2023年4月19日水曜日

横浜港南の桜あれこれ

 今年の桜シーズンに地元港南地区の散歩で巡った3か所の様子を、少し時間がたってしまいましたが、アップしてみました。
はじめは、3/27に巡った地下鉄の隣の上永谷駅そばにある永谷天満宮で、地元の学問の神様である天神様です。
よく地元誌では「日本三躰 永谷天満宮」としてここの様々な年中神事が報道されます。
それは、以下のような言い伝えからだそうです。

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相模国永谷郷(現在の上永谷ほか)座の天満大自在天神の御祭神である菅原道真公は、第六十代醍醐天皇の昌泰二年(899年)、右大将に任ぜられた。道真公は更に、昌泰四年(901年)正月七日には従二位にも叙せられたが、その月二十五日に、筑紫の大宰府(福岡県)に員外帥(定員外の役人)として左遷されてしまった。
道真公は大宰府に着任した翌年、鏡に向かってご自身の姿を三躰の木像に彫刻した。そしてその内の一躰は五男の秀才淳茂に、一躰は筑紫大宰府安楽寺に、残る一躰は河内国(大阪府)土師村道明寺に安置されたのである。
さて、淳茂公は、はじめ播磨国(兵庫県)に配流となったが、後に関東に下向して永谷郷の下の坊に居館を構え、道真公自刻の御尊像を奉祀して朝夕崇拝したことが、「日本三躰永谷天満宮」のはじまりであると伝えられている。
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境内には道真公にまつわる牛の座像も鎮座します。裏山も保存され、梅、桜、紫陽花などがその季節には楽しめます。この日は、桜も丁度満開でした。

次は、最寄りの上大岡駅から歩いて15分程の台地にある「慰霊堂」を3/24に訪ねました。ここも地元では手近な桜のスポットで、正式には「神奈川県戦没者慰霊堂」といわれます。
ここは、昭和27年の対日講和条約の発効を機に、明治以降の戦争における戦没者、戦災死者を追悼するとともに、県民の平和愛好の象徴として建設され、戦没者及び戦災死者5万8千余名の名簿が納められているそうです。
広々とした前広場には、よく手入れされながらも、もともと山に生える木であったように伸び桜が伸びと育てられています。

三つ目は、この地域で一番高いといわれる円海山界隈を水源として桜木町を経て東京湾に注ぐ大岡川両岸の桜並木です。3/24に回ってきました。京急線沿いに弘明寺(ぐみょうじ)駅近くから日ノ出町駅近くまで続きます。この日は、途中の阪東橋駅から日ノ出町駅駅まで歩きました。ここも丁度見頃で、水面からの花見を楽しめる遊覧船も盛況のようでした。



永谷天満宮の本殿です。

永谷天満宮の裏山の桜も立派です。

神奈川県戦没者慰霊堂



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