2023年9月30日土曜日

巾着田曼殊沙華公園

 9/27には、いつもの写真仲間で、埼玉県日高市の巾着田曼殊沙華公園(きんちゃくだ)を訪ね、秋の日差しの中、賑やかな撮影会を楽しんできました。
昨日、仲間の会の会員向けのブログに、撮影会の模様を投稿しましたので、同じ文面を引用し、ここでの記事に代えることにします。

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巾着田で曼殊沙華の臨時撮影会を行いました

9月27日には、埼玉県日高市にある巾着田曼殊沙華公園で、会員の任意参加による臨時撮影会を行いました。
ここは、昭和40年代後半に巾着田の土地を当時の日高町が取得して整地したところ、高麗川の増水等により漂流物に混じって流されてきた球根が根付いて、今では500万株が群生するまでに育った場所だそうです。
この撮影会は、当初は9月20日に計画していましたが、公園事務所から「今年は開花が1週間遅れている。満開は9月の最終週になる見込みです。」との予報があり、直前に9月27日に延期しての開催になりました。
この日13時に西武池袋線高麗駅に参加者5名が予定通り集合し、公園に向けて出発しました。この日の天気は曇りの予報でしたが、午後には時々日差しがあり好転の兆しがみられました。それに伴い、気温も上がってきて汗ばむほどでした。
公園に向かう途中、「この地域には、1400年ほど前に高句麗が唐と新羅に滅ぼされたときに、高句麗から王族や遺臣が移住し、この辺りに「高麗郡」ができたが、当時から多くの水害に悩まされてきた」ことを記した石碑をながめながら、また、地元の農家の出店で売られている、収穫されたばかりの鑑賞用かぼちゃや熟した花なすなどの産物を見ながら、ここの土地柄をあらためて感じつつ、移動しました。
その後、巾着袋のように丸く蛇行する高麗川の河原の土手に咲く曼殊沙華をそれぞれに撮影しながら、30分ほどで公園入口に到着しました。
公園では、2時間ほどの自由撮影にし、各自思い思いに撮影してきました。開花が遅れたこともあり、公園では、変則的に、当初9月16日からのところ、9月22日に延期して有料にしたそうです。
園内の曼殊沙華の咲き具合は、入口に近い上流区域は、部分的には満開ですが、まだ蕾の株も多く開花直前の状況でした。公園中央に曼殊沙華まつり会場のテント村があり(9/16〜10/1)、そこを越した下流区域では、多くは満開で群生していましたが一部は盛りを過ぎた株も見られるといった状況でした。全体では、咲き具合は、地区による差があり、まだらといったところでした。一般的に、曼殊沙華は、8月の気温が高く、降水量が少ない年は、開花時期が遅れる傾向があるそうです。今年は遅れる条件がそろった年だったようで、開花が遅れる場合には、このように遅れ具合がまだらになるのかもしれません。
帰りには、冷めて消えないうちに反省したいと、所沢、池袋まで戻らず、近くでの反省会の希望が多く、最寄りの飯能駅で反省会を行うことにしました。飯能駅ビル店にて、参加者全員で十分に反省したあと、池袋で解散しました。
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この日は、21,600歩コースでした。結構歩きました。





地元農家の鑑賞用かぼちゃ。そろそろ
この時期でした。
よく熟した花なすの輪



2023年9月29日金曜日

桜木町蕎麦店「川村屋」さんの復活

 三渓園に行くときには、いつも桜木町駅からバスを使いますが、その時に、駅前にある老舗蕎麦店「川村屋」さんが復活しているのを見かけました。確か3月末で閉店していましたので、5カ月で再開したことで驚きましたが、反面、老舗が続いたことに安心しました。
早速、試食してみまして、出汁の味、麺のこし、などは前のままであることを確認しました。ただ、店を出るときに、若返りした店員に「出汁が濃いくはなかったですか」と聞かれました。顧客のモニタリングでしょうか。かけそばが310円と今時にして良心的な値段です。
娘さん夫婦が7代目店主を継がれたようで、9/1から再開されたようです。なかなかの人間ドラマもあり、うまくおさまったように思います。

ネットには幾つか関連記事がアップされていました。6代目店主が「閉店を公表してから、この店の価値をあらためて知った」また「7代目(次女夫婦)が、反対する6代目を説得して事業継承した」と言われているのが印象的です。

https://www.hamakei.com/column/363/

https://www.youtube.com/watch?v=cPMHaZ5U9A8


再開した川村屋さん。以前の風景です。

三渓園の仲秋ー彼岸花、萩、月見飾り

 しばらくぶりに本牧の三渓園を訪ねました。すっかり秋の装いで、内苑の彼岸花やススキ、外苑の大池の周りの萩が丁度見頃でした。夏のハス園や睡蓮の池も様子が変わり来年への準備モードに入ったようです。
丁度この日9/29は中秋の名月で(今年は満月と重なったとか)、園内の古民家旧矢箆原家住宅(やのはら)では月見飾りに今の時節を思い起こさせられました。
この日は、8,800歩コースでした。


旧矢箆原家住宅の月見飾り。手前が背面に
なります。

聴秋閣にて

臨春閣前庭のススキ

大池の萩も見頃でした。手前は菖蒲園、
背景はハス園です。

ハス園には今年夏の観蓮会に2回通いました。

臨春閣とススキ。重要文化財とのこと。


大池の松と萩

睡蓮の池

2023年9月22日金曜日

琉球朝顔はこの時期も最盛期

日頃の散歩道沿いでみかける花木ではこの時期、琉球朝顔が目立ちます。この種の朝顔は多年草で、本州では開花期が6~11月と、いつも見かける一年草の朝顔に比べて格段に長いようです。この日9/15でも写真のように咲き続いていますし、これからの蕾も多くつけいています。青い花の奥に花芯がピンクの灯りのように見えるのも印象的ですし、日中でもしぼむことはないようです。花の色から「オーシャンブルー」と言われるそうですがぴったしの名前です。

2023年9月20日水曜日

綿花の収穫

 9/18には、庭先の綿花の木につけていた実のひとつが割れて、今年初めての綿の収穫がありました。一株で30個ほどの実がついています。今年は、全体で45個ほど収穫できそうで、まずまずの豊作でした。
関連記事は下記にアップしてきています。
https://kinoken33.blogspot.com/2023/08/blog-post_23.html
きのけん 日頃の散歩路: 梅雨明けの綿花 (kinoken33.blogspot.com)


一株に30個ほどの実をつけています。

2023年9月19日火曜日

鎌倉の彼岸花と萩

 久々に、鎌倉の北西部にあたる扇が谷地区を回りました。この地区は、鎌倉でも、この時期見頃の彼岸花や萩が境内で観られる寺の多いところです。この日9/19では、萩は丁度見頃で、彼岸花は、やや早目で、満開まで1週間早いくらいの時期でした。今年は、9月中旬まで猛暑日が続き、天候不順で、彼岸花は、他の地域でも、例年より1週間遅いといわれています。
この日は、鎌倉駅江ノ電口から出て、すぐ正面にある市役所の前の道を横須賀線に沿って北上し、20分程歩いたところにある壽福寺からスタートし、隣の英勝寺、その近くの浄光明寺、海蔵寺を巡ってきました。この時期に、彼岸花や萩を求めてここを歩くのは初めてです。
壽福寺はこの区域では大きな寺で、鎌倉五山第三位の寺格だそうで、北条政子が、頼朝の父義朝の居館跡に建て、政子本人と実子の源実朝が祀られています。春には山門から続く長い参道脇の桜が話題になります。英勝寺はいまも鎌倉唯一の尼寺で、もともと、徳川家光が家康側室で自分の乳母であった英勝院(出家前は、お勝の方)を、(お勝の方の)先祖にあたる太田道灌屋敷跡のここに祀ったとされていますが、今では、広い境内に咲く彼岸花も評判の寺です。浄光明寺と海蔵寺は境内や山門前の階段での萩などが見所です。

彼岸花は、田畑や河原などで咲く姿や色が引き立ちますが、寺の境内や風物にもよく合ってまた一興です。

この日は、18,000歩コースでした。このところ都合で出かける機会が減っていましたので、好天の中休みながらのゆっくりモードでしたが、結構こたえました。


英勝寺掲題にて。背景は蓮栽培用の甕(かめ)
です。

咲き始めたばかりです。


英勝寺境内の多くは、こんな様子でした。


英勝寺境内奥の竹林にも
英勝寺の鐘楼階段前にも


浄光明寺境内は萩が見頃でした。

浄光明寺境内にて。萩の撮影は難しい。

浄光明寺への移動中、線路わきで見かけ
ました。

海蔵寺に行く途中では、キバナ
コスモスも見かけました。

海蔵寺山門前の階段脇は萩の並木です。

海蔵寺の境内。フヨウも多く見られます。

英勝寺の踏み石脇でも

壽福寺山門。この日はここを起点に
巡りました。この奥に長い参道があります。

JR鎌倉駅江ノ電口前の時計台も改修が
終っていました。

2023年9月10日日曜日

街道脇の「休み処」と瓢箪

 いつもの散歩コースになっている上大岡駅近くの旧鎌倉街道沿いに小さな、手作り風の「休み処」があります。毎年この時期には、棚に多くの瓢箪とヘチマがなり今頃が見頃なのですが、今年は不規則な天候と強い日照りもあり、とくにヘチマが変調で不作のようです。
この日には、この場所をご好意で開放しいつもきれいに手入れされている年配の女性に珍しくお会いできましたが、今頃咲くヘチマの花は実は付けないのだそうです。


棚の瓢箪は只今成長中です。
ヘチマの花ですが、今頃咲く花は実を
つけないとか。

ここでよく休ませてもらいます。


休み処全景。写真右下には街道の道標となる、
小さなお地蔵さんがあります。

横須賀しょうぶ園

 6/13午後には梅雨晴間をみて横須賀しょうぶ園を訪ねました。今年は6/10前後がピークと地元誌では報じられていました。 JR横須賀線衣笠駅からバスで15分程行った里山にあります。 ここは、藤と花菖蒲では地元で評判の、横須賀市の植物園です。丁寧に手入れされ、よく管理されて年々よく...