帰省からの帰路、京都で途中下車し、京都国立博物館での親鸞展(生誕850年特別展「親鸞の生涯と名宝」)と博物館のすぐ隣にある三十三間堂を久々に訪ねました。
親鸞展は、浄土真宗10派の共同展で(これは珍しいことだそうです)、以下の7章に分けて丁寧な展示でした。
1. 親鸞を導くものー七人の高僧ー
2. 親鸞の生涯
3. 親鸞と門弟
4.親鸞と聖徳太子
5.親鸞のことば
6.浄土真宗の名宝ー障壁画・古筆ー
7.親鸞の伝えるものー名号ー
親鸞の肉筆や経典「教行信証」も見られ、遠い存在を身近に感じさせる工夫を随所に感じました。
また、三十三間堂は、もともと平安期に平清盛が建てた1001体の本尊を祀る観音堂ですが、観るたびに、700余年間、124体は創建時のままで、残り800余体は鎌倉期に再建されたとのこと。長い期間に亘る民衆の支持があってこそと思うばかりです。
今回の帰省で京都を通過するときには、新幹線と山陰線の乗り換え時間が許せば多くの場合、京都駅30番線と31番線のホーム入口にあるう讃岐どん店「さがの」に寄ることにしています。関東から関西への入口にきて、最初にここの薄口のちくわ天うどんで気分を郷土モードに切り替えてきたように思います。
京都駅30,31番線入口にある讃岐うどん店
「さがの」
「さがの」
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