12/4には、時期的に今年最後の紅葉とも思い、評議原(ひょうぎっぱら)を、このところ曇天、雨天の続く合間の晴れ日に、はじめて訪ねました。神奈川県の北端の相模原市の北端の城山地区にあり、東京都の八王子市と面しています。この地域では、山の紅葉というと、なにかとよく耳にする場所です。JR橋本駅からバスで20分、そこから平坦な山道を歩いて1時間余りのところにあります。
このタイミングでの紅葉について、上る途中で出会った、下って来られた方(このところ毎日高尾山との往復登山をされているそうです)に聞くと「盛りは少し過ぎたけれども、終わったわけではないかな」と言われていましたが、その通りの状況でした。また、評議原で話した30歳代の若い人は「10年前にここに初めて来たときには、木の枝も根本も真っ赤で、こんなきれいな景色があるのかと思った。それから毎年ここに来ている」そうで、今年もなかなかの見応えでした。
ただ、気になったのは、随所に緑の葉が残っているのに気が付きました。天候異常などの理由で、紅葉がまだらになっていることと、紅葉時期が遅れていること、が今年の特徴だそうです。
途中に川尻八幡宮(1525年創建)があり、たまたま立ち寄ったところ、神社用の大しめ縄作りの最中でした。地元で収穫された稲のわらを持ち寄っての作業でした。私には珍しいい光景でしばらく拝見させてもらいいました。資料によると、ここの大しめ縄が鎌倉の鶴ケ岡八幡宮にも納められるそうです。
因みに、「評議原」の地名は、地元の戦国武将3人(片倉城主、津久井城主、小松城主)が北条勢からの守りをここで評議したことに由来するそうです。ここに来る途中には「小松城址」が残っていました。
この日は、21,000歩コースとロングランで、少々こたえました。
これで、今年の神奈川の紅葉巡りも終わりかなと思っています。
2022年12月6日火曜日
評議原の紅葉と大しめ縄
拝殿のしめ縄はここでの作り立てです
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