岩波ホールからの帰りに、途中にある上野の不忍池に寄ってきました。ここは、都内でも蓮の名所で、規模も大きな蓮園になっていました。園内の説明によると、延宝5年(1677年)に出版された「江戸雀」という本に
涼しやと池の蓮を見かへりて 誰かは跡をしのばずの池
と出てくるので、この頃にはここに蓮が植栽されていたといえるそうです。当時も今も変わらない洒落を利かして歌で当時の様子が伝わってきます。開花の時期は丁度でしたが、訪ねたのが3時頃でその朝に開いた花がしぼむころでしたので、蕾の花を多く見かけました。蓮は、開花して数日は朝夕に開閉をくりかえし開花後4日くらいで、夕方にも閉じなくなるそうです。
この日は、岩波ホール行も含めて11,900歩コースでした。
ここ不忍池正面玄関だったとか
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