2024年6月30日日曜日

真夏の訪れ

 6/27には、近くの大船フラワーセンターを久し振りに訪ねました。丁度、アガパンサス(ムラサキクンシラン)が、次の主役の向日葵を背景に最盛期で、その取り合わせ が真夏の訪れを感じさせます。帰路、近所の青地でも、今春にどなたかが植えられたばかりのアガパンサスの苗がしっかりと根付いて、青紫の涼しそうな花をつけているのを見かけました。
この日は、9,000歩コースでした。


7/5にはしっかりと
青紫に変色していました。

仲間での写真展



 6/28〜7/4には、富士フォトギャラリー銀座で、写真仲間での写真展を開いています。今年で9回目となります。6/30には、半日の在廊当番でした。懐かしい多くの方々にもお会いでき有難く思っています。
いつもながら、同じ素材でも、事前のレタッチもそうですが展示室の演出(室内背景色、個別の照明角、額の配置など)によっても、映え方が随分と違ってくると思います。
今回ほぼコロナを気にせず開催できることに、あらためて、このようなインフォーマルな活動もようやくコロナ前に戻ったなと感じます。
同じ会場の隣のギャラリーでは、4人によるハイレベルな写真展を開催中でして、同じ当番同士で貴重な情報交換をさせていただきました。写真の奥深さを感じます。また、当番終了後も近くの居酒屋で、観ていただいたかつての同僚と久々の歓談ができました。これらも、写真展の余禄でしょうか。
この日は、9,700歩コースでした。


今回出展の拙作「花舞台」です。

今回は19人24作品になりました。

禁漁直前の「めひかり」

6/29大船に出た折に、いつもとおり駅前商店街の鈴木水産に寄りました。この日には、福島産の10〜15cmサイズの「めひかり」が多く売られていました。水揚げが多かったのでしょう。結構新鮮そうでお手頃価格でしたので早速買い求めてきました。
「めひかり(目光)」は、正式和名は「アオメエソ」や「マルアオメエソ」だそうで、大きな目が青緑色に輝いていることからこのように呼ばれるとか。外見は地味な小型魚ですが、丸々と太って大きなワタも気にならない、ボリューム感がありなかなか食べがいのある魚です。本州中部太平洋沿岸(福島県〜宮崎県)から東シナ海の比較的深い海(200~400m)に生息する深海魚で底引網で収穫されるそうです。日本海側の舞鶴では見たことのなかった魚です。
白身の魚で、脂がのっていて、ふわっとした食感です。生のまま刺身にしたり、天ぷらや唐揚げなどの揚げ物にしたりすると美味です。揚げ物にすると頭から骨まで丸っぽ食べられます。この日も唐揚げにしていただきました。福島に冬に行った時には、寿司屋で目光のネタを初めて見て、脂ののりと新鮮な触感で、こんなうまい魚があるのかと感心した記憶があります。鮮度が落ちるのがはやいそうで地元で好まれる庶民の魚とのことでした。
めひかりは、1月〜2月に旬の時期だそうですが、店の方の話では、7月からは禁漁期間とする地域が多いらしく、これからしばらくは食べられない魚だとか。6月最終日近くに心していただ次第です。
この日は、8,000歩コースでした。

               これで1パックでした。

2024年6月26日水曜日

屋根瓦の隅角と雪止め

 この4月に取り壊した舞鶴の実家には、民家にしては珍しく屋根瓦に隅角(すみづの)がありました。
隅角が、母屋のすぐ奥にあった木造平屋の離れの屋根瓦に組み入れられていました。鬼瓦の先に角のように突き出た部分のことを言います。寺院などではよく見かけます。スケッチをするようになってからは、寺や城を描くことがあり、様々なタイプの隅角を描いてきました。離れは、昭和16年(1941年)に、前年の類焼により焼失した後に、祖父によって、自身の隠居部屋として、母屋と同時に建てられています。この頃には、隅角を組み入れる、こういう建て方もあったのでしょうか。
離れは母屋から庭越しにすぐ前に見えるところにあります。生まれてこの方、長く見てきながら隅角に注目することもなかったわけですが、解体直前の3月に家屋の細部の写真を撮った際に、あらためて気づいた次第です。
遅まきながら、せめてスケッチにして収めておきたいと考えていましたが、ようやく実現しました。
この地域では冬には50cm程の雪が積もることも多くありました。屋根瓦には部分的に雪止めという、雪が滑り落ちて人や植木に被害を及ぼさないための円弧のついた瓦も使われています。一般には、それでも足りずに、孟宗竹を屋根に横に載せて固定して雪止めにすることもありました。雪止めの瓦は針金で相互に横につながれ荷重を分散させるようですが、降雪時にはこの瓦の列に相当な負荷がかかります。以前には、母屋でも瓦の列が部分的に前後にずれて雪解け水で浸水したことがありました。また、屋根瓦のずれを抑えるために、瓦の下には赤土の壁土が敷かれていました。


屋根瓦の隅角。鬼瓦の下から突き出した
角のようなパーツをいいます。

離れの隅角と雪止め

2024年6月24日月曜日

イタリアオペラ「リゴレット」

 6/22には、最寄りの上大岡駅にある港南区民文化センターのひまわりの郷で、2008年に映画化された「リゴレット」を観てきました。大相撲をテレビで観ているようなもので、豪華な舞台装置はもちろんのこと、歌手の細やかな表情までよくわかり、字幕付きですから、重宝しています。このところ、このようなオペラ映画(「シネオペラ」というそうです)が、ここで上映される機会が増え、その都度、手軽に楽しませてもらっています。前回は同じヴェルディの「椿姫」でした。
簡単なあらすじは、以下の(注)の通りです。
私がオペラをみるときに興味をもつのは、作品が生まれた国で長年大切にされてきたオペラの筋書き、物語です。
リゴレットは、身勝手な領主の公爵、領主に仕える道化師とその娘に関わる人情ものです。どうも、背景には、かけられた呪いは悲劇に通じる、という考え方があるようです(これは日本でも同じですが)。
オペラには、日本の歌舞伎、能などによくある歴史・戦記ものや道徳・宗教ものはほとんどなく、恋愛ものが多いことを感じます。
これは、西欧の大陸諸国(オペラではイタリア、ドイツ、フランスが中心です)では、国民の民族構成が複雑で、隣国間の戦争を多く経験した国状から、国内でも利害や価値観が複雑に絡み合うため、誰もが共感できる恋愛ものが広く受け入れられたのではないかと、勝手に推測しています。また、ローマ教会や領主、王政など体制側の統制が強かったこともあったかもしれません。リゴレットでも当時の領主は当初上演を禁止したそうです。
それにしても、後半のクライマックスのシーンで繰り返し歌われる「女心の歌」を聴き、常々聴くことの多いこの曲の背景やモチーフをあらためて知ることになりました。

(注)「名盤(Musica Classica)」から
宮廷の道化師リゴレットには、愛する娘ジルダがいます。放蕩な領主のマントヴァ公爵は、ジルダをもてあそびます。
怒ったリゴレットはスパラフチーレ(殺し屋)に「公爵の殺害」を依頼します。
しかし、"公爵を愛する"ジルダは、公爵の身代わりとなって殺されます。
リゴレットが死にゆく娘を抱き、絶望の中で呪いを嘆き、オペラは終わります。
https://tsvocalschool.com/classic/rigoletto/


2024年6月21日金曜日

サボテンの花

先日6/17には、近所の道路脇でうちわサボテンの開花を見かけました。 昭和世代には、なにかと話題になった、この季節の花です。
また、散歩コースにあるご近所の庭先では、私には珍しい種類の紫陽花やユリ、そして青い実をつけはじめたブドウなど、を見かけました。それぞれに工夫してよく手入れされているのにいつもながら感心するばかりです。
そこで、一句、

サボテンの  花や懐かし  トゲもある

この日は、6,800歩コースでした。
関東地方では,、本日6/21が2週間遅れの梅雨入りです。
 

うちわサボテンの開花です。







2024年6月19日水曜日

ヤマモモの季節

6/19には、句会に本郷台へ出かける途中、梅雨入り前の気持ちの良い晴天の中、栄区の散策コースになっているいたち川沿いを本郷石橋から本郷台まで歩いてきました。 そこで、ヤマモモの実が落ちているのに気づき、見上げると丁度色づいている実を沢山つけていて、幾つかいただいてきました。大きな種子の周りの薄い果肉は甘酸っぱい懐かしい味です。子供の頃には、友人の庭で、口や手を真赤にしながら、ヤマモモの実で腹いっぱいになる程に夢中になって食べた記憶があります。
そこで、一句、
ヤマモモの 甘酸っぱさや いたち川
ヤマモモの  光る深紅が  転げ出る

長い望遠レンズを付けたカメラをもった方に出会い聞いてみると、いたち川のこの近くでは、カワセミも撮影できるそうです。カワセミは、川瀬の草むらの土の中や、コンクリート土手の小さな水はけ口の中に巣を造るそうです。
この日は、9,300歩コースでした。


ヤマモモも完熟です。


ヤマモモの木

2024年6月16日日曜日

正覚寺の紫陽花と花菖蒲

 6/13には、港北区にある天台宗の寺、正覚寺を訪ねました。市営地下鉄センター南駅から歩いて10分ほどのところにある小じんまりとした静かな寺です。本堂が改修中で仮本堂でお参りを済ませた後に中庭で紫陽花と花菖蒲の取り合せが評判の庭を観賞します。ここでは、参拝者は本堂でのお参りに誘導されます。もっともなことと思います。
この日は、紫陽花が丁度見頃でしたが、今年のここでの花菖蒲はいつものようではなく本数が少なく咲き具合も不調でした。このところの不規則な天候の影響もあるのでしょうか。植物も環境変化に精一杯合わせているように感じます。
この日は、8,000歩コースでした。




境内裏山の紫陽花畑です。

花菖蒲の咲き具合がいつもと違います。

境内でホタルブクロを見かけました。
そういうとホタルの季節です。


手水舎の水中花です。


天台宗長窪山正覚寺。

正覚寺山門

2024年6月15日土曜日

日本丸メモリアルパークでのスケッチ会から

 先日6/9に、通っていますペン彩スケッチ教室の大船、戸塚、港南台3教室合同でスケッチ会があり、桜木町の日本丸メモリアルパークで参加してきました。
そのときには、3時間の滞在で4枚の絵を描き、着色も終わりましたので、アップしてみます。ここに係留されている日本丸は東京海洋大学(元の東京商船大学)の先代の練習船で、引退してからここに展示されています。月に2回、全ての帆を張る総帆展帆が公開されています。

この散歩ブログもこの記事で400本になりました。はやいもので、はじめて3年(35か月)になります。


右奥は横浜市議会と市庁舎です。ロープ
ウェイの横浜エアキャビンも稼働中です。
手前は汽車道です。

2024年6月12日水曜日

横須賀しょうぶ園も見頃


 6/10には、このところ、この頃の散歩コースにしています横須賀しょうぶ園に出かけました。JR横須賀線終着駅の横須賀から一つ手前の衣笠駅からバスで10分程のところにあります。以前は、衣笠駅が通勤ルートだったこともありました。
花菖蒲は丁度見頃でした。係の庭師さんに聞くと、「花菖蒲は、早咲き、仲咲き、遅咲きの三種類を植えているが、今は仲咲きで、あと一週間くらいが一番いい頃ですかね」とのことでした。
一巡した後には、いつものように地元長坂にある関口牧場の濃厚なソフトクリームでクールダウンして帰路につきました。聞くと40~50頭の牛が飼育されているそうです。
帰りには、衣笠駅に戻り京急バスで横須賀中央に出て、しばらくぶりに街中を歩いてきました。すっかり様変わりし、かつての飲み屋街も再開発され高層ビルに変っています。
この日は、9,700歩コースでした。






2024年6月11日火曜日

今年も実山椒


今年も、この時期、 岩手産の実山椒をついつい衝動買いしてしまいました。
今回は、10分茹でて2時間程水にさらして煮詰めました。
しばらくは季節の味を愉しみたいところです。


良い梅雨時の色相です。

横須賀しょうぶ園

 6/13午後には梅雨晴間をみて横須賀しょうぶ園を訪ねました。今年は6/10前後がピークと地元誌では報じられていました。 JR横須賀線衣笠駅からバスで15分程行った里山にあります。 ここは、藤と花菖蒲では地元で評判の、横須賀市の植物園です。丁寧に手入れされ、よく管理されて年々よく...