2025年5月12日月曜日

新橋古本まつりと古切符と「ガード下街」の今

 5/12午後には、写真仲間でこの7月に予定している写真展のプリント入稿をFフォトギャラリー銀座で済ませた後に、久々に銀座一丁目から銀座八丁目まで、そして新橋までゆっくり歩いてきました。
途中、新橋駅西口前のSL広場では、この日から「新橋古本まつり」が開催中でした。得意分野の違う20店ほどの古書店がテントを張って並び、土地柄でしょうか、主に通りがかりのサラリーマン向けを狙ったような面白そうな本が並んでいます。聞くと、年に4回、各回1週間の予定で行われるそうで、早速に開催日の案内名刺をいただきました。回るうちに思いつくまま、単行本1冊、文庫本6冊を買っていました。家族から本は今から増やさないように、とは常々言われてはいるのですが、ついつい…。衝動買いでした。
変っていたのは、古い鉄道切符が、本棚の横で、「切符(硬券、軟券他)」として大きな籠に入れられて大量に販売されており、人だかりができていたことです。ここが、明治5年の鉄道発祥の地で、すぐ近くには蒸気機関車が今もおかれ、近くの線路反対側の東新橋には最近できた「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」もある、鉄道所縁の場所とはいえ、誰が古切符を買うのかとしばらく見ていました。20〜60歳代の男性が殆どで鉄道ファン(「切鉄(キッテツ)」とでもいうのでしょうか)のようでした。廃線になった駅までの切符などが人気だそうで、開催初日ということもあったかもしれません。自分の行った駅の切符くらいは記念にと保管していますが、これからは買えない珍品とはいえ、マニア(好き者)にはなかなか追いつけません。

また、新橋から有楽町の鉄道の下の長い通路(「ガード下街」(ガードシタガイ)と言っていました)もいつの間にかすっかり様変わりしていました。昭和の後半〜平成の前半には両脇の全てが飲食街でしたが(仕事帰りによく利用しました)、いまは綺麗に改装され、有楽町側は屋台風の居酒屋の集まる飲み屋街に(「○△横丁」など)、新橋側はおしゃれな洋装品店街に変わっています。時間が早かったこともあり、そんなには混んでいませんでした。
かつての「サラリーマンの聖地」も今流に形を変えていました。
この日は、11,500歩コースでした。

因みに、銀座〜新橋界隈には昨年6月の山王祭のときに見物に訪れていました。
当ブログに下記のような記事をアップしています。

6年ぶりの日枝神社山王祭の神幸祭


新橋古本祭り。左に機関車が置かれています。
粒ぞろいのなかなか面白そうな本が安く
買えます。

新橋駅西口(西新橋)のSL広場のシンボルです。
これは前から変りません。

ガード下街新橋側の洋装品店街。ここは
大きく変わりました。

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