2/19には、茨城県守谷市の常総運動公園の会議室と体育館で催されたドローン操縦の国家資格試験の学科講習と実技講習に参加してきました。この企画を主催する一般社団法人日本ドローンコンソーシアム(JDC)の運営に長年携わってきている関係で、JDCによるこのような新しい企画の催行を応援しながら、学科講習、実技講習を傍聴し、懇親会にも参加してきました。JDCは、産業用ドローンの普及促進団体で200社程の法人、大学で構成されています。今回首都圏で行われ、これを契機にこれと同じ形式で順次全国に展開する予定とのこと。
学科講習では前半に国交省の無人航空機安全課から制度施行の状況報告と取得促進策の説明がありました。また、実技講習では、実際の国家試験会場と同じ飛行コースがコーンやテープで設定され、スクエア飛行を講習参加者5人に実践してもらうことも含まれ、事前の天候、足元などの正常確認、指示の応答確認、声の大きさ、など講師から指摘されていました。操縦者は、操縦する腕、指先も疲れますが、始終大声を出しています。後で、操縦体験された方によると、人前で、また試験官の前で、大変に緊張したそうです。
50人ほどの参加者で、細部に亘る注意、指示、熱のこもったQ&Aなど、ピリピリした雰囲気で行われました。
このような講習の背景には、1昨年2023年12月の航空法改正で規定されたドローンの機体認証・操縦ライセンス制度に基づいた国家試験のライセンス取得が予想通りに進んでいない現状があります。これまでの民間資格制度からの移行期間の終了が2025年12月と迫る中で、ライセンス取得者を増やす施策のひとつで関係組織がこのような模擬試験講習を始めています。
懇親会会場の「テレネの木」は、地元農家からの野菜と常陸牛などを活かした家庭的なカフェで、地元の味を愉しめました。
会場と守谷駅の間には工業団地がつづき、大きなアサヒビールの工場ではスーパードライを生産しているそうです。秋葉原からつくばエクスプレス快速で30分と便利なところです。
こういう機会を利用して、ドローン操縦資格が自動車の運転免許証のように広く普及して、これまで鳥と虫しか利用できなかった低高度の空空間を人間が自由に活用できるようになることを願うばかりです。
この日は、6,400歩コースでした。
2024年2月20日火曜日
ドローン操縦資格試験の講習会
細部の指示が飛んでいます。
実技会場の全景です。
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