11/26には、孫娘の七五三詣りに多摩川浅間神社を訪ねました。多摩川沿いの小高い丘の中腹、東横線多摩川駅から5分のところにあります。
南北に細長い丘(多摩川台公園、亀甲山(かめのこやま)と呼ばれています)は、通称「古墳山」ともいわれ、この近くでは評判の花見どころです。武蔵中原に勤務していた頃には、同僚仲間とよく花見に来たことを思い出します。
ここは、古代に前方後円墳が築かれていた場所であり、本殿の位置が、後円部にあたるそうです。この近辺には、源頼朝、政子にまつわる逸話が多いですが、ご多分に漏れずここもそうで、以下のような由来があるとか。
源頼朝が豊島郡に出陣した時、夫の身を案じた北条政子が後を追って多摩川まで来た。その時わらじの傷が痛んだため、この地で傷の治療をすることにして逗留した際にここ亀甲山へ登ってみると富士山が鮮やかに見えた。富士吉田には、自分の守り本尊である浅間神社があるので、政子はその浅間神社に手を合わせ、夫の武運長久を祈り、身につけていた正観世音像をこの丘に建てたという。それ以来、村人たちはこの像を「富士浅間大菩薩」と呼び祀ったのが、この神社の起こりとされている。
その後、1652年(承応元年)に浅間神社表坂の土止め工事をしていた時に、九合目辺りから正観世音の立像が発掘された。多摩川で泥を洗い流すと片足が欠けていたため、新たに足を鋳造して祀り、神事を行ったという。
この日は、10,500歩コースでした。
田園調布南地区の鎮守様
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