戸塚にある行きつけの魚屋さんで、北海道で獲れた八角(はっかく)をみかけ、珍しいので買い求めました。刺身が店主のお勧めでした。今も水揚げ、流通が少ない魚種とのこと。
一見、ホウボウにも似た形相ですが、身には鎧のように固くて尖った四角い鱗を着けていて、全く違います。八角という名は、身を横に切ると八角形になることからだそうです。能登などではトクビレといわれるようですが、これは最後の写真にあるように特徴的なヒレ(とくに背ビレと尾ビレ。入手した八角では切除されていました)に由来しているようです。確かに立派なヒレに「トクビレ」も頷けます。そういうと、ホウボウも、特徴的な大きな緑の胸ビレがありましたが。旬は12月〜2月だそうですからそろそろシーズンの終わりの時期だったようです。驚いたのは、値札の安さでした。こちらでは知名度も低いのか、買い手が少ないことによるのでしょうか。
以前冬に札幌に出張した際に、居酒屋で地元の同僚にこの時期は八角が旨いと強く勧められ(北海道でたまにしか見ないとか)、はじめてでしたが刺身を注文し、脂ののった白身のコリコリした味に感心したことがありました。今回は、焼いていただきました。焼いても、結構脂がのって、なかなか美味でした。干物もうまそうです。
図鑑「旬の食材百科]からの引用です。
2021年11月にも八角を入手しスケッチに
していました。この時には背びれ、尾ビれを描いて
います
していました。この時には背びれ、尾ビれを描いて
います
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