2023年3月19日日曜日

八角のこと

 戸塚にある行きつけの魚屋さんで、北海道で獲れた八角(はっかく)をみかけ、珍しいので買い求めました。刺身が店主のお勧めでした。今も水揚げ、流通が少ない魚種とのこと。
一見、ホウボウにも似た形相ですが、身には鎧のように固くて尖った四角い鱗を着けていて、全く違います。八角という名は、身を横に切ると八角形になることからだそうです。能登などではトクビレといわれるようですが、これは最後の写真にあるように特徴的なヒレ(とくに背ビレと尾ビレ。入手した八角では切除されていました)に由来しているようです。確かに立派なヒレに「トクビレ」も頷けます。そういうと、ホウボウも、特徴的な大きな緑の胸ビレがありましたが。旬は12月〜2月だそうですからそろそろシーズンの終わりの時期だったようです。驚いたのは、値札の安さでした。こちらでは知名度も低いのか、買い手が少ないことによるのでしょうか。
以前冬に札幌に出張した際に、居酒屋で地元の同僚にこの時期は八角が旨いと強く勧められ(北海道でたまにしか見ないとか)、はじめてでしたが刺身を注文し、脂ののった白身のコリコリした味に感心したことがありました。今回は、焼いていただきました。焼いても、結構脂がのって、なかなか美味でした。干物もうまそうです。


    図鑑「旬の食材百科]からの引用です。

2021年11月にも八角を入手しスケッチに
していました。この時には背びれ、尾ビれを描いて
います

0 件のコメント:

コメントを投稿

上郷あじさいの丘で紫陽花を堪能

 6/16には、隣の栄区にある「上郷あじさいの丘」を訪ねました。大船から上之(かみの)方面へバスで15分程行った桂台地区にある、最近地元ではよく耳にする鑑賞地です。丁度「第8回上郷あじさい祭り」期間中で賑わっていました。 10年間で斜面に3000株を育てられてきたと栄区「紫陽花の...