三浦半島の真中の山岳地の中に衣笠山公園があります。この地域での桜見物では定番となっているところで、3/23にここを訪ねました。ここでは、明治40年(1907年)、日露戦争での戦死者を慰霊するために記念碑を建て桜を植え始めたそうで、今では約2000本にもなるとのこと。因みに、横須賀市では、海軍の関係もあるのでしょうか、このように慰霊碑と周辺に桜や梅を植えた公園を多く見かけます。
昭和50年(1975年)から長くすぐ近く(南側)の武山(たけやま)で仕事をしていましたので、花見の時期には毎年ここに同僚と大きなシートを持ち込んで車座になり暗くなるまで賑やかな花見の宴でした。その頃にはまだ十分な照明がなかったようです。
しかし、ここ40年は訪れる機会がなく、足腰が元気なうちにもう一度と、久々に訪れた次第です。広々とした山腹に広がる桜林(ここでも若木による世代交代が進行中でした)や途中の急な坂道は変わりませんが、展望台や通路の完備、近くの三浦半島で最も高い大楠山(おおぐすやま)に通じるハイキングルートの開設、など、随分と綺麗になり整備されていました。
桜は咲き始めたばかりで、早速一番桜を撮ってきました。後にネットで知りましたが、この日が丁度開花日だったそうです。1週間後には花見盛りでしょうか。ただ、残念ながら、「さくら祭り」は前年に続きコロナ禍で中止だそうです。まん延防止措置も終了し、このようなイベント中止もこれ限りにしたいところです。
この日は、12,300歩コースでした。
2022年3月23日水曜日
衣笠山公園の一番桜
山頂の慰霊碑
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