年の瀬も押し迫ると今年の10大ニュースが話題になります。横浜市も以下のようなニュースを公表しています。
1市民としては、それぞれに思い当たるところがありますが、今年後半には関内にあるシェアドオフィスを使うことが増えたこともあり、関内駅のすぐ近くにある横浜スタジアム(ハマスタ)の利用の変化に気付くことが多くありました。まずは、10大ニュース第5位「横浜DeNAベイスターズクライマックスシリーズ出場」のように、結果的にはベイスターズはセリーグ2位、阪神とのクライマックスシリーズでは敗退し3位でしたが、球団の方針としての、FA資格を得た宮崎の残留、大田、藤田などの選手獲得、石井、齋藤のベテランコーチによる戦力アップなどの施策が当たり、8月には本拠地で17連勝するなどで、今季後半は上位に食い込みファンが盛り上がりました。試合日には、とくに小中学生の青いユニフォーム姿を多く見かけるようになり何度も地下鉄ホームを埋めました。これまでの成績不振で、地元チーム意識が育たない、地域への経済効果が少ない、などと指摘されていましたが、今年は様変わりしブレークしたように思いました。これがベイスターズの成績次第にならないように、とくに若い世代に定着してもらいたいものです。そのためには親世代、大人市民が期待を継続する必要があるかもしれません。
いま一つは、プロ野球のほかにコンサートなど企業のスポンサーイベントが増えてきていることです。他にも、全国少年軟式野球大会、神奈川大学野球秋季リーグ戦、日本社会人アメリカンフットボール大会などの各種大会、市民の野球試合や市民イベントへの開放、などで、人の出入りも多彩でした。これも、街の共有財産にするには大切な活動なのでしょうか。
それでも観客動員は、前年の2.45倍ながらもコロナ禍前の8割だったそうです。道のりはまだまだです。
コロナ禍前には、平日の仕事終わりに同僚と連れ立ってハマスタで野球観戦や飲食を楽しむ、といった、サラリーマン街に位置することを活かした使われ方が強みだったそうです(「アクティブサラリーマン戦略」と聞いていました)。これからはウィズコロナに入ったとはいえ、用心しつつも、こんな平日の観客が当たり前になって、戻ってもらいたいものです。
*****************
横浜市では毎年、横浜市内で起こった出来事や市政ニュースなどの中から、市民の皆さまの投票により、横浜10大ニュースを決定しています。今年は、8,266人の方に投票していただきました。
◆第1位「新橋-横浜間 鉄道開業150周年」3,835票
◆第2位「横浜マリンタワーリニューアルオープン」3,529票
◆第3位「中華街『聘珍楼横浜本店』138年の歴史に幕」3,477票
◆第4位「市営地下鉄開業50周年」3,324票
◆第5位「横浜DeNAベイスターズクライマックスシリーズ出場」3,301票
◆第6位「マリノス3季ぶりのJ1優勝」3,200票
◆第7位「横浜市敬老特別乗車証(敬老パス)がIC化」 2,704票
◆第8位「オミクロン株対応 新型コロナワクチン接種開始」2,617票
◆第9位「横浜FC・中村俊輔選手現役引退発表」2,509票
◆第10位「連続テレビ小説「ちむどんどん」で鶴見区が舞台に」2,351票
(引用) https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/kocho/10_news/202210news.html
用に増築されました(客席2割アップ)。
これは2022/12/15時点です。