10/30には、東京調布市にある深大寺(じんだいじ)と隣接する神代植物公園(こちらも「じんだい」です)を訪ねました。京王線調布駅からバスで15分程のところにあります。武蔵野を南北に走る武蔵境通りと三鷹通りの間で、東西に走る中央道(甲州街道の北側)のちょっと北側になります。
深大寺は、社会人になって三鷹に出てきてから、関東で初めて出かけた寺で、今回は50数年ぶりになります。その時にも、参道周辺が祭りのように賑やかな寺だな、という印象でした。賑やかさは今も続いているようで、二八蕎麦や十割蕎麦の看板を出す「深大寺そば」の古風な蕎麦屋が並んで、丁度昼時でどこも行列ができていました。この日は週末の好天で、境内には、七五三詣りで何組もの晴れ姿の子供たちがはしゃぎ、またそれ以上に親たちも嬉しそうでした。
奈良時代733年から続くもとは水神を祀る寺で、武蔵野地域で、縁結び、厄除けへの信仰の中心として庶民に親しまれてきたそうです。当初は法相宗、平安時代からは天台宗の寺院とのこと。
深大寺の奥にある「深大寺門」でつながる隣の神代植物公園にも足を伸ばしました。ここは、東京都の運営する唯一の植物園だそうで、もともと東京の街路樹などを育てるための苗圃でしたが、戦後、神代緑地として公開され、昭和36年(1961年)に新装し開園したそうです。丁度10/4~10/30に「秋のバラフェスタ」が開催中で、この日が最終日でしたが、今年は天候の関係で日持ちがよく、翌日以降も当分延長するとアナウンスしていました。天候不順がこんなところにも影響しているのでしょうか。広々としたバラ園を一巡したところでも、まだまだ見頃期は続くように感じました。秋のバラは、小ぶりながら、色と香りそして日持ちが春のバラ以上だそうです。正門近くでは、早いもので菊花展も開催中でした。時期的には少し早めでしたが、愛好家の大変さとこの展示会への力の入れようが伝わってきました。菊の種類、育て方も多様で、いつものことながら日本の文化の奥深さを感じます。
この日は、16,000歩コースでした。このところ足腰は順調です。
種類が多いそうです