2025年5月5日月曜日

マテ貝の潮干狩り―今年は苦戦模様

 5/5には、旧伊藤博文金沢別邸からの帰りに、横浜シ―サイドライン「野島公園」の隣駅「海の公園南口」で降りて、いまどきの潮干狩りを見てきました。たまたま干潮前で結構な人が集まっていました。
ここ海の公園は40年ほど前に、金沢並木地区の埋立でできた新たな海岸に対岸の千葉から砂を持ってきて造った人工砂浜です。横浜市内で唯一海水浴場のある公園とか。
これまでは、年によって貝の種類や収穫量に波があるもののアサリ、ハマグリ、シオフキなどの二枚貝が主でしたが、最近は筒状のマテ貝が増えたと言われ、昨年は豊漁だったと報道もされていました。
今年はどうかと今回寄ってみたわけですが、今年はアサリもマテ貝も少ないようです。海岸で収穫している家族連れを南口近くで一巡したところでは、小さいマテ貝2匹しか見ませんでした。皆さん苦戦されているようでした。
あわよくばと、私も塩を小瓶に詰めて持参していったのですが、使うことはありませんでした。マテ貝は、潮の引いたばかりの砂浜で楕円形の小さな穴を見つけ、塩を穴にかけてマテ貝がびっくりして飛び出たところを収穫します。昨年には2時間で50匹近く収獲した人もあったそうです。
気候変動、海水温度の上昇など海辺の自然環境も揺らいでいるようです。また、私を含めたにわか集団で小さな稚貝まで収獲しきってしまうのも原因かもしれません。

  
干潮時には結構人が集まります。

マテ貝の穴にこのように塩をまきます。貝が
飛び出したところを素早く捕まえます。これだけ
人が多いとマテ貝側も塩慣れするかもしれません。
少年に声をかけると嬉しそうに釣果を見せて
くれました。彼にはよい経験になると思います。
貝殻が筒のように見えますが、実は筒のように
曲がった、変則的な二枚貝です。ピンボケして
いますm(._.)m。
 
干潮とともに混み合ってきました。

小さいマテ貝が獲れています。

背景の左奥の小高い山が野島です。

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