6/14には、地元町内会主催のふれあい食事会がありました。年に2回ほど町内会館で行われ、このところできるだけ参加することにしています。この日は、落語2題で、出演は、前座がおばば乃たぬきさん、トリがこの会では定番の桂歌助さんでした。歌助さんは、近くの笹下釜利谷街道沿いにお住まいの地元の落語家で、同じくこの近く(南区真金町)生まれの故桂歌丸師匠のお弟子さんとのこと。地域で市民向けの落語講座を開催されたり、最近5年間地元小学校のPTA会長をされた経験もおもちでそれを芸に取り入れるなど、地元の人気芸人さんです。
おばば乃たぬきさんは、60歳くらいの女性の落語家見習いのようで、「必需品の布袋」に扇子と手ぬぐい、そして「あんちょこ」を持参され、それを片手に熱演でした。話は、まだ鏡が珍しい頃とのことで、故人を偲ぶために置かれた仏壇の箱に鏡が入っており、参拝者それぞれに箱を覗いて自分の顔が写るのをみて、息子は亡き父親の若いころと対面できたと思い、女房は不倫相手と思い怒り出し、なだめに訪れた尼僧は不倫相手が仏門に入ったと思うという、滑稽話でした。また、歌助さんは、小学校での落語講座で使った小話を連発されて喝采を浴びていました。ただ、いくつかの病を治療中とのことで、参加者で快復を祈りました。
落語の後、昼食が出て会食となるのですが、いつも通り会館のすぐ裏にある障害者支援施設で作る季節感のある手作り弁当でした。
ここで、一句、
梅雨晴れの町の落語や苦笑い
2023年2月20日に、ふれあい茶話会の模様を当ブログの記事として下記にアップしていました。
0 件のコメント:
コメントを投稿