10/26には夕方から市ヶ谷で用があり、その前に、総武線市ヶ谷駅のひとつ手前の飯田橋駅で降りて、歩いて15分程のところにある小石川後楽園に立ち寄りました。この前を通ることは間々ありましたが、拝観するのは初めてです。ここは、江戸時代初期1629年に水戸徳川家の祖である頼房の中屋敷として造ったもので、二代藩主光圀が庭園を手がけ、儒学の教えと中国の風物、京都の景色、を取り入れて回遊式築山泉水庭園にしたそうです。水系は神田上水の支流を取り込んだとか。
先日訪ねた六義園は、和歌をテーマに、明るくて開放的な造りとは対照的に、ここは、同じ回遊式築山泉水庭園の大名庭園ながら、中国の古典をテーマに、木立ちも高くうっそうと茂り、重々しい雰囲気の庭園という感じがします。
この日は好天で結婚式後の写真撮影のカップルを2組見かけましたが、東京ドームのすぐ横にあるとは思えない、静けさでした。意外だったのは、園中央の大泉水の奥の方にはカワセミがいるようで、超望遠カメラで撮影中のバードウォッチャの方に声をかけると「さっき撮影したばかり」と撮れたてでご自慢の写真を見せてもらえました。ここにはカワセミ夫婦が木陰の奥に定住しているそうで慣れると見えるそうですが、当方には皆目見えませんでした。
この日は、13,300歩コースでした。
かつての後楽園の正門だった唐門が繊細で焼失し、
令和2年(2020年)に復元されました。写真右手では、
雪吊り(ゆきつり)でしょうか、冬支度のようでした
令和2年(2020年)に復元されました。写真右手では、
雪吊り(ゆきつり)でしょうか、冬支度のようでした
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