2021年11月17日水曜日

日展2021を訪ねて


11/15には、近くの大船にここ9年通っている(いつの間にか最長の受講者になりました)小さなペン彩画教室での一色先生が日展に今回も入選されたので、六本木の国立新美術館で鑑賞してきました。昨年に続き2年連続しての入選と、素晴らしい実績を上げられています。日頃から教室で、制作段階における完成までの詳しい制作プロセスや途中でのご苦労話を聞いているので尚更です。
日展は、日本画、洋画、工芸美術、彫刻、書の5部門の公募展で、今年は8000点の応募があり1000点が選ばれたそうです。膨大な出展作を見て、日本の画界のエネルギーを感じます。今年の審査所感は、日本画部門では「今年の作品を拝見し感じたことは、この重苦しい現状から離れたい気持か、格調は高くおだ やかで静かな境地を求めた作品が多かったように思います。 作品に対し、品格と感性は大切なことです。さらに自分の信念を持ち、思う存分立ち向かう 強い意志の作品群も増えて欲しいと願っています。」、洋画部門では「全体的に、アカデミックな解釈を根底にするも、各々が、リアリティー豊かな個性を発揮して頂くことが、今後の日展洋画を魅力あるものに発展させて行くものと、確信した。」でした。昨今の世相を映しているようです。
この会場ではほぼ全作品が撮影可能で、お気に入り150枚程撮った写真を持ち帰り、モチーフ、構図、色彩、タッチ、手法などから自分流に勝手な想像をしつつ、コロナ禍のなかそれぞれに力のこめられた作品をじっくりと眺めるのが、ささやかな楽しみです。




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