先日、散歩中にたまたま珍しい車を見かけました。
ひとつは、今ではクラシックに入るもので、シトロエン2cv(仏語で2馬力の意味とか)です。1990年くらいまでは市中でたまに見かけましたが、1990年の製造終了があったのでしょうか、見かけなくなりました。「こうもり傘に4つの車輪を付ける」イメージに徹したフランスの国民車で、欧州では人気があり、欧州の映画では今でもよく見ます。1948年発表から1990年まで大きなモデルチェンジはないことで、当時の日本車と比べて評判でした。農場用の小型大衆車を目指したことから(50kgのジャガイモ又は樽を載せて走れること、荒れた農道を走破できるだけでなく、カゴ一杯の生卵を載せて荒れた農道を走行しても、1つの卵も割ることなく走れるほど快適で乗り心地がよいこと、運転に慣れない主婦でも簡単に運転できること、スタイルは重要ではない、などユニークでハードルの高い設計の要件だったことは以前からよく聞いていました。これらの要件は納得でき今にも通じるようにも思います)、早期から前輪駆動など当時の新技術を組み込んだ車種でもありました。大船で信号待ちをしているところを見かけ、珍しさから信号を渡りながら思わず足を止め急ぎ写真に収めた次第です。
ふたつめは、新しい車種で、AP-TRIKES125です。これは、サイドカーに属する3輪車(トライク)で、サイドカー並みの「左右解放/バーハンドル/またがり式」がトライクにも適用されるそうです。ボディも目を引きますが、60Km/時の走行は可能で、後部には2名乗れ、雨天走行と安全性にメリットがあるようです。地域やコミュニティ内の行動が主なシニアの簡易な移動ツール(軽自動車とバイクの中間クラス)として合っているように思います。ただ普通免許は必要とか。
シトロエン2cv
AP-TRIKES125
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