5/29には、関わるドローンのユーザ団体の定時総会が中央区の銀座ブロッサムであり参加してきました。新富町駅から歩いて3分程の区役所の前にあります。
会場に向う途中の街路樹の根元に植えられた紫陽花が丁度見頃でした。菖蒲園の菖蒲はよく手入れされ正装の姿という感じはしますが、路肩のそれは日々の厳しい世相にもまれた普段着の、ごく普通の本来の姿のように見えます。
この総会では、フォーマルな報告と決議の後に、その時にトピカルな 話題の講演会が数件行われるのが恒例です。
今年は水中ドローンと水上ドローンのメーカからの機体開発と運用実績の発表と災害を想定した過酷環境でのドローン飛行の国際コンペの実施報告(HEDC:Harsh Environment Drone Challenge)などが行われました。一般には、ドローンは地上150m以下の上空を飛ぶ飛行体と認識されていますが、これからは、マンホール、洞道や水道管などの地下埋設物の壁面の点検・監視、岸壁や船底の付着物の撤去と点検といった水中と、島嶼国である日本の離島への物資輸送などの水上輸送の業務にドローンが使われ、これまでの人手作業からロボットを使った自動作業に移行しようとしています。また、災害対策として深刻な被害を受けた場合を想定して被害状況の把握、救助、物資輸送などのために福島県の浪江町に大規模な飛行実験場が建設され(F-REI(福島国際研究教育機構)の福島ロボットテストフィールド(RTF)です)、HEDCはそこで行なわれています。
私がこの団体の創設からボランティアで関わり始めて14年になります。任意の業界団体から4年たって一般社団法人になり、団体名称も3回の改称を経てきました。当初からはドローン業界もまた業界を取り巻く環境も大きく変遷し(総会資料では会員数が発足時の46法人が昨年度末には256団体になっていました)、成長してきました。当時は夢中でしたが、今から振り返ると、いわば日本のドローン業界が草創期のもがきの時期にあった、その一端を垣間見たようにも思えます(最初は「ドローン」は一般的ではなく「小型無人航空機」、「UAV」(Unmanned Air Vehicle)、「RPAS」(Remotely Piloted Aircraft Systems) などと呼ばれていました)。
今回でこの団体の役員からは離れますが、微力ながらも長きに亘ってよい経験をさせてもらったと関係の方々に心から感謝するばかりです。まだなんとか元気なうちに退けてほっとしているところです。
この日は、総会、講演会の後に、懇親会そして近くの中華店での賑やかな二次会と、多くの会話が輻輳する有意義で、面白い、いつもながらの会でした。これからもこうあってほしいと思いました。
ここで、一句、
梅雨晴れ間肩の荷ひとつ風に置く
紫陽花や退任前に想いをり
この日は、7,800歩コースでした。最後まで盛り上がり、久々に帰りの横浜の地下鉄が終電のひとつ前になりヒヤヒヤしました。年甲斐もなく…と、家族からは厳しい目で見られています。
丁度満開でした。
右手前には、この団体の東京事務所があります。
写真手前は三叉路の橋「三吉橋」です。三吉橋に
ついては1年前の2025年6月に去年のこの総会
出席の時の様子を当ブログに下記のような記事を
アップしていました。ご参考まで。