2025年1月18日土曜日

鎌倉での臨時撮影会 その2-杉本寺

 1/15の臨時撮影会では、鶴岡八幡宮に続いで、八幡宮から東に歩いて15分程にところにある天台宗 大蔵山杉本寺を訪ねました。鎌倉最古の寺、開山は、奈良の大佛造営や貧民救済に貢献したとされる行基とのこと。苔むす石段や山門の運慶作の仁王像、本堂に安置される3体のご本尊、十一面杉本観音が評判の寺です。その一体は行基作だとか。1300年前の奈良時代734年に建立されています。「杉本寺」の由来には、鎌倉時代火災がおこった際に御本尊三体自ら庭内の大杉の下に火を避けられたので、それより「杉の本の観音」と呼ばれたというユーモラスな言い伝えがあるそうです。阪東三十三観音霊場の第一番札所でもあります。
2009 年まで仁王門の茅葺屋根の葺き替えなどで長く大規模な修繕中でした。このところの温暖化で茅葺き屋根の傷みは速いようで(これまで20年毎といわれていたのが15年毎に葺き替えが必要になってきているそうです)、いまも2,000万円の大勧進が行われていました。


仁王像。運慶作とか



仁王像。こちらも運慶作とか


五輪塔群

弁天堂。古来よりここの弁天尊をお参り
すると大きな蔵が建つ程富に恵まれる
という言い伝えがあるとか。山号[大蔵山]に
由来しているようです。後付けのようにも
勝手に思いましたが。


本堂

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