2024年7月7日日曜日

大船での早朝観蓮会


 7/7には、大船フラワーセンターで始めての早朝観蓮会に行ってきました。7時から開園だそうですが、この日到着したのは8時前でした。こちらも、最近では、私の散歩で便利でお気に入りの第二のホームコースになりつつあります。
蓮は、早朝に咲き始め、昼頃には閉じ始めます。それを4日間繰り返し、最後に開いて次第に花弁は散っていきます。咲くときに音が出るという説も聞きますが、事実ではないそうです。
この日は、大賀ハス(古代ハス)ほか190種余りが咲き始めた直後の時期で、早朝だったこともあって丁度開花中の株も多く観られ、なかなか見応えがありました。蓮は、仏教でも取り入れられ極楽浄土では昔からの定番ですが、アジア人が長く感じてきた風格のようなものを、目の当たりするといつもながら感じます。
8時半からは、話上手な園長さん他による「早朝ハスガイド」の企画もあり、大賀ハスの種が2,000年後に開花した理由や苦労話、ひと株に二つの花を付ける珍しい双蓮花のこと、ハスの茎の小さなトゲが下向きに生える理由'(最近話題の牧野富太郎作の植物画による説明でした)、など、子供達と一緒に大人にもハスの勉強になります。ここで、沼津の本廣寺の住職から株を譲り受けて、本格的に蓮の栽培をはじめて4年目だそうです。
その前に、睡蓮の池もありこちらも盛りで楽しめました。珍しく、イトトンボと睡蓮のツーショットを撮影できました。先輩から譲り受けた200mmの望遠レンズのお陰です。
蓮園の隣には半夏生(はんげしょう)のエリアもあります。
この日は、8,400歩コースでした。


黄色い花托の上にあるメシベが蜂などにより
媒介された受粉すると次第に花托は緑になり
上端面の15~20個の穴の奥に種子ができて
果托に変わります。


半夏生。葉の全部が白く化粧したようで、
さながら「全夏生」でしょうか。

咲き始めたばかりのハスの花です。

「ハスの葉シャワー」だそうです。



手前は受粉した緑の花托です。種子をつけ
果托になります。

たまたまトンボと一緒に睡蓮を撮れました。








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