7/18には、猛暑の中、川崎大師平間寺境内での第30回風鈴市(7/17-21)に出掛けました。京急大師線の川崎大師駅から歩いて20分程歩きます。
コロナ禍で3密を避ける工夫がなされて様子が大きく変わりましたが、今回は、ほぼコロナ禍前に戻り、71種の種類・地域の賑やかな展示です。この日はほどよい風鈴風で涼風でした。この風鈴市は、単なる即売会にとどまらず、風鈴の音を通じて厄を祓い、心を清めるという祈りの意味が込められてるとか。このために、毎年本堂の縁先のも全出展品が奉納され、本堂前には木で組まれた風鈴の供え棚も置かれ、また、境内には、初詣での破魔矢や祇園祭での「厄除け粽(ちまき)」のように昨年の風鈴を持ち込み処分するコーナーも準備されます。寺から授かる神聖なもの、という意味合いも感じます。とまれ境内は伽藍と風鈴の独特のハーモニーです。
自宅の窓辺には、この時期参拝ごとに増えていろんなタイプの風鈴が並びます。個数が5個を超した頃から家族には余り評判が良くありません。と言いますのも、川崎の風鈴市に通う前にも岩手の親戚から法事などの度に大小の色んなタイプの南部風鈴を戴いていて、すでに5個ほどストックがありましたので、無理もありません。
ここで、一句、
空泳ぐ風鈴市の金魚かな
風鈴やささやく遠音通り風
この日は9,000歩コースでした。
振り返りますと、このブログでは、ブログを始めた2021年からこの時期に毎年訪問記事をアップしていました(この素材が私自身どうやら嫌いではなさそうです)。右上の「このブログを検索」窓ボタンに「風鈴市」と入力していただくと5つ程の記事が出ます。
因みに、コロナ禍が本格化した2021年8月19日の下記の記事が、今との開催模様の違いが大きいようです。
川崎大師平間寺風鈴市
有田風鈴
奉納風鈴。大本堂から大山門
江戸風鈴
大山門から大本堂。大提灯には
「魚がし」という文字が中央に
大きく書かれています。これは
「川崎大師魚がし講」によって奉納
されたとか。浅草寺の大提灯も
地元魚河岸との同じ由縁です。
竹千筋風鈴(静岡府)
大山門の四天王像
厄除だるま風鈴(川崎大師オリジナルだ
そうです)。祈祷済みの縁起物とのこと。
本堂前の風鈴供え棚
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