最近、私の住む地域では、「ひかりの実」という言葉をよく耳にします。
きっかけは、いつも通過する港南公会堂の前の広場に植えられた20本ほどの木に、11月初めころから、絵を描いた、いろんな色をした紙袋が30個程/本 つけられて、夜に淡い光を放つ光景を目にすることでした。通常よく見る街路樹のイルミネーションとは、手作り感があり、大粒で、輝度は低いことなどで、ちょっと違っていました。一見、小さな色・絵付きの提灯といったイメージです。
そのうち、市の広報や区のたよりなどで、光や映像による作品を幅広く展開する高橋匡太さんが考案したアート作品であると知りました。ここ10 年間で10 万人以上が制作に関わる参加型のプロジェクトとなり、学校の教科書にも、過去の活動が掲載されているそうです。LEDライトが実際に果実栽培で使われる果実袋に包まれる構造になっていて、果実袋には近くの小学生たちによる思い思いの笑顔の絵が描かれています。一本一本に、過日袋に笑顔の絵を描いて参加した学校名、キッズクラブ名が表示されています。
カラフルで、ソフトな感じが心地よく、小さな木のイルミネーションには合っているのかもしれません。関内の山下公園でも使われているそうです。
そこで、一句。
ひかりの実 笑顔点く灯や 冬の庭
とじか。港南公会堂前の「ひかりの実」。
約600個とか。

昼間の様子
約600個とか。
昼間の様子
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