2024年5月20日月曜日

はじめての浅草神社例大祭 三社祭

 5/19には、浅草神社の例大祭 三社祭の最終日でしたので(5/17〜5/19)、曇り空ながら、混雑を避けて早朝に出かけることにしました。実物を観るのは私には初めてです。今年は、4年振りの開催ということで(3年はコロナ禍で、昨年は雨で開催できなかったそうです)、主催者、法被姿の担ぎ手、また観客も、それぞれに期待が大きく力が入っているように思えました。とくに担ぎ手さんは、男性も女性も背筋が伸びています。
44ある地元町会から神輿100基ほどが、浅草寺・浅草神社(「三社さま」。かつては、平安末期頃の神仏同体説により「三社大権現」と言われて神宮寺であった浅草寺と一体でしたが、明治初期に浅草神社となったそうです。最後の写真のパンフより)の門前町を、一之宮、二之宮、三之宮の3ルートに分けて練り歩きます。3ルートの地図(神輿の巡行ルート図を渡御図(とぎょず)というそうです)も通過時刻を添えて公表されており、はじめての観客でも分散して混まない場所を選んで安心して観れるようになっています。
この日は、天気が下り坂で、夕方には小雨の予報を聞いたことから、朝7時半頃到着し、10時半頃まで滞在し一巡してきました。
神輿は、飾りは豪華ですが思ったほどには大きくないように見えました。ただ、神輿を支えて担ぐ柱は幅広く縦長に張出していて、多くの担ぎ手を要します。一つの神輿には、先頭にはお祓い役が、そして50〜60人の担ぎ手、白衣の神主役、が同行し、担ぎ手が交代しがら回ります。
仲見世通りの左右にある町会地区に入ると、随所に神輿の格納庫と集会場があり、開始時間まで待機しています。町会地域全体が独特の神域に覆われているように感じました。また、地元の1神社の祭りが地元町会活動に定着し溶け込んで世代に亘って大事にされているなと感じます。以前の同僚に浅草出身者がいて、三社祭の準備が一年中入っていると、嬉しそうにぼやいていたのを思い出しました。
町会を一巡した後、浅草寺境内に戻り、雷門、山門、本堂を回り、混みだす前に引き上げました。帰りの都営浅草駅入口では、出てくる人(担ぎ手と観客)が急増していました。
この日は、8,900歩コースでした。


スタート前の町会責任者の挨拶中。
緊張感が漂っています。

手拍子の後、さあ、出発です。

囃子台車も神輿のあとに続きます。
右手奥は雷門です。

「雷門囃子車」。鐘、笛や太鼓の奏手が
乗っています。
熱気とパワーを感じます。

雷門が渡御のスタート地点のひとつです。

大提灯の下を神輿が通るためか、
提灯の下半分が畳み込まれていました。

仲見世町会の神輿。11時に出発だそうで
待機中です。この後ろには子供用の
小さな神輿も控えていました。

浅草寺山門  宝蔵門です。

山門の提灯も下半分が吊りあげられています。

浅草寺本堂です。浅草神社はこの右手奥に
こじんまりとあります。

浅三東町会の神輿。このような神輿が
浅草地区に100基程ひかえているとは。

浅三東町会の控え台。こちらも
11時出発とのことでした。
街中で見かけました。

一之宮ルートの渡御図(とぎょず)。このような
図が3枚あり、この日程通り3手に分かれて
出発し巡行(渡御)します。
三日間の例大祭祭事、神輿の出発時刻・
場所と神輿を出す町会リストが
コンパクトに記されています。
パンフレットから。「三社のいわれ」にも
寺と神社をめぐる歴史を感じます。。

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