2024年7月27日土曜日

隣町でのリュウゼツランの開花

 7/27には、地元紙で、すぐ近くの上永谷でリュウゼツラン(龍舌蘭)が開花している、との情報を知り、朝に出かけてみました。30〜40年に一度しか咲かない大型のランだそうで、興味をそそられました。先日にはテレ朝でも紹介されていました。
地下鉄最寄の港南中央駅の隣駅上永谷駅から5分くらい歩いた環状2号線の中央分離帯に黄色い花が咲いていました。
なんとも不気味な程の生命力を思わせる開花で、高さ7〜8mの幹に槇(まき)のような枝ぶりで若葉か新芽か花かわからないような「花」が咲いています。咲き終わると枯れてしまうそうで、最後に多くの子孫を残す営みのようです。
見に来た人の話では、他の地域でも、同様のリュウゼツランの開花が見られるそうで、これもまた異常な高温化の影響によるのかもしれません。
この日は、6,800歩コースでした。

(参考1) 7/25 地元紙「タウンニュース」(港南区・栄区版)の記事です。
上永谷 リュウゼツランが開花 注目から1カ月半 | 港南区・栄区 | タウンニュース (townnews.co.jp)

(参考2 9/5 地元紙「タウンニュース」(港南区・栄区版)の記事です。

港南区上永谷 リュウゼツランに「別れ」 港南土木事務所が伐採 | 港南区・栄区 | タウンニュース (townnews.co.jp)

2024年7月26日金曜日

棉(わた)の木の異変と骨つぎ

 今年も自宅庭では棉の木を植えています。
因みに、一般に使う「綿」の字は実から採れる綿花の綿をさし、綿花をつける茎や葉は「棉」の字を使うそうです。俳句で使う歳時記から知りました。
今年も露地植えと鉢植えにわけて、昨年収獲した綿花から種子をとり10株ほどを植えました。その露地植えの株が高さ50㎝くらいになり今年も元気よく育っているなとみていたところ、7/23に、高さ20㎝のところで茎が折れていました。前日に風雨が強かったこともあり、ありうることでした。
といっても、そのまま枯らしてしまうのはもったいないので、折れた茎を補強して、水分の上の枝や葉への補給だけでもできるようにならないかと、7/24に添え木と紐でなんとか元の形を維持できるようにして様子をみることにしました。
幸い、7/25には折れた部分の上の葉が枯れることもなくこれまで通りに茂っていましたので、安心した次第です。植物の茎の骨つぎのようなものですが、このまま茎が負傷から立ち直り、去年のように一株で30程の綿花を付けるつけるくらいに育ってくれればよいがと思っています。
今年は、お隣さんの家庭菜園のキュウリの露地植えでも異変がみられ、花をつける前に黄色く枯れ始めたとかで落胆されていました。このところの異常気象の畑作植物への影響はいろいろと出てきそうです。


7/24に接ぎ木をしました。なんとか
折れた箇所の上への水の補給は機能して
いるようです。

中央の茎が折れたので、上は釣り上げて
固定し、下は添え木で固定する応急
手当をしました。

茎が折れるしばらく前の7/19 の
様子です。この時期は日に日に
成長し茎が太くなります。

この時期、鉢植えは水不足に要注意です。
やはり大きな鉢の方が保水力があります。

(追加1)7/30には綿花の花をつけていました。

(追加2)7/31には綿花の花が次々と開花し
始めました。受粉するとピンク色に変色し
しぼみ実を付けます。写真右端上の蕾は
明日にも開花すると思います。

(追加3)8/1には、背丈も伸び、枝ぶりも横に拡げ
先日の負傷がなかったかのように茎が太くしっかり
してきました。

(追加4)8/3白い花が受粉すると花弁が赤くなり
しぼんで散り、やがて実を付けます。

(追加5)8/9 棉の実をつけています。右端から
受粉翌日、受粉2~3日後、受粉5~6日後、の
順の開花後の状況です。その左の茎の
膨らみは、7/24の骨接ぎの跡です。

(追加6) 8/13の棉の木全景。背丈も
横への枝張りも生長中です。棉の花や実も
30個以上は付けています。

(追加7)9/8さらに生長し高さも添え木を
超し、横幅も道路にはみ出し、40個近くの
グリーンボールをつけています。昨年以上の
実りです。

綿花の実「グリーンボール」です。どんどん
開花・受粉後にボールになります。

(追加8)9/13にはグリーンボールが割れて
2つの綿花が出てきました。

(追加9)10/1には紅葉が始まりました。
毎日、綿花の収獲は続いています。

2024年7月25日木曜日

東京ビッグサイトでの一日

 7/24には、猛暑の中、東京ビッグサイトの「国際ドローン展」(7/24〜26)の日本ドローンコンソーシアム(JDC)ブースの立会当番の一員として、久々に一日滞在してきました。JDCの活動には、発足以来ここ12年程係わってきています。
国際ドローン展の出展社は40社程で、コロナ禍後、ほぼその前の展示の活気に戻っているように感じました。内10社は大学・高専ブース枠で、今年から次代応援のために設定されました。
産業用ドローンの分野では、飛行距離、飛行時間、飛行速度(垂直離着陸・水平飛行ドローン(VTOL機)により高速化しています)、自律飛行制御のレベル(これまでの小脳機能レベルに大脳機能をも加えたレベルに移ろうとしています)、ペイロード拡張(ペイロードはドローンが運べる重量をさします)、航空管制システム(既存の有人機の航空管制システムとの協調が問題になってきました)、適用分野の拡がり(空中のほかに水中、マンホールや水道管内など狭小領域、非GPS環境での閉域利用も伸びています)、安全基準をクリアする機体認証制度の開始、2025年12月からのパイロットの国家資格制度の開始、などで大きな変化が毎年続いています。
この日には、JDCが国際ドローン展をはじめてから10回目になることのセレモニもありました。河野大臣のスピーチを聴く初めての機会でした。

この日は、11,800歩コースでした。


インドからの出展もみられます。

大学発ベンチャでいまは東証グロース上場に
成長した国産ドローンメーカACSLのブース

2024年7月22日月曜日

三渓園の早朝観蓮会とミンミン蝉


 7/21には、三渓園の早朝観蓮会(7/20~8/12,7時開園)を朝散歩で回ってきました。
運営されているボランティアの方に聞くと、今年は、咲き方が一斉に咲く割合が低く、時期的に分散してばらばらに咲く傾向が強いそうです。また、高温が続いたためザリガニが多く繁殖し若芽を食べるために蓮の茎の背丈が例年より低い、と言われていました。こんなこともあり、8月下旬にはこの蓮池で子供向けのザリガニ釣りもしっかりと企画されているようです。
帰路には、たまたま、ミンミン蝉が私のズボンに止まりに来てくれました。こんなに近くでミンミン蝉を目の当たりにするのも久し振りです。恐らく、幼虫の殻(郷里の舞鶴ではこれを「のたくり」といいました)を割って這い出して成虫になったばかりで羽を整えていた新入りの蝉のように思われました。しばらくして、鳴き声をあげながら飛び立っていきました。これも、早朝散歩の余禄(三文の徳)でしょうか。
帰りには、関内の本町四丁目でバスを降りてすぐ近くにある、行きつけの仲通りギャラリーに立ち寄り、丁度この時期恒例の「プチパン展」(7/16-27)を観てきました。これも余禄その2です。
この日は、8,500歩コースでした。


葉陰でひっそりと咲いています。
カルガモの親子でしょうか。子供も大きく育ち
揃ってこちらに向かってきます。
開花2日目の花のようです。

帰路には、ミンミン蝉がズボンに停まり
ました。

開花3日目のようです。

言葉とおりの蓮シャワーを楽しんで
います。

開花後4日経つと花托を残し花弁は
散っていきます。

この睡蓮池には珍しく、アオサギが飛来して
いました。

花托の上面の穴の色から開花2日目の
ようです。

これからです。蕾から開花するときに、音が
するという説もありますが、実際には音は
出ず静かに咲くそうです。

お対面。こんなに近くで見るのも久し振りです。

開花一日目でしょうか。

蓮の花は4日間咲いて散りますが、その日ごとの
様子の紹介記事を、配布資料で見かけました。
よくわかります。


今年も、出展審査なしの小作品展「プチパン展」
がこの時期に行われている関内海沿いの仲通り
ギャラリー。お手頃の即売会で一点購入して
きました。このギャラリーの夏祭りのような
定例の企画だそうです。

2024年7月21日日曜日

コロナ前に戻った川崎大師風鈴市

7/20には、川崎大師平間寺境内で開催中の風鈴市(7/18〜24)に出かけました。
京急川崎駅から大師線で3駅目の川崎大師駅で降りて歩いて20分程のところにあります。この日は土曜日だったこともあり、また毎月20日は空海の命日に因む法要の日で信徒も集まる日だそうで、結構混んでいました。
今年も、全国から76の風鈴が一堂に集まり、二つの大きなテントに分けて展示されています。展示の形式も、コロナ禍中は寺の庫裡の屋内で行ったり、門前の商店で行ったりして、主催者側でも苦労されていましたが、今年はコロナ前に戻り平常通りに復活したようです。寺前では、住吉屋のくず餅が店先の喫茶店でもお土産でもよく売れているようでした。
参拝中に聞いたところでは、初詣でもここではこれまで300万人だったそうですが、今年は100万人程度で、この点ではまだ戻っていないようです。日本人の正月の生活習慣が変わってきたのでしょうか。
ここ4~5年通っていますが、今年の猛暑の中でも目から、耳から涼しさをもらいます。そんなこともあり、自宅でも年とともに様々な風鈴が増え、賑やかです。
この日は、9,800歩コースでした。

喜多方蒔絵風鈴(福島県)


博多風鈴
平間寺本堂中段にも全出展品が奉納されて
います。

金魚鉢模様の江戸風鈴





台風一過の上野 不忍池のハスと風鈴

 7/14には、次回撮影会の下見に来た折に、上野池之端の不忍池に立ち寄り、台風5号通過直後のハスを撮影してきました。台風の風で花の形はやや乱れていましたが、雨上がりのハスには雨粒が残り格別の味があります。 因みに、2022/07/26にも、こちらでハスの撮影をしていました。当ブロ...