先日には、極楽寺から江ノ電長谷駅への帰路、成就院と御霊神社(ごりょう)に寄りました。
成就院は鎌倉の全景が見える見晴台だったとか。今は、寺名からでしょうか、縁結びの寺になっていますが、かつては幕府の要衝だったようです。鎌倉では珍しく由比ヶ浜がよく見渡せます。左奥が鎌倉市街地です。知る範囲では、鎌倉で海が見える寺院は、ここと長谷寺、建長寺の奥山にある半僧坊くらいです。今年は海水浴場も再開されると報じられています。また、1番目の写真で参道の左手は紫陽花が植えられ、海を背景としたシーンは紫陽花のシーズンには見所のひとつにもなります。まだ少々早いようでが。?
御霊神社は、鎌倉時代前のこの地域の領主鎌倉権五郎を祭神とする小さな神社ですが、その後鎌倉時代の梶原景時のゆかりの場所でもあるようです(出陣前に弓を置いたと伝わる大きな木の㈱が保存されています)。ここは、江ノ電と境内が隣接する珍しい寺ですが、地元では鎌倉時代以前を偲ばせる寺として親しみをもって一目置かれています。電車と神社の組み合わせでよい撮影スポットでもありますが、鳥居の下に「境内は神域です。撮影禁止」と大きな看板が出ていることに今回気付きました。カメラファンは、日頃から寺社運営や見学者に迷惑をかけていることをあらためて妨げにならないよう撮影させてもらう気持ちが大切と感じました。確かに、見どころに長時間三脚を立てたり、通路を妨害するのは要注意です。昨今の傾向から、防衛策としてこういうケースは増えるように思います。
2022年5月27日金曜日
成就院と御霊神社
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