2022年7月16日土曜日

ハスの葉シャワーと象鼻杯

7/16には、大船で スケッチのレッスンのあとに、大船フラワーセンターに寄ってきました。
たまたま、ここが神奈川県農業試験場として開園60周年とのことで、広場ではイベントが企画されていましたが、生憎の雨で臨時休業状態でした。
今年のハスは、例年より開花が早いそうで、ピークをやや越している感じですが240株は健在で順番に開花しています。また、このところ賑わったバラ園、花菖蒲園、睡蓮池では開花を終え、バラでは多くの種類が実をつけていました。
イベント用でしょうか、入口に「ハスの葉シャワー」が展示されていました。切り取ったハスの茎には、根のレンコンに空気を届けるための通気口が大小多数通っています。ハスの茎に下から水圧をかけると(水道水です)、通気口が葉脈まで通じていて葉の先からシャワーのように水を噴射して、写真のようになります。初めて見ました。
10年程前に、鎌倉東端にある光明寺で「象鼻杯」(ぞうびはい)を経験したことがあります。ハスの葉の中心部に穴を開けて、修行僧が本堂の上から葉に酒を注ぐと通気口を通して下の茎からありがたくいただいて飲む、というもので、ハスの香りが伝わるということでした。そのとき、酒の銘柄がなんと「光明寺」となっていたのには苦笑いした記憶があります。飲むときに大きなハスの葉と茎を持ち上げたような格好になり、象が鼻を高く上げた姿に似ていることからの命名だそうです。うまい命名だと思いましたが、三国志の魏の国由来の飲み方とか。
その他、遊歩道では、冬には真っ赤に紅葉するサボテン「カランコエ」(デザートローズと呼ばれるそうです)も色づき始めていました。
この日は、9,400歩コースでした。





ハスの葉シャワー
葉の端の葉脈から水が噴射しています
カランコエ。色づいてきました

バラの実

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