2/15には、新杉田駅ビルにあるいつもの魚屋 鈴木水産で、浜名湖の磯海苔(岩海苔)をみかけ仕入れました。
私にとってはこの時期恒例の買い物です。産地は三浦半島産が多いですが、今年は浜名湖産でした。新鮮な磯の香りを生で味わえる贅沢な季節です。
よく季節を海の産物で感じる派と山の産物で感じる派があるそうですが、私の場合には故郷の舞鶴が海沿いで、小さい頃にすぐ近くに魚屋があって毎日旬の魚を捌くところを見て育ったこともあり、海派から抜けられません。
そこで、一句、
朝東風や磯の香運ぶ浜名海苔
ポン酢かけ〆める岩海苔余寒かな
2026年2月17日火曜日
今春は浜名湖の磯海苔
2026年2月15日日曜日
上大岡のバレンタインコンサート
2/14には、最寄りの上大岡駅ビルにある港南区民文化センターひまわりの郷ホールでバレンタインコンサート「須川展也サクソフォン・リサイタル」が催され、じっくりと聴いてきました。
今回は、この日のリサイタルのために松浦真沙さん(会場に来られていました)が書き下ろされた初演の「Le Cinema」や2005年に長生 淳さんに作曲を委嘱された「天頂の恋」をはじめとしてクラシックを中心にディーズニー映画の間奏曲やバレンタインデーに相応しい曲まで10曲を、独奏、若手奏者と二人での協奏、ピアノも加えた協奏を交えながら、また所々に解説を入れながらの演奏で、飽きさせないなかなか力の入った、一方で親しみも持てた演奏会でした。東京芸大のサクソフォン専攻生のコミュニティの活動が背景にあるようでした。
また、もう一人の若手奏者の有村純親さんは、紙の譜面を使わず、譜面台にi-Padをおいて、足で足元のスィッチペダルを押してページをめくりながらの演奏で、これからの演奏形式を垣間見る思いがしました。
今回チケット販売が始まってすぐに予約したこともあり、この日は前から2列目の左中央の席で3人の演奏者とほぼ同じ目線で間近に聴くこともできました。そう大きな会場ではありませんがこの日は満席でした。久々にサクソフォンの音色を堪能し、余韻を楽しみながら喫茶店で一服し帰宅しました。近くで聴く演奏会は印象が強く長く残るように思います。
私は、尺八の音色に魅かれて かつては一時期習ったこともありましが、縦笛形の楽器には興味があります。邦楽では尺八の音色とすると、洋楽ではサクソフォンの音色を日頃から好んで聴いてきました。両者には、広い音域をカバーするために、尺八では5種類(注1)、サクソフォンでは主に4種類(注2)を使い分けること、演奏する曲目も尺八では虚無僧の吹く本曲、琴、三味線と合奏する古典から民謡、新曲、現代曲まで、サクソフォンでは、クラシックから現代曲、ジャズ、ポップスまで、ジャンルを超えて幅広い曲の演奏に使用されること、従って演奏法、表現法、音色も多彩であること、などが共通しています。また、音色についても、ともに低い筒音に楽器と人体が共鳴するような力強さと繊細さがあります。これは「遠音(とおね)がする」とも言われます。この日は、アルト・サクソフォンを主にソプラノ、テナー・サクソフォンを交えた演奏で、須川展也さんはアルト・サクソフォンが得意のようでした。
もともとクラシカル・サクソフォン奏者の須川展也さんは、2年前にもここで自身が率いるトルヴェール・クヮルテットの演奏会を催され、その時にも私も聴かせてもらいました。
この日は6,800歩コースでした。
(注1) 尺八の長さによる種類
一尺六寸管:民謡、現代曲、合奏用
一尺八寸管:標準的なサイズ、古典、 普化宗本曲
二尺管:民謡、詩吟の伴奏
二尺一寸管:現代曲、より深い響きを求める場合
二尺四寸管:長管(ちょうかん)と呼ばれ、低音が魅力
(注2) サクソフォンの種類
・ ソプラノ・サクソフォン:
高音域、まっすぐなものが多い、ジャズ(リード)、室内楽・クラシック、ポップスのソロ、明るく、鋭く、透明感のある音色が特徴
・アルト・サクソフォン:
中高音域、吹奏楽、室内楽・クラシック、ジャズ、 ポップス、音のバランスが良く一般的
・テナー・サクソフォン:
中低音域、ジャズ、ビッグバンド、ロック、ポップス、太く、渋く、力強い音が魅力
・ バリトン・サクソフォン:
低音域、吹奏楽の低音担当、 ビッグバンドのリズム支え、アンサンブルの土台。重厚で迫力ある低音が特徴
・そのほかの種類
ソプラニーノ(さらに高音)、 バス・サクソフォン(さらに低音)、 コントラバス・サクソフォン(さらに低音)があり、特殊編成や現代音楽で使用
2026年2月12日木曜日
地元で「杉田梅林」の面影を残す妙法寺
2/7には、近くで境内の梅が評判の日蓮宗妙法寺を訪ねました。
JR新杉田駅から線路沿いを南西に歩いて10分程のところにあります。
杉田界隈はかつては杉田梅林として浮世絵にも残る名所だったようですが今は住宅開発によって様変わりしました。しかし、梅林の中心だった妙法寺とその周辺にはその面影が残ると言われています。
その面影をと、梅の開花には少し早い時期で、しかもこの翌日から本格的な積雪が予想された前日で粉雪の舞う中でしたが、早咲きの梅を堪能できました。 雪と梅、これもまた一興です。途中の張り紙では、翌週末の2/14~15が杉田梅まつり、とのことでした。
この日は、11,500歩コースでした。
因みに、一昨年2024年2月の今頃、ここの杉田梅まつりを訪ね、当ブログに以下のような記事をアップしていました。
杉田梅まつり -古い杉田梅林と海鼠(なまこ)のこともー
境内の早咲きの白梅
本堂前にて
ジャンパーを着た暖かそうなお地蔵様
境内の高台には紅梅も。背景は30m程登った
牛頭山で海岸を見下ろす見晴台です。
本堂前の枝垂れ梅
妙法寺本堂
妙法寺山門と前景
妙法寺前の大木です。御神木でしょうか。樹種は
とされ、かながわの名木100選にも選ばれている
とのこと。
2026年2月11日水曜日
海沿いに咲く冬薔薇
2/1には中華街の春節燈火を訪ねた帰りに、少し足を伸ばして横浜港に臨む山下公園のバラ園に立ち寄り海辺の冬薔薇を観てきました。俳句をする中ではよく見かける冬の季語です。
手持ちの歳時記によると、以下のように記されています。これまで余り気にすることもなく通り過ぎていましたが、あらためて直に観るとまさにその通り「寒さに耐える姿が健気」な光景でした。
薔薇は四季咲きのものが多く、冬になってもしばらく咲き続ける。霜に遭って赤い花弁が黒ずんだりするのは哀れだが、寒さに耐える姿が健気である。温室栽培の切り花も冬薔薇として詠む。
そこで、一句、
冬薔薇上達願う筆洗
冬装備紅もかじかむ浜の風
産業用ドローンのイノベーションピッチ
2/10には、東京湾臨海地区で開催された「JDCイノベーションピッチ(注)」に参加してきました。ここ13年間かかわってきた日本ドローンコンソーシアム(JDC)主催の年一度の企画です。JR新橋駅でゆりかもめ線に乗り換えて東京テレポート駅から3分程の便利な場所で産総研臨海副都心センター別館の一室を借りての開催でした。参加者は60名ほどでした。
産業用ドローンの普及について、バッテリの高密度化、8時間超の滞空時間の長期化、空気より軽い超軽量素材、長距離ドローンエンジン、航空防除(農薬・肥料散布)、物流の普及策、ドローン用コネクタ開発、などが発表されました。
ピッチ後の懇親会では最高齢の参加者だったようで宴の中締めの役回りでした。最近こういうこともちょくちょくありそれぞれにそろそろそ引退を考える時期かと思っています。
この日は、少な目の6,200歩コースでした。
(注) ピッチ(pitch)について
ビジネスシーンで最近よく使われる「ピッチ」という言葉ですが、一言で言えば「相手を口説き落とし、短時間で行動(投資や契約)を促すためのプレゼン」を指します。
もともとは野球の「投げる(Pitch)」からきており、相手のミットに向けてアイデアをズバッと投げ込む、というニュアンスが含まれています。
ピッチの最大の特徴は、「短時間」で「相手にアクションを起こさせる」ことにあります。
・目的: 投資を受ける、契約を結ぶ、パートナーシップを得るなど。
・時間: 数十秒(エレベーターピッチ)から、長くても10分程度。
・内容: 「なぜ自分(自社)なのか」「どんな課題をどう解決するのか」「将来いくら稼げるのか」という、提案者の熱意とビジネスの可能性にフォーカスします。
(関連HPなどから引用・編集)
講演時間は10〜20分と速いペースで
進行します。会場フロアからは南東側には東京ゲートブリッジ
(恐竜橋)が遠くに望めます。羽田空港が近いため
橋の「高さ」を低く抑える必要があり、一方で大型船
が通るため、橋脚の間隔を広く高く空ける必要が
ありました。その結果、 橋脚上に高く伸びる支柱が
必要な吊り橋にできず、この「トラス構造」の橋脚に
なったそうです。今更ながら当時の設計陣の
苦労がうかがえます。

会場は産総研臨海副都心センター
別館12階でした。開催チラシから
2026年2月10日火曜日
神保町らくごカフェでの講談会
2/6には、神保町にある らくごカフェで「神田愛山・宝井琴調~冬の会」を聴いてきました。お二人は兄弟弟子だそうで、定期的に二人会をされています。この日の演目は、以下の4題でした。
①「阿武松緑ノ助」琴調
②「般若のお作(上)」愛山
(仲入り)
③「般若のお作(下)」愛山
④「夜もすがら検校」琴調
①は、阿武松緑之助(第六代横綱、おうのまつみどりのすけ)の立身出世譚です。伊勢の寒村で生まれた貧農の子 緑之助は大食漢で、十分に三食を食べるために相撲取りになることを決心し、江戸で身を立てます。苦労しながら徳を積み米を供出してもらうスポンサーを得て、横綱に昇進するという話でした。私財を投げ打って相撲界を助け、弟子を慈しみ、武士からも町人からも敬われたそうです。
②~③は、1年半会わなくても子供が生まれることの是非を題材にした浮気者の人情噺でした。
④江戸期後期、盲目で琵琶の名人の検校(けんぎょう)が請われて上京し好評を得た後に京都に帰る途中に同伴者が離脱し名もなき町人に助けられます。その後、京都の検校の居宅に町人が訪れ、品物でのお礼を断り琵琶を聴きたいという無欲さに検校も感心し、最後の演奏でお礼を町人に送るとして自分の琵琶を投げて壊します。心にはモノではなく心で返す、という余韻を残すよい噺でした。長谷川伸の原作だそうです。
また、会場の天井には落語家、講談師の座布団のカバーが貼り付けてあるのに気が付きました。
最後には珍しく琴調師匠と来客との写真タイムもあり、寄席とはまた違った和やかな場を後にしました。
この日は、5,600歩コースでした。
因みに、昨年2024年9月にもここを訪ね神田愛山独演会を聴いて、以下のような記事をアップしていました。
久々の神田愛山講談独演会
2026年2月7日土曜日
少々早目の池上梅園
2/2には、この時期の梅が評判の池上梅園を初めて訪ねました。東京都大田区の池上本門寺境内の東側に隣接する庭園です。最寄りの東急池上線池上駅から歩くと北に30分程かかります。距離的には北側の都営新宿線終点の西馬込駅からの方が近いようですがいずれも歩いて行くにはやや不便なところです。
梅園は立派なもので高低差を生かしよく手入れされた大田区立の庭園で、所有者親族からの寄付を受けて区の花である梅の植樹、改装を経て1978年に開園したとか。梅園には、現在約30種の370本(白梅150本、紅梅220本)の梅の木が植わっているそうです。園内には、戦前の日本画家伊東深水の邸宅・アトリエ・画塾跡や政治家、文化人と所縁のある茶室などが残されています。
時期的には、ここの梅まつりが2/7~14の予定ですので、3~5分咲きでやや早目の訪問でした。それはそれで早咲きの風情もあり写真には格好な状態です。
帰りには前のバス通りに出て川崎駅西口に向かうバスに乗り帰路につきました。
この日は、10,500歩コースでした。
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2026年2月5日木曜日
初孫の酒粕
2/5には、上大岡にある通いの酒屋「成田屋」さんで酒粕(板粕)1Kgを買い求めました。ここは店内に昔ながらの角打ちを残しいまも営業中の老舗店です。山形県酒田市にある酒蔵 東北銘醸の代表銘柄の清酒「初孫」を造った時の酒粕だそうです。今冬にはここで合わせて1.4Kgを買ったことになります。2/3は甘酒にして、1/3はそのまま焼いて夜な夜な食べます。店のお上さんの話では、別けて冷凍すると夏までもつそうです。
我が家では、親父の頃から続く冬の風物詩のひとつといったところです。
そこで、一句、
初孫の板粕焼く香春隣り
酒粕の完売を貼る冬帽子
因みに、2023年12月12日にも下記のような記事を当ブログにアップしていました。
甘酒の季節
2026年2月4日水曜日
横浜中華街の春節祭2026ー百節龍ー
2/1には、横浜中華街の春節祭を観てきました。中華街の目抜き通りの空中に舞う赤いランタンの龍の飾り「百節龍」、青森のねぶたのような干支や中国故事に因んだイルミネーションオブジェなどが並ぶので「春節燈火」とも言われます。
今年も中華街大通りと関帝廟通りを一巡してきました。週末でもあってか大変賑わっていました。
ここ何年かこの季節にはこのイベントを観てきましたが、今年は中華街地区内のランタンやイルミネーションの数や規模は抑えて周辺の市街地(横浜駅、戸塚駅、関内駅、みなとみらい地区(MM21)のランドマークタワービルなど)に小ぶりなイルミネーションを置いて、中華街に集客するように方針を変えているようにみえます。ここ数年の傾向のようです。また、中華街の店舗も新陳代謝が進んでいるようで老舗の聘珍楼や龍鳳酒家なども閉店して別の店に変わっていました。最近は中華料理店のほかに「占館」という占所の出店が多く若い女性には人気があるようです。
帰りには、華僑の間で信仰されている関帝廟と媽祖廟(まそびょう)にも寄りました。いつもながらの金色を多用した極彩色ですが、中国では、金色は、皇帝の色、天の権威、富・繁栄・成功、邪気を祓う力の象徴として重宝されていることに、いつもながら日本とは真逆で彼我の差を感じます。
この日は、8,800歩コースでした。
ここで、一句、
春節や百節龍とにらみ合い
因みに、3年前の2023年2月5日にもここを訪ね、当ブログに下記のような記事をアップしていました。同様に2022年から毎年訪れていて「春節」で当ブログ右上の検索窓から記事を検索できます。確かに写真になりやすいイベントです。
横浜港夜景と中華街春節
中華街大通りの百節龍1
山下町公園の天馬像。今年の干支です。
関帝廟中門のランタンをくぐって本殿へ
百節龍1を真下から
金蟾(きんせん:蟾はヒキガエルの意)。
金塊を背負って特殊詐欺撲滅を訴えて
います。ご時世です。私はいつもは「銭蛙」
といっています。(注1)
百節龍1の尻尾から
関帝廟の狛犬雄。小銭を
抱えています。
関帝廟通りの百節龍2山下町公園の東屋 會芳亭(かいほうてい)
と狛犬。かつてこの場所にあった劇場兼料亭
「會芳楼」という由緒ある施設の名前に因んで、
2000年の公園整備時に建てられたとのこと。
百節龍1の中景。緑の玉「龍珠
(りゅうじゅ)」(注2)を追っています。
1862年に建立された商人の守護神とのこと。
関帝廟門入口の中門。金色を多用した極彩色の
装飾は、 中国では権威・富・正義の象徴との
こと。簡素、質素を好む日本とは大違いです。脇道の市場通りの賑わいから
台湾系の華僑が主に崇拝する横浜媽祖廟
(まそびょう)本殿。2006年に建立された
海の守護女神だそうです。
媽祖廟入口の天門
中華料理店のレジなどでよくみかける金貨や金塊をくわえた蛙(ヒキガエル)の像。別名では、 多くは前脚が2本、後脚が1本の三本脚であることから「三脚蟾蜍(さんきゃくせんじょ)」ともいわれる。
金蟾は、富と財運をもたらす霊獣とされ、中国の以下のような道教伝説に由来する。
仙人に諭されて改心した妖怪の蛙が財宝を吐き出して人々に富を与える存在になり、その姿が「金貨をくわえた三本脚の蛙」として表現された。それから、金蟾は招財、商売繁盛、家運隆盛のシンボルとなる。
口に金貨をくわえている金蟾は財を招き入れるように頭を店の中に向けることが多い。(関連HPから引用・編集)
(注2) 龍珠(りゅうじゅ)について
横浜中華街の春節祭で、百節龍が追いかけている緑の玉は、如意宝珠(にょいほうじゅ)、龍珠(りゅうじゅ)、夜明珠(やめいじゅ:特に光り輝く玉を指す)と呼ばれ、日本ではまとめて「龍の宝珠(ほうじゅ)」と説明されることが多い。
この玉は縁起のいい象徴で、
・知恵・真理・悟り
龍は天と地をつなぐ霊獣で、宝珠は「宇宙の真理」や「最高の知恵」を表す。
・富・繁栄・幸運
商売繁盛、五穀豊穣、財運上昇の象徴。
・願いを叶える力
「如意」という名の通り、思いのままに願いが成就する力を持つとされる。
の意味をもつ。(関連HPから引用・編集)
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