9/18に大阪・関西万博を訪ねましたが、会場を歩いていて不思議に感じたのが、入場者の多くが、同じような会場案内マップを手にしていることでした。とくに団扇にそのマップを貼り付けています。
隣りを歩く人に聞いてみると、「これは手製で自分で貼り付けました。これで随分と助かっています。」、「娘家族の評判が良くて来るときに譲ってもらいました。使い勝手がいいですよ。」といった返事が返ってきます。会場スタッフに公式案内地図の販売場所を聞くと、東西ゲートの売店だけで売っている、と返ってきます。会場マップを含め会場内のチラシ類も少ないように思いました。ネットで調べてみると、よく使われているのが、いち参加者が作り始めた私製、非公式の地図で、市水道局の職員(水道施設のプラントレコードの仕事をされているとか)の「つじさん(@t_tsuji)」が実際に万博会場を何度も訪れ、現地の様子や動線をもとに改良を重ねてネットで公表している一枚の地図であることを知りました。改良を重ねているため公式地図よりも分かりやすい、と評判だそうです。累計印刷数は22万枚以上という驚異的な人気だとか。
・地図をうちわに印刷するアイデアもあり、暑さ対策と情報収集を両立できる
・自宅プリンターでもA4サイズで印刷しやすい設計
最新情報のチェックは以下からできます。
今の万博の人気、盛り上がりはSNSでのヒットも要因の一つだそうですが、大阪らしい親しみやすさ、ハードルの低さ、若いSNS世代の支持、を創り出しているように思いました。
英語版もあればと思いましたが、残念ながらまだのようです。次回の万博はサウジアラビアのリヤドだそうですが、是非引き継いでもらいたいひとつと思いました。
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