2023年9月19日火曜日

鎌倉の彼岸花と萩

 久々に、鎌倉の北西部にあたる扇が谷地区を回りました。この地区は、鎌倉でも、この時期見頃の彼岸花や萩が境内で観られる寺の多いところです。この日9/19では、萩は丁度見頃で、彼岸花は、やや早目で、満開まで1週間早いくらいの時期でした。今年は、9月中旬まで猛暑日が続き、天候不順で、彼岸花は、他の地域でも、例年より1週間遅いといわれています。
この日は、鎌倉駅江ノ電口から出て、すぐ正面にある市役所の前の道を横須賀線に沿って北上し、20分程歩いたところにある壽福寺からスタートし、隣の英勝寺、その近くの浄光明寺、海蔵寺を巡ってきました。この時期に、彼岸花や萩を求めてここを歩くのは初めてです。
壽福寺はこの区域では大きな寺で、鎌倉五山第三位の寺格だそうで、北条政子が、頼朝の父義朝の居館跡に建て、政子本人と実子の源実朝が祀られています。春には山門から続く長い参道脇の桜が話題になります。英勝寺はいまも鎌倉唯一の尼寺で、もともと、徳川家光が家康側室で自分の乳母であった英勝院(出家前は、お勝の方)を、(お勝の方の)先祖にあたる太田道灌屋敷跡のここに祀ったとされていますが、今では、広い境内に咲く彼岸花も評判の寺です。浄光明寺と海蔵寺は境内や山門前の階段での萩などが見所です。

彼岸花は、田畑や河原などで咲く姿や色が引き立ちますが、寺の境内や風物にもよく合ってまた一興です。

この日は、18,000歩コースでした。このところ都合で出かける機会が減っていましたので、好天の中休みながらのゆっくりモードでしたが、結構こたえました。


英勝寺掲題にて。背景は蓮栽培用の甕(かめ)
です。

咲き始めたばかりです。


英勝寺境内の多くは、こんな様子でした。


英勝寺境内奥の竹林にも
英勝寺の鐘楼階段前にも


浄光明寺境内は萩が見頃でした。

浄光明寺境内にて。萩の撮影は難しい。

浄光明寺への移動中、線路わきで見かけ
ました。

海蔵寺に行く途中では、キバナ
コスモスも見かけました。

海蔵寺山門前の階段脇は萩の並木です。

海蔵寺の境内。フヨウも多く見られます。

英勝寺の踏み石脇でも

壽福寺山門。この日はここを起点に
巡りました。この奥に長い参道があります。

JR鎌倉駅江ノ電口前の時計台も改修が
終っていました。

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