4/24~26には 東北の桜ツアーに参加してきました。ただ、今年はここでも10日程開花、満開時期が早かったようで、最初4/24に訪ねた北上展勝地(岩手県北上市)でも染井吉野は葉桜で八重桜が満開でした。
ここは、45年ほど前の夏に近くの横川目(最寄駅のJR東北本線北上駅から秋田に向かう横手線で4つ目の横川目駅から3Kmほどのところです)に住む義父に連れられてここ「展勝地」を見物したことがありました。和賀川が北上川に合流するダイナミックな景色が見られるところです。ここ20年ほど前から、関東でも桜の名所としてよく耳にするようになり、この時期に訪ねてみたいと思っていました。
訪問して由緒を知りあらためて納得するとともに、川の流れと桜並木のよい組み合わせと4Kmに亘る規模の大きさを感じました。
案内によると、ここは、100年前に以下のように後の黒沢尻町長(いまの北上市)の発案だったそうです。
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展勝地の由来
「展勝地」は、大正9(1920)年、後の黒沢尻町長、沢藤幸治氏が設立した和賀展勝会によって計画されたことに始まり、翌10年に桜の植栽を行ない開園しました。 北上川の洪水の被害等に見舞われましたが90年近くの間、地域住民に支えられ現在のような桜の名所となっています。
展勝地は、日本の山桜には白と紅の二種類があり、その分布の接点が北上市であることから、「ここにあらゆる桜を集めた「桜の園」を造らん」と夢見た沢藤氏が町民に提案したのが発端でした。
北上川沿いの表千本には里桜の染井吉野、裏千本には紅山桜、奥千本には白山桜を植栽するという、当時としても壮大な計画でした。
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すぐそばの山手には、「みちのく民俗村」があり、近辺の古い民家が移設され里山風景が見られます。
この日は、13,300歩コースでした。
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