12/7には、水道橋駅前にある宝生能楽堂で聡雲会謡曲大会を鑑賞してきました。ある先輩はここ20年程謡曲にうちこまれ、いまは奥伝を修得され地元で教えておられます。私も案内をいただく都度ここに通って、演じられる能、仕舞、舞囃子、素謡などを通して上達される様を拝観してきました。
今回は、「姥捨(をばすて)」を独吟(後ろの(後付け)の地唄がありません)で謡われました。曲のグレードによって素襖(すおう)、長裃、半裃、紋付袴を使い分けるそうで、「姥捨」のような老女ものなどでは半裃をつけるとのこと。この曲は、全謡曲中最も重い謡曲として扱われていそうです。
また、仕舞では槍を使われるものもあり、色々と変化があります。
私は小さい頃から父親が謡うのを日常聞いてきたこともあり、謡曲には、その素材の選び方や描く情景に、日本人が大事にしてきた心象を感じます。
この日は、6,500歩コースでした。寒くなると、歩数が減り、血圧が上がります。
2024年12月12日木曜日
聡雲会謡曲大会
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