2022年1月26日水曜日

早くも蠟梅の季節

1/26には、大船フラワーセンターを訪ねました。自宅からバス・電車で大船駅まで25~30分、そこから歩いて15分程で行けるために、四季を通じて気楽な散歩コースにしています。今は「イエロー祭り」中だそうで、早いもので1月下旬には黄色の花をつける蠟梅の季節です。昨年も1/24にここを訪れていました。写真好きには結構便利で、勝手の知れた半分裏庭のような草花撮影コースとして重宝しています。
大船フラワーセンターは、もともと神奈川県農業試験場の広い跡地を神奈川県立大船フラワーセンターとして開放し、県民に季節の草花を手近に鑑賞できる場として親しまれてきました。しかし、老朽化等で運営が厳しくなり、黒岩知事は一旦廃止の方向を打ち出していましたが、住民の存続署名運動などもあり、日比谷花壇を運営委託会社とした公設民営で存続する方針に切り替え、今に至っています。利用者からみると設備、運営、場内の雰囲気とも大幅に向上しました。命名権も付帯していたのでしょうか、「日比谷花壇大船フラワーセンター」が現在の正式名称です。農業試験場の頃には、ここで早咲きの桜として当時の新種であった「玉縄桜」(玉縄(たまなわ)はこの地区名です)が交配して生まれた場所で、その原木が一角にあります。場内には温室もあり通年楽しめます。

蠟梅は今が丁度満開の時期で、写真をアップします。かなり早めの早春という感じがします。
説明では、蠟梅(ろうばい)の名の由来には、花弁が蝋人形のように半透明で硬質なことからきたという説、陰暦の12月(臘月)に開花することからきたという説があるそうです。後者のほうが尤もらしく思えます。一見地味な花ですが、英語名ではウィンタ・スウィートと呼ばれるくらい近くでは甘い香りがします。








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