先日 1/18には、撮影会に先立って梅の咲き振りをみに瑞泉寺も訪ねました。鎌倉街道の金沢八景方面の梅巡り3つ目です。
ここは、鶴ケ岡八幡宮から歩いて30分、鎌倉駅から金沢八景方面行のバスで鎌倉宮まで行くとその先歩いて15分程のところにある臨済宗円覚寺派の古寺です。鎌倉公方の菩提寺だったとか。ほどほどの距離をゆっくり歩いて季節の花を静かに楽しみたい時には格好です。最近言われる鎌倉を訪れる観光客もここまで来る人は多くないようです。とくに裏山の楓と境内、参道の梅が評判ですが、蠟梅、水仙、紫陽花などもみられる「花の寺」だそうです。花木の植栽や文人とのかかわりが多いことでは北鎌倉の東慶寺に似たところがあります。また、梅の頃の本堂は鎌倉スケッチの名所でもあります(最初の写真の角度です)。境内は、夢窓疎石によって場所が選ばれ(3方は山に囲まれ西に富士山が見えるとか)、開山とともに作庭された、鎌倉に残る唯一の鎌倉時代の庭園だそうです。ゆったりした良い庭です。
この時期は、梅はほんの一部早咲きの白梅が見られましたが、受付の方によると、平年は2月末が見頃だそうですが、昨年が高温だったことから、今年は2月中旬が、紅梅、白梅、黄梅が見頃だろうとのことでした。それにしても、このところの気候変動・温暖化でどう変わるかわからないとのこと。昨年の楓の紅葉は色付く前に縮れてしまったそうです。
本堂の輪郭もよく、つい描きたくなります。
参道の両側も梅林です。
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