7/10には、浅草のほうずき市の帰り、都営浅草線浅草駅に出る途中に駒形町を通りかかり、猛暑の中、久々に懐かしい「駒形どぜう」でひと休み、ひと涼みすることにしました。30年程前に知人に連れこられた記憶があります。
ここは、これまでに4~5回建て替えられていますが、写真や下足札などからも、200年前にできた店の雰囲気が感じられます。
ここで提供されているドジョウ(どぜう)は、主に大分県宇佐市院内町で養殖されたものだそうで店主さんが全国を回って選ばれたとか。特徴は、泥を使わず地下水で育てる「屋内無泥養殖技術」が用いられているとのこと。最近は陸上水産業が伸びていますが、ついにどぜうまでとは。時代は進んでいます。
1階はござ形式、地下は椅子形式、2階は
土間形式だそうです。注文したのは
「舞妓丼」(柳川なべをのせた丼です)
でした。どぜうなべ、柳川なべ、どぜう
唐揚げなど多彩です。薬味は唐辛子と
山椒でした。
駒形どぜうの外観。二階に窓がないのは下を
通る大名行列を下に見ないための造りだ
そうです。
下足札も残っています。
四つ角に建つところなど虎ノ門の老舗蕎麦店
「虎ノ門大坂屋砂場本店」にも似ています。(注)
200年の変遷が歴史を物語ります。
これだけの維持・継続は大変なことです。
昨年実家を取り壊した者としては頭が
下がるばかりです。
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