2026年2月10日火曜日

神保町らくごカフェでの講談会

 2/6には、神保町にある らくごカフェで「神田愛山・宝井琴調~冬の会」を聴いてきました。お二人は兄弟弟子だそうで、定期的に二人会をされています。この日の演目は、以下の4題でした。
①「阿武松緑ノ助」琴調
②「般若のお作(上)」愛山
(仲入り)
③「般若のお作(下)」愛山
④「夜もすがら検校」琴調 
①は、阿武松緑之助(第六代横綱、おうのまつみどりのすけ)の立身出世譚です。伊勢の寒村で生まれた貧農の子 緑之助は大食漢で、十分に三食を食べるために相撲取りになることを決心し、江戸で身を立てます。苦労しながら徳を積み米を供出してもらうスポンサーを得て、横綱に昇進するという話でした。私財を投げ打って相撲界を助け、弟子を慈しみ、武士からも町人からも敬われたそうです。
②~③は、1年半会わなくても子供が生まれることの是非を題材にした浮気者の人情噺でした。
④江戸期後期、盲目で琵琶の名人の検校(けんぎょう)が請われて上京し好評を得た後に京都に帰る途中に同伴者が離脱し名もなき町人に助けられます。その後、京都の検校の居宅に町人が訪れ、品物でのお礼を断り琵琶を聴きたいという無欲さに検校も感心し、最後の演奏でお礼を町人に送るとして自分の琵琶を投げて壊します。心にはモノではなく心で返す、という余韻を残すよい噺でした。長谷川伸の原作だそうです。
また、会場の天井には落語家、講談師の座布団のカバーが貼り付けてあるのに気が付きました。
最後には珍しく琴調師匠と来客との写真タイムもあり、寄席とはまた違った和やかな場を後にしました。
この日は、5,600歩コースでした。

因みに、昨年2024年9月にもここを訪ね神田愛山独演会を聴いて、以下のような記事をアップしていました。

久々の神田愛山講談独演会


愛山師匠の高座。高座が聴衆より高いのは
演者が観客の顔を見ながらしゃべるため
だとか。50人席が満席でした。

らくごカフェの天井には落語家、講談師の
座布団のカバーが張り出されています。

琴調師匠と来客とのの写真タイム
琴調師匠と客のの写真タイム


地下鉄神保町駅階段には、元の都電の線路の
敷石に使われた花崗岩が残されています。
神保町交差点は都電の大きな分岐点
だったとか。

 

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