10/25に平泉町(岩手県西磐井郡)の毛越寺(もうつうじ)、中尊寺、達谷窟(たっこくのいわや)などを訪ねました。こちらも当方には50年振りになります。以前来た時には、12世紀前期の平安末期に奥州藤原氏4代が築いた仏都として広大な山中に多くの堂をもつ古めかしい寺院と古い割に整然とした門前町、という印象でした。今回たずねて、あらためて、その印象を強くするとともに、当時10万人が住む、京都を模した地域の都だったことを思わせる碁盤の目の街づくりの形跡を感じました。また、2011年の世界文化遺産登録を経て、各施設が整備され、街並みも再開発されたとかで、訪れた寺院の歴史が丁寧に説明されているのに感心しました。世界遺産登録により地元は良好な保存責任を負うことの結果のようにも思えます。
この日の散歩は、26,000歩コースでした。ただし、毛越寺から中尊寺への移動にはたまたま来たタクシーをついつい使ってしまいました。
写真は、はじめの3枚が毛越寺とその近くで、次が達谷窟、最後が中尊寺金色堂(の保存館)です。
2021年10月30日土曜日
平泉・毛越寺での秋
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