1/28~30には南九州のツアー旅行に出かけました。1/29早朝に大隅半島南端の志布志港(しぶし)にフェリーで上陸し、宮崎県日南市、鹿児島県鹿児島市桜島、指宿市、南九州市知覧町、霧島市を巡る小旅行です。この区域もこれまでに来る機会がなかったところです。ただ、今回は鹿児島市周辺を回り、鹿児島市内はまた別の機会にすることにしました。
飫肥(おび)城址は、戦国時代の九州平定期の島津氏との長い争いを経て、天正16年(1588)から明治初期まで280年間14代続いた伊東氏5万1千石の居城のあったところだそうです。伊東氏は伊豆の伊東に由来する家系だそうです。城郭については詳細の資料が残っておらず、相当する時代の他の城郭や屋敷の造りから再建されたとか。大名屋敷「松尾の丸」や大手門、藩校「振徳堂」、城下町の商家などが資料館として、酒谷川に三方を囲まれた広い地区ごと保存されています。江戸期を思わせる町並みが地元の方々の協力によってよく管理され残されています。本丸跡は、飫肥小学校として活用されているのも、地元の子供たちに母校の歴史を意識させる現実的な方法と思いました。
飫肥城大手門
0 件のコメント:
コメントを投稿