10/31には、ちょっと足を伸ばして、旧山手68番館と横浜山手テニス発祥記念館を初めて巡ってきました。
旧山手68番館と横浜山手テニス発祥記念館は、山手公園にあります。ここは、いまもテニスコート6面を横浜市とテニスクラブ「横浜インターナショナルテニスコミュニティー(YITC)」が管理する広い公園です。市民は時間制で利用できます。
面白いことに、ここには4つの日本初の事柄があるそうです。現地で入手した情報誌「山手通信」20240920によると、
①山手公園は、日本最初の西洋式公園です。明治3年(1870)とのこと。そのきっかけが、生麦事件(文久2年(1862))で、国内移動に危険を感じた居留国から「公園」の場所の提供を要求され(当時日本には公共の憩いの場としての「公園」という考え方はなかったそうです)、急遽居留国によって造成されたそうです。生麦事件が薩英戦争以外にもこんなことに波及したとは。幕府としては、散策に多摩へ行こうとしていた居留英国人が薩摩藩士によって殺害されるという事件を解決するために、やむに已まれぬ割譲だったのではないでしょうか。
➁山手公園で明治9年に日本で初めてテニスが行われました。
③山手公園に明治12年に英国人がインドから種子を取り寄せて、国内で初めてヒマラヤスギを植え、今も現存します。
④山手公園奏楽堂で、明治2年に薩摩藩軍楽隊によって初めて「君が代」が演奏されました。
また、ここは山手地区では珍しく花見の名所で、桜の大木の桜トンネルを楽しめるスポットでもあります。
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