2022年11月19日土曜日

白日会作品展

 先日には、ペン彩スケッチの先生が出品されている白日会神奈川支部展を訪ねました。
白日会は、大正13年(1924年、関東大震災の翌年)に創設され、白日に輝く太陽にちなみ命名されたそうです。創立者の中沢光弘が、欧遊の帰路に、もう一人の創立者となる川島理一郎と出会い、インド洋で太陽を仰ぎながら、大正デモクラシーの最中の画壇の混迷を嘆いて新たな日本洋画壇の創設を誓った情景に由来するとか。鮮明に写実を標榜し、「見えるものを通して見えないものを描く」ことを理念とする美術研究団体だそうです。自由な気風に加えてプロの集団化を促進することも意図されており、レベルの高い作品展でした。
別に興味をもったのは2枚目の写真の案内状にある3本脚の八咫烏(やたがらす)でした。その由来を尋ねたところ、白日会では、「白日」すなわち太陽を象徴する八咫烏を会章としていて(受付の方にバッジみせていただきました)、その図案は創立者川島の筆による会幟(のぼり)から転写されたと伝えられているとのことでした。
因みに、「咫」(はた)は、人の手の親指と中指を広げたときの長さで、「八咫」(やた)は「大きい」、転じて「立派な」、「有難い」という意味をもつそうです。八咫烏は太陽神の象徴であるとともに、天照大神の分身であり、導きの働きをするとか。古事記や日本書紀に登場し、天より遣わされて、神武天皇の東征を導いた鳥と伝えられているようです。、
鎌倉の古い寺院(鎌倉時代より前に建てられた)では、八咫烏の旗印をよく見かけます。


会章に八咫烏が使われています


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