12/30に、最寄りの上大岡駅近くにある古い魚屋で「セイコガニ」(勢子蟹または背甲ガニ、セコガニともいうようです)を見かけました。この辺で見るのは珍しいカニで(神奈川では殆どがワタリガニです)、京都府産でした。セイコガニは、兵庫県の豊岡、但馬、城崎、京都府の丹後半島西側近辺で獲れる松葉ガニの雌ガニで、雄に比べると半分か1/3程と小型です。卵巣は格別の味で食べやすいので、舞鶴にいた頃には、この時期になるとおやつ代わりに茹で上げを二杯酢につけてムシャムシャと食べていました。当時、魚屋では木の箱単位で安く売っていたのを憶えています。先日、舞鶴に帰省した時にスーパーでみかけたセイコガニはもう少し小型でした。大き目を関東などには出荷しているのでしょうか。
北陸では、越前ガニの雌ガニは「香箱(こうばこ)」と呼ばれ、金沢ではちょっと豪華な、人気のおでんネタだそうですが、ほぼ同じです。
今年3月、舞鶴でのセイコガニの記事を下記にアップしていました。
舞鶴の今時の旬 ー背甲(せいこ)ガニとニギス(似鱚)
https://kinoken33.blogspot.com/2024/03/blog-post_42.html
2024年12月31日火曜日
セイコガニ
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