に小さく富士山も見えていました。
     
カレル・チャベックの家。花菜ガーデンが
理想とするチェコの園芸家で今も残る彼の
家と庭を再現したもの。ここの「庭」、
「園芸」のコンセプトのシンボルだそうです。
カレル・チャベックの家と庭。
家は記念館となっています。
  
花菜ガーデン入口にて。この日は菜の花が
主役のようです。

(参考)チャベックの家は2024年9月に
スケッチ教室の題材になっていました。
外壁の色やつる草の絡みが画いた頃とは
ちょっと変わっているようです。

海沿いに咲く冬薔薇

 2/1には中華街の春節燈火を訪ねた帰りに、少し足を伸ばして横浜港に臨む山下公園のバラ園に立ち寄り海辺の冬薔薇を観てきました。俳句をする中ではよく見かける冬の季語です。 手持ちの歳時記によると、以下のように記されています。これまで余り気にすることもなく通り過ぎていましたが、あらた...