梅雨模様の中、わずかに晴れ間が覗いた5/18に、鎌倉では梅雨が似合う報国禅寺とそのすぐ奥にある華頂宮旧邸を久々に訪ねました。
報国禅寺は、鎌倉足利家(鎌倉公方4代)の菩提寺で、鎌倉時代末期の1334年に頼朝の家臣であった足利尊氏の祖父足利家時が先祖供養に開いたとされています。開山した仏乗禅師が詩歌を好んだことからこの地区(宅間というそうです)には歌人、文人が集まったとか。最近では、川端康成や林房雄がこの地区に住んだそうですからここならではの固有な魅力があるようです。
ここは、年を通じて湿気を感じる寺です。境内には、山門近くから冷やりとして苔が多くみられ、奥にはまだ若い孟宗竹の「竹の庭」があり、よく手入れされた竹林を楽しめます。この時期、季節の花も桜、石楠花、ヤマアジサイと続き、茶室もあり、若い人にはここと近くの浄妙寺を案内することにしているコースです。
華頂宮(かちょうのみや)旧邸は、明治期からの華頂宮侯爵家の住まいだったところで、げするのは昭和初期の建物だそうですが、当時の華族の雰囲気を残しています。そのためか、この時代のTVドラマのロケ地にもよくなるそうです。
この日は、10,800歩コースでした。
報国禅寺の「竹の庭」
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