鎌倉の梅巡りの途中に鎌倉宮にも立ち寄りました。そこの門前で、河津桜がすでに開花しているのを見かけました。
鎌倉宮は、鎌倉では珍しく宮内庁直轄の神社です(神奈川県で唯一の官幣社で、なかでも官幣中社とのこと)。明治天皇が明治2年(1869)年に護良親王(もりよししんのう 、もりながしんのう、大塔宮)を主祭神として祀っています。護良親王は後醍醐天皇の第三皇子で、建武の新政期(1334年〜)には征夷大将軍にもなりましたが、後に足利尊氏と対立し、ここに(当時は東光寺でした)幽閉、28歳で非業の最期を遂げたとされています。
鎌倉宮の鳥居の前には、数本の河津桜が植えられており、まだ幼木ながら鎌倉で最初に咲く桜だそうです。この日で五分咲きくらいでした。
この近くでは、大船で交配し生まれた早咲きの玉縄桜(たまなわ)もありますが、これほど早咲きではないようです。
鎌倉宮全景
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