2026年2月15日日曜日

上大岡のバレンタインコンサート

 2/14には、最寄りの上大岡駅ビルにある港南区民文化センターひまわりの郷ホールでバレンタインコンサート「須川展也サクソフォン・リサイタル」が催されました。
今回は、この日のリサイタルのために松浦真沙さん(会場に来られていました)が書き下ろされた「Le Cinema」や2005年に長生 淳さんに委嘱された「天頂の恋」をはじめとしてクラシックを中心にディーズニ―映画の間奏曲まで10曲を、独奏、若手奏者二人での協奏、ピアノも加えた協奏を交えながら、また所々に解説を入れながらの演奏で、飽きさせないなかなか力の入った、一方で親しみも持てた演奏会でした。東京芸大のサクソフォン専攻生のコミュニティが活動の背景にあるようでした。
また、もう一人の若手奏者の有村純親さんは、紙の譜面を使わず、譜面台にi-Padをおいて、足でページをめくりながらの演奏で、これからの演奏形式を垣間見る思いがしました。
今回チケット販売が始まってすぐに予約したこともあり、この日は前から2列目の左中央の席で3人の演奏者とほぼ同じ目線で間近に聴くこともでき、久々にサクソフォンの音色を堪能し、余韻を楽しみながら喫茶店で一服し帰宅しました。近くで聴く演奏会は印象が強く長く残るように思います。
私は、尺八の音色に魅かれて かつては一時期習ったこともありましが、縦笛形の楽器には興味があります。邦楽では尺八の音色とすると、洋楽ではサクソフォンの音色を日頃から好んで聴いてきました。両者には、広い音域をカバーするために、尺八では5種類(注1)、サクソフォンでは主に4種類(注2)を使い分けること、演奏する曲目も尺八では虚無僧の吹く本曲、琴、三味線と合奏する古典から民謡、現代曲まで、サクソフォンでは、クラシックから現代曲、ジャズ、ポップスまで、ジャンルを超えて幅広い曲の演奏に使用されること、従って演奏法、表現法、音色も多彩であること、などが共通しています。また、音色についても、ともに低い筒音に楽器と人体が共鳴するような力強さと繊細さがあります。これは「遠音(とおね)がする」とも言われます。
もともとクラシカル・サクソフォン奏者の須川展也さんは、2年前にもここで自身が率いるトルヴェール・クヮルテットの演奏会を催され、その時にも私も聴かせてもらいました。



リサイタル開始前の舞台

プログラムから。裏面には三人のサインも
いただきました。珍しいことです。

コンサートのチラシから

(注1)   尺八の長さによる種類
一尺六寸管:民謡、現代曲、合奏用 
一尺八寸管:標準的なサイズ、古典、 、普化宗本曲
二尺管:民謡、詩吟の伴奏
二尺一寸管:現代曲、より深い響きを求める場合
二尺四寸管:長管(ちょうかん)と呼ばれ、低音が魅力 

(注2)  サクソフォンの種類
・ ソプラノ・サクソフォン:
高音域、まっすぐなものが多い、ジャズ(リード)、室内楽・クラシック、ポップスのソロ、明るく、鋭く、透明感のある音色が特徴
・アルト・サクソフォン:
中高音域、吹奏楽、室内楽・クラシック、ジャズ、 ポップス、音のバランスが良く一般的
・テナー・サクソフォン:
中低音域、ジャズ、ビッグバンド、ロック、ポップス、太く、渋く、力強い音が魅力
・ バリトン・サクソフォン:
低音域、吹奏楽の低音担当、 ビッグバンドのリズム支え、アンサンブルの土台。重厚で迫力ある低音が特徴
・そのほかの種類
ソプラニーノ(さらに高音)、 バス・サクソフォン(さらに低音)、 コントラバス・サクソフォンもり、特殊編成や現代音楽で使用

0 件のコメント:

コメントを投稿

上大岡のバレンタインコンサート

 2/14には、最寄りの上大岡駅ビルにある港南区民文化センターひまわりの郷ホールでバレンタインコンサート「須川展也サクソフォン・リサイタル」が催されました。 今回は、この日のリサイタルのために松浦真沙さん(会場に来られていました)が書き下ろされた「Le Cinema」や2005年...