2025年2月2日日曜日

南九州の旅 その2ー桜島の島村熔岩展望所と黒酢の郷

1/29には、桜島の島村熔岩展望所と黒酢の郷 を訪ねました。
この日、初めて桜島を見ました。この日は山頂周辺が冠雪していました。珍しいそうです。次の日には溶けていましたので。残念ながら、山頂付近は雲に覆われ全景は見られませんでした。島村熔岩展望所では、大正噴火(1914年)時に桜島の東側が大隅半島と溶岩でつながり、昭和噴火(1946年)で噴出した溶岩がその上に重なり合うように堆積しています。まだ真っ黒でゴツゴツと盛り上がっており、粘度の高い熔岩が流れ込んのだ様子が生々しく残っていました。
桜島に渡る直前に、大隅半島の錦江湾沿いの福山にある桷志田(かくいだ;江戸時代の「隠し田(かくしだ)」が訛って「かくいだ」と呼ばれるようになったとか)地区の福山黒酢株式会社を訪ねました。ここ近辺が黒酢業者の集まる「黒酢の郷」とか。ここでは、玄米酢を3〜10年と長期熟成させて黒酢にするとのことで、3年以上の熟成期間を経ることでアミノ酸量が増え、コクや旨みが深まっていくそうです。昼食に黒酢料理をゆっくりと味わってきました。なかなかヘルシーです。
桜島フェリーで鹿児島市にわたるフェリー展望台で、鹿児島放送のカメラマンと記者が桜島を取材中でした。長年フェリーは24時間運行だったそうですが(噴火対策だったのでしょうか)、2月から夜間の便がなくなるため、とのことでした。


島村熔岩展望所。山頂が雲で隠れていました。
かすかに冠雪が見えます。

桜島を東側から見ています。



きびなご漁船。大隅半島と桜島を繋ぐ溶岩流の
つけ根から。ここはきびなごや太刀魚の
一大産地
とのこと。

南側の島村熔岩展望所から。

桷志田の黒酢の壺畑。2万本あるそうです。
軽く蓋をするのは、空気を入れて呼吸
させるためとのこと。

桜島フェリー。15分で薩摩半島側の
鹿児島港へ渡ります。

フェリーからの桜島。2月から24時間運転で
なくなるため、鹿児島放送の記者が船上で
なにやら取材中でした。

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