2021年8月21日土曜日

戸塚宿南谷戸の大わらじ

いつもの散歩圏内に、大わらじの記念物があると知り、先日訪ねました。場所は戸塚と大船の丁度中間辺りの南谷戸(みなみやと)という地区です。ものは写真の通りで、全長3.5m、幅1.5m、重量200Kgで予想以上に重量感のある大物でした。
鎌倉時代から、この地域は草鞋の産地で、ここにあった道祖神(この地に今も現存します)に献納し、家内安全や無事息災を願って来たそうです。また、近くの東海道にある戸塚宿、藤沢宿を行き来するお伊勢参りや大山詣での旅人や僧にとって草鞋を履き替える小憩の場所でもあったようです。いつの頃からか、村民総動員で大わらじを作るようになり、住民と往来の人々の交通安泰を祈願して、3年毎に作り替えられ、今日の地元南谷戸和楽路の会の活動に至っているそうです。立派な草の根の歴史保存活動と思いました。





2021年8月19日木曜日

川崎大師平間寺風鈴市

7月20日から始まっていた恒例の川崎大師の風鈴市を、最終日直前にたずねました。
コロナ禍で変則的な開催が続いています。今年は密集をさけるために境内での生産者ごとの展示は中止し、仲見世通りや表参道の店舗内や軒先で個別に全国の72種の風鈴を展示・販売する「店舗巡り風鈴市」だそうです。さらにオマケで平間寺本堂の軒先にも全生産者の風鈴が一列にまるでお供えのように展示されていました(1番目と3番目の写真です)。これもまたなかなか風流なものです。







2021年8月18日水曜日

今年の春_補追:クラシックス

 今年の春に撮影した写真から歴史もの、年代物を選んでみました。撮影日順に以下のタイトルをつけています。
・早春の阿字ヶ池(金沢八景稱名寺(金沢北条氏菩提寺))
・旧伊藤博文金沢別邸雛飾り
・享保女雛(北鎌倉古民家ミュージアム)
・義経雛(北鎌倉古民家ミュージアム)
・白川郷山下家住宅(川崎生田緑地日本民家園、移設)
・桜後の小田原城馬出門土橋(小田原城址御堀端)







2021年8月15日日曜日

今年の春5題

 近く、属する写真の会で、春に因んだ日頃の作品をメンバが提出し講師に講評をいただく講評会が行われます。この機会に、今年の作品からいくつか撮影日順に選んでみました。順に、以下のタイトルにしています。
・横須賀ソレイユの丘での海を見渡す菜の花畑、
・上大岡慰霊堂での陽射しを透す染井吉野、
・三渓園での「古木にも新芽」
・横浜公園スプリングフェアでの「春のしぶき」
・山下公園ガーデンネックレス祭での「ともに歩けば」(背景の歩行者の上半身と下半身が偶然逆向きです。カガミの妙です)









2021年8月8日日曜日

郷里の海岸風景

 昨年に続いて今年も郷里の舞鶴へのお盆の帰省が難しいようです。一昨年のお盆で帰省した折2019年8月13日に実家から歩いて10分程の海岸で撮影した写真です。
この時は、平成29年台風第21号以来の「超大型」の台風10号として裏日本をお盆のころに通過する予報が出されました。その折に、近海を航海中の日本丸(海技教育機構の保有する練習帆船)が急遽舞鶴港に入港した時の早朝の写真です。この帆船は2代目で初代は引退後横浜港みなとみらい地区に係留されています。背景のクレインブリッジ(鶴の橋)には丁度東側(写真右側、海上自衛隊舞鶴教育隊があります)から西側(小樽‐舞鶴のフェリー乗場です)に朝霧が流れて印象的でした。
早いコロナ禍明けを期待したいところです。



2021年8月5日木曜日

琉球朝顔が見頃

 いつもの散歩道沿いに見頃を迎えた琉球朝顔を見かけます。この種の朝顔は多年草で、本州では開花期が6~11月と、いつも見かける一年草の朝顔に比べて格段に長いようです。青い花の奥に花芯がピンクの明かりのように見えます。花の色から「オーシャンブルー」とか、元気のある葉ぶりから「グリーンカーテン」とも言われるようです。

           



大賀の郷のひまわり畑

 地元上大岡駅東口から歩いて10分程の高台に3万本のひまわりが咲く畑があります。今年は7月22日から「第10回大賀の郷ひまわりフェスタ」として公開されました。昨年はコロナ禍で中止されましたが、地元町内会や商店街の協力で再開されました。近くの人の話では、ここ3日で背丈が日ごとに伸び一斉に開花をはじめたそうです。夏の勢いを感じます。



2021年8月3日火曜日

半夏生の季節

 7月中旬の梅雨明けのころ、いつもの鎌倉山の散歩道で半夏生(はんげしょう)を見かけました。この時期は農作業も一段落し休息をとるときと重なるそうで、「片白草(かたしろくさ)」ともいわれるようにこの季節に葉を半分程度白く染めます。それも全体ではなくまだらに染め、その後次第に緑に戻ることから「半化粧」ともいわれるとか。昭和30年代に郷里で小鮒獲りに網を抱えて廻った田舎の畦道でみかけて珍しがったことを思い出します。



2021年8月1日日曜日

防災用井戸

 上大岡駅周辺のバス停「関の下」近くの新築マンションの私有地に防災用井戸が設けられているのを見かけました。飲み水ではないが被災時の風呂、トイレなどに使えると記されています。このような設備は昨今の災害の大規模化もあり、地域毎に必須ではないかと思います。


我が家の梅干し三日干しと瓢箪

 今年は7/20から自宅でも三日干しを始めました。南高梅だそうです。どんな仕上がりになることやら。

また、上大岡の大岡川と笹下川の合流地点にある「やすみ処」でみかけた、大きくなり始めたばかりの瓢箪です。健康と長寿のシンボルとか。




古民家での三日干し

栄区本郷ふじやま公園古民家ゾーンにある旧小岩井家住宅で土用丑の日の梅干しの三日干しが多くのボランティアの協力で行われました。今年は7月20日から始まりました。恒例の夏の訪れです。



港南桜道での向日葵

 日頃の散歩路で撮影した身近なスナップ写真や簡単なスケッチなどを中心にブログを始めることにしました。

港南桜道の散歩道で見かけました。地元港南区の花です。真夏の勢いを感じます。



棉の双葉

 今年は5月10日頃に庭先に種子を植えた綿(わた)の木が、5月末には芽を出し双葉の形をしてきました。昨年収獲した綿花を1昼夜温水につけて取り出した種子を使います。 発芽率は1〜2割で限られた種子しか芽吹きません。ようやく双葉になればなったでだんご虫でしょうか若葉を侵食します。幾つ...