7/16には、創立40周年を迎える洋光台男声合唱団「洋団」の記念演奏会に、関内ホールで参加してきました。洋光台は、私の住む港南町の隣の町です。この合唱団には、戸塚に住む従兄弟もここ十数年団員として活動しています。彼は子供の頃から唄上手で「NHKのど自慢」にも出ようとしたとか。確か82歳になりますが、舞台でも目立つ長身で立派な体格は変わらず、セカンドテノールで楽譜を見たりみなっかったりで大きく口を開けながら立派にパートをこなされていました。団員の平均年齢は75歳だそうです。また、途中コロナ禍の前後で団員が半減したとのこと。
この日は、一階席はほぼ満席で、団員OBや家族で大いに盛り上がっていました。
プログラムはオーソドックスで、第一ステージは、多くの男声合唱団で歌われる男声合唱組曲「海鳥の詩」。団員に記念演奏会で歌いたい曲のアンケート結果だそうです。第2ステージが男声合唱とピアノのための組曲「ある真夜中に」で、コンクールの課題曲にもなる男声合唱曲の定番とか。第3ステージは、洋団でこれまでに歌い込んだ50曲を集めて2005年に作った「愛唱歌集」から選曲した5曲、第4ステージが、クライマックスの「オペラ座の怪人」から6曲でした。ここでは声楽家の指揮者もファントム役の歌手として参加します。選曲も40年の歴史と親しみを感じさせる、思いのこもった内容でした。
気が利いているのは、各ステージうを紹介する案内パンフレットのなかに曲目解説と歌詞が記載されていて、演目のストーリとともに歌唱の意味が目でも追えるため、素人には有難い企画だと思いました。そのため会場の照明も会場席側で文字が読める程度にしっかりと明るくなっています。
終演後、従兄弟とはエントランスホールで久々に会え、演奏を称え労をねぎらえました。練習の追い上げでは大変だったようです。体力的にも、暗譜のための短期記憶でも、心身ともに元気でないとできないことだと思いました。途中団長も引き受けたそうで、従兄弟の頑張りと歌唱への変わらぬ思い入れには敬服しました。
この日は、8,800歩コースでした。
(注)今年2025年4月12日には、この演奏会を知るきっかけとなった横浜並木男声合唱団(YNDG)の定期演奏会の記事を、当ブログの下記にアップしていました。そのYNDGの案内パンフに洋光台男声合唱団のこの演奏会のチラシがたまたま挟まれていました。
第4ステージ「オペラ座の怪人」
の「曲目解説」
同「歌詞」。パンフには演奏する
全曲目の歌詞が記載されています。
素人には理解が深まり大変
助かります。
案内パンフレットから。よく
できた力作と思いました。