2025年9月24日水曜日

鎌倉の萩の寺巡りー秋の七草2

9/19には、ともに鎌倉の北西地域の扇ガ谷(注) にある海蔵寺と浄光明寺を訪ねました。地元では萩の寺といわれ、暑さの緩む合間をみて歩いてきました。
萩の咲き具合は同じ地域で近い距離にありながら違うもので、浄光明寺は赤い萩が満開でしたが、海蔵寺は1週間早いといった様子で、ばらつきがありました。
途中には、亀ヶ谷坂切通し(かめがやつさかきりどおし)と化粧坂切通し(けわいざかきりどおし)を通り、帰りには少々遠周りをして源氏山公園、銭洗弁財天にも久々にも足を伸ばしてきました。鎌倉のはこのような独特の読み方の地名が多々あります。京都もそうでした。その両切通しにあるお宅の庭先でも萩を見かけました。
ここで、一句、

萩散るや恩師の訃報回しをり

先日98歳で恩師が仙台で他界されました。
鎌倉で萩の寺というと、鶴ヶ丘八幡宮の傍の大町にある宝戒寺も欠かせません。近く巡りたいと思っています。
この日は、15,800歩コースでした。

因みに2024年10月2日に宝戒寺の萩を訪ねていました。下記の当ブログに記事をアップしています。

鎌倉 宝戒寺の萩ー再訪


海蔵寺山門。両側の萩が階段を挟んでいます。
まだ部分咲きでした。

海蔵寺山門前の萩です。






境内は芙蓉が満開です。

芙蓉と本堂

海蔵寺山門全景。臨済宗建長寺派のお寺です。

海蔵寺参道脇には部分的な紅葉も。海蔵寺は
水の寺でもあり参道横には水路があります。

海蔵寺総門

浄光明寺に向かう途中のお宅では
白い萩が満開でした。

扇ガ谷にある浄光明寺山門。左奥に本堂も
見えます。真言宗泉涌寺派のお寺です。

浄光明寺の境内では赤い萩が満開でした。



本堂前にて。


ここまで浄光明寺の紫の萩が見頃でした。

海蔵寺からの帰り道途中から右折して化粧坂切
通しに回ると急な坂道を経て
源氏山公園に出ま
す。源頼朝公像にも久しぶりにお目にかかり
ました。この像は富士山の方角を向いて建てら
れたとか。
亀ヶ谷坂切通しで見かけた白萩

右が本宮。カップルの多い場所です。
左奥が奥宮で銭洗神水池がありお金を清めます。



宇賀福神社(銭洗弁財天)入口。右手の
20m程の洞窟をくぐって本宮に向かいます。

(注) 「扇ガ谷」について
鎌倉市の「扇ガ谷」は、「おうぎがやつ」と呼ばれます。
この地名は、かつて「亀ヶ谷(かめがやつ)」と呼ばれていた場所に由来し、室町時代に関東管領・上杉定正が「扇谷殿」と称されたことから「扇ガ谷」という名称が広まったとされています。
因みに、「谷(やつ)」という読み方は鎌倉の地形に由来する独特な呼び方で、谷戸(やと)地形の名残でもあります。(海蔵寺HPなどから引用・編集)

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