9/19には、ともに鎌倉の北西地域の扇ガ谷(注) にある海蔵寺と浄光明寺を訪ねました。地元では萩の寺といわれ、暑さの緩む合間をみて歩いてきました。
萩の咲き具合は同じ地域で近い距離にありながら違うもので、浄光明寺は赤い萩が満開でしたが、海蔵寺は1週間早いといった様子で、ばらつきがありました。
途中には、亀ヶ谷坂切通し(かめがやつさかきりどおし)と化粧坂切通し(けわいざかきりどおし)を通り、帰りには少々遠周りをして源氏山公園、銭洗弁財天にも久々にも足を伸ばしてきました。鎌倉のはこのような独特の読み方の地名が多々あります。京都もそうでした。その両切通しにあるお宅の庭先でも萩を見かけました。
ここで、一句、
萩散るや恩師の訃報回しをり
先日98歳で恩師が仙台で他界されました。
鎌倉で萩の寺というと、鶴ヶ丘八幡宮の傍の大町にある宝戒寺も欠かせません。近く巡りたいと思っています。
この日は、15,800歩コースでした。
因みに2024年10月2日に宝戒寺の萩を訪ねていました。下記の当ブログに記事をアップしています。
鎌倉 宝戒寺の萩ー再訪
ここまで浄光明寺の紫の萩が見頃でした。
通しに回ると急な坂道を経て源氏山公園に出ま
す。源頼朝公像にも久しぶりにお目にかかり
ました。この像は富士山の方角を向いて建てら
れたとか。
右が本宮。カップルの多い場所です。
左奥が奥宮で銭洗神水池がありお金を清めます。
(注) 「扇ガ谷」について
鎌倉市の「扇ガ谷」は、「おうぎがやつ」と呼ばれます。
この地名は、かつて「亀ヶ谷(かめがやつ)」と呼ばれていた場所に由来し、室町時代に関東管領・上杉定正が「扇谷殿」と称されたことから「扇ガ谷」という名称が広まったとされています。
因みに、「谷(やつ)」という読み方は鎌倉の地形に由来する独特な呼び方で、谷戸(やと)地形の名残でもあります。(海蔵寺HPなどから引用・編集)
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